E3 九州自動車道

作成 2018年10月8日

 九州自動車道(きゅうしゅう-じどうしゃどう)は、北九州市門司区を起点に、福岡県・佐賀県・熊本県・宮崎県を経て、鹿児島市に至る高速自動車国道。九州をタテに貫く大動脈である。

スペック情報

走行記録

下り行き(門司→鹿児島)


その1(門司IC~八幡IC)


その2(八幡IC~福岡IC)


その3(福岡IC~鳥栖JCT)


その4(鳥栖JCT~熊本IC)


その5(熊本IC~八代JCT)


その6(八代JCT~えびのJCT)


その7(えびのJCT~加治木JCT)


その8(加治木JCT~鹿児島IC)

上り行き(鹿児島→門司)


その1(鹿児島IC~加治木JCT)


その2(加治木JCT~えびのJCT)


その3(えびのJCT~八代IC)


その4(八代IC~熊本IC)


その5(熊本IC~鳥栖JCT)


その6(鳥栖JCT~福岡IC)


その7(福岡IC~八幡IC)


その8(八幡IC~門司IC)

インターチェンジめぐり

E3九州道あれこれ

なぜE3九州道は「九州島の真ん中」を走るのか?


E3九州道の基本計画線


1966年に策定された「国土開発幹線自動車道建設法」の考え

 1957年に策定された「国土開発縦貫自動車道建設法」では、起点・門司/終点・鹿児島を軸に、九州島の中央を通るような道筋を辿る構想となっていた。これは日本の高速道路は一本のみで整備し、そこから均等に東西に分かれることで経済成長を進めていく必要があるという目論見があったため。その後、基本計画の見直しや初期のルート構想では建設に難を要すことから、現在の国道3号に並行するルート(鹿児島本線・九州新幹線・肥薩線経由)となって建設が遂行された。

 1966年の国土開発幹線自動車道建設法では、前年に策定された議員立法の「九州横断自動車道建設法」などを統合し、同時に距離的に大幅に離れている(当時の設計で2時間以内にインターチェンジに到達できる範囲での高速道路網整備が必要という考えも後押しした)ことから、えびの市を軸に鹿児島市街・宮崎市街へ均等にアクセスが出来るように法解釈が見直され、その際に宮崎線としてE10宮崎道が追加されている。

殆ど福岡市内を通っている感がしない。

 九州にある3つの政令指定都市の中で、政令市にSA・PAが設置されていないのは福岡市だけ。そもそも、E3九州道は福岡市内を殆ど通過しない。計画当初は国道3号・鹿児島本線に沿うようなコースが検討されていたものの、板付空港(今の福岡空港)が原因で飛行機の離着陸に支障を来すという理由から、東側の糟屋ルートが採用されたのである。

時速120キロでの走行を担保している区間がある

 太宰府インターから久留米インターまでは、最初から時速120キロでの走行を担保した設計になっている。本来の設計速度に上げようとしないのは、福岡・佐賀県警の裁量が大きい。反対に、八代インターより南側は終始時速80キロ設計であり、特に姶良インターから鹿児島インターまでは、かなり急激なカーブが連発するなど、地域差が激しい。

八代~えびのの通行について

 道中にある肥後トンネル・加久藤トンネルは、いずれも6kmを超える長距離トンネルであるため、道路法の規定に基づき、危険物積載車両(火薬類・発火性を伴う物質・毒物・劇薬など)の通行は禁止・規制されている。E3A南九州道などへの迂回を。

E3九州道で立体交差する鉄道路線

参考文献:

接続する他の道路

高速道路レポート

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.