E3九州道 下り行き(鳥栖JCT~熊本IC)

訪問 2020年6月3日
作成 2020年6月14日

走行記録

鳥栖JCT~久留米IC(一日平均利用数:約71,000台)


鳥栖JCTを過ぎると、一転して周辺は筑後平野に覆われる。
西側には工業団地が集中し、東側には田園が広がる。


拝啓、E3九州道。鳥栖JCTを過ぎたら、次は筑後・熊本方面への長き旅路になりますね。


久留米IC 7km 広川IC 15km 熊本 76km


今は片側3車線で整備されているが、1970年代に開業した当初は暫定4車線での運用だった。


ここから福岡県
福岡県小郡市(おごおり-し)

途中で再び福岡県の領地へ。西鉄小郡駅付近の住宅街からは離れており、周辺は田園だらけである。


[E3九州道]  [1]門司ICから100キロ
県境の先で、起点の門司から100キロを突破したことを示す、記念カントリーサインが飾られている。


田園地帯を延々と走るが、見た目に反して緩やかなアップダウンが多く、繁忙期では煮詰まることも珍しく無い。


西鉄天神大牟田線(味坂~宮の陣)
JR線とは別に、福岡天神と大牟田の間を結ぶ西鉄電車も跨ぐ。西鉄は1回切り。


福岡県久留米市(くるめ-し)
人口30万人程度の商業都市。平成の大合併で真横に長く伸びた自治体になった。


宮の陣バスストップ
福岡天神・博多駅と久留米・熊本を結ぶ西鉄の高速バスがメインである。
近くに西鉄甘木線・学校前駅があり、一応は電車と乗り換えが可能。


久留米IC 2km


筑後川(橋長:390メートル) 久留米市内を縦断する巨大河川。


久留米IC・車線減少 800m
なぜか「1km」「500m」の標識が出てこない。


[10]久留米IC(片側3車線ここまで)
太宰府ICから続いてきた片側3車線はココで終わり。左側車線が消えてしまうので注意。


[10]久留米IC 久留米市中心街・うきは方面はコチラへ。
西日本高速道路九州支社・久留米高速道路事務所が立地している。

[10] 久留米IC

久留米IC~広川IC・SA(一日平均利用数:約64,000台)


久留米ICから先は片側2車線となる。この先の上り坂も含め、ココを軸に渋滞が起きやすい。


時速80キロ規制
本来は時速100キロ設計だが、青峰団地近くまでは急カーブが多いことを理由に、ワザと速度を規制している。


拝啓、E3九州道


登坂車線 坂の中間点で一時的に登坂車線が出現。南関ICまで片側3車線であって欲しい。


登坂車線 終り
登坂車線の距離は500m程度しかなく、気休め程度。
そのため、大型車は走行車線側に寄りがちである。


広川IC 5km 八女IC 10km 熊本 66km
広川SA利用後は、広川ICに出られません
奥手に見えるのは青峰団地。近所には陸上自衛隊・久留米駐屯地などもある。


時速80キロ規制ここまで
団地付近の急カーブを抜けると、時速80キロ縛りが解除。
ココから八代までは、設計速度の時速100キロ区間。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


広川IC・SA 2km 広川SA利用後は広川ICに出られません


広川IC・SA 1km この付近で国道3号と立体交差。


広川SA利用後は、広川ICに出られません


福岡県八女郡広川町(やめぐん-ひろかわまち)


広川IC・SA 500m


[10-1]広川IC・SA


左折・広川IC / 直進・広川SA
「出口はオレンジ・SAは青」のロードペイントを敷くことで、誤進入を回避する配慮をしている。


[10-1]広川IC(黄色ライン)
広川町の他、久留米市(上津地区・三潴・城島方面)はコチラへ。

広川SA(下り行き)

[10-1] 広川IC・SA

広川IC~八女IC(一日平均利用数:約59,000台)


広川BS
熊本方面へ向かう高速路線バスが停車する。この先で広川ICからの流入車両と合流。
上りと違い、下りはSAを利用すると次のICまで出られない。


拝啓、E3九州道


八女IC 3km みやま柳川IC 10km 熊本 62km
県南区間は、平成に入って増設インターが2ヶ所追加されたことから、1区間あたりの距離がやや短い。


福岡県八女市(やめ-し)


八女IC 2km


八女IC 1km


八女IC 500m


[11]八女IC・BS


[11]八女IC・BS
八女・筑後・大川方面はコチラへ。
隣接する八女BSは特急バスも停まる、事実上のバスターミナルと化している。

[11] 八女IC

八女IC~みやま柳川IC(一日平均利用数:約52,000台)


拝啓、E3九州道


福岡県筑後市(ちくご-し)
この辺は八女市と筑後市が複雑に入り組んでいる。


みやま柳川IC 6km 南関IC 15km 熊本 58km


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


矢部川(橋長:370メートル)
福岡県にある三大一級河川の一つ。矢部川を渡ると南筑後の領地へ。


福岡県みやま市
3つの自治体(瀬高・山川・高田)が合併して発足した自治体。


瀬高BS 熊本方面へ向かう路線バスがたまに停車する。


みやま柳川IC 2km


みやま柳川IC 1km


みやま柳川IC 600m


山川PA 3km 玉名PA 18km


[11-1]みやま柳川IC


[11-1]みやま柳川IC 名前の通り、みやま市・柳川市方面はコチラへ。

[11-1] みやま柳川IC

みやま柳川IC~南関IC(一日平均利用数:約49,000台)


山川PA 2km みやま柳川ICの先から、肥後地域特有の丘陵地に入っていく。


山川PA 1km


南関IC 8km 菊水IC 19km 熊本 50km


山川PA 福岡県では最後となる休憩施設。

山川PA(下り行き)


旧・山川町の市街地のやや東側を通りながら、隣の南関を目指す。周辺がどんどん森林に覆われてくる。


ここで国道443号と立体交差。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


南関IC(大牟田・荒尾) 2km
大牟田・荒尾方面の最寄りを説明する補助標識が設置されている。


福岡県大牟田市(おおむた-し)
隅っこをかすめる程度で、大牟田市中心部は全く通らない。
南関ICと大牟田市街は、直線距離で10km程度離れている。


南関IC(大牟田・荒尾) 1km


ここから熊本県
熊本県玉名郡南関町(たまなぐん-なんかんまち)

県境なのか見分けが付かない写真の場所で、隣の熊本県南関町へ。


南関IC(大牟田・荒尾) 500m


[12]南関(大牟田・荒尾)IC


[12]南関IC
南関町の他、大牟田市・荒尾市・長洲町方面はこちらへ。

[12] 南関IC

南関IC~菊水IC(一日平均利用数:約43,000台)


拝啓、E3九州道


菊水IC 10km 植木IC 21km 熊本 38km


速度注意 右カーブ(R=600m)
菊水ICまではややキツめのヘアピン・アップダウンが連続する。


左手に小原地区の集落が見えてくる。みやまICが並走してきた国道443号とは、ココでお別れ。


速度注意 左カーブ(R=700m)


小原バスストップ


小原BS
南関町における唯一の高速バス停。熊本方面へ向かう各停バスが停車する傾向にあり。


小原BS以降は山の中を掻い潜るように作られている。どこを通ってるんだか、よく分からない。


玉名PA 3km 北熊本SA 22km


見通しの悪い急カーブが続く。福岡~熊本の最短経路であることから、総じて交通量は多め。


速度注意 右カーブ(R=700m)


玉名PA 2km


玉名PA 1.5km


玉名PA 熊本県側では最初となる休憩施設。

玉名PA(下り行き)


速度注意 左カーブ(R=600m)


熊本県玉名郡和水町(たまなぐん-なごみまち)
旧・菊水町と三加和町が合併して発足した自治体。


菊水IC 2km


菊水ICが迫ると、菊池川沿いの平野部がチラッと見えてくる。


菊水IC 1km


菊水IC 500m


菊池川(橋長:242メートル)
熊本県を代表する3つの巨大河川の一つ。上流には菊池渓谷がある。


[13]菊水IC


[13]菊水IC 和水町の他、玉名市・山鹿市・菊池市方面はコチラへ。

[13] 菊水IC

菊水IC~植木IC(一日平均利用数:約42,000台)


上り坂(最大傾斜3.0%) 速度注意
この先は今まで以上にアップダウンが連続するようになる。菊水ICの前後も、やや急な坂道。


拝啓、E3九州道


植木IC 9km 北熊本スマートIC 14km 熊本IC 23km 鹿児島 199km
熊本市街が近づくため、下段部の案内が終点の鹿児島までの距離に変化する。


もうすぐ熊本都市圏ということもあり、時間帯問わずに交通量は多め。


[E3九州道][1]門司ICから150km


熊本県山鹿市鹿央町(やまがし-かおうまち)
山鹿市に入るが、市街地ではなく合併前の旧・鹿央町を素通りするだけ。
山鹿方面は、手前の菊水ICを利用するか、この先の植木ICから。


登坂車線 鹿央BSの近くまでは、傾斜の大きい坂道に入る。


上り坂(最大傾斜4.0%) 速度注意
距離的に見れば2km近くもあるが、なぜか大型車は走行(下手すると追越)車線を使う。


登坂車線 終り この手前に鹿央BSがある


熊本市北区(くまもとし-きたく) ※政令指定都市・県庁所在地
合併で巨大化した旧・植木町の領地を通る。熊本市は2012年から政令指定都市に移行。


史跡・田原坂 植木ICから9km
北区植木町地区には、西南戦争の舞台となった「田原坂」があることで知られる。


植木IC 2km


植木IC(阿蘇・熊本市北部) 1km


植木IC(阿蘇・熊本市北部) 500m


[14]植木IC 上り坂(最大傾斜4.5%) 速度注意
菊水ICの時と同様、インターチェンジの手前は急傾斜な坂道になっている。


[14]植木IC
熊本市北区・菊池・山鹿方面はコチラへ。菊池経由で阿蘇方面への迂回も可能。

[14] 植木IC

植木IC~北熊本スマートIC・SA(一日平均利用数:約40,000台)


拝啓、E3九州道。植木~熊本は九州道で最初に開通した、記念すべき区間ですね。


北熊本スマートIC 3.3km 熊本IC 13km 益城熊本空港IC 18km 鹿児島 189km
植木~八代は、平成に入って増設インターなどが続々開業したため、1区間あたりの距離が短い。


北熊本SA 3.1km 託麻PA 15.5km
後述の通り、北熊本SAとスマートICは別の場所にあるため、距離標示にETC専用の案内がない。


北熊本スマートIC 2km 北熊本SA 2km
SA利用後はスマートインターへ出られません


ハイウェイラジオ北熊本
この先の鹿児島・宮崎方面の情報をキャッチしたい。


北熊本スマートIC 1km / 直進・熊本IC / 北熊本SA 1km
SA利用後はスマートインターへ出られません


北熊本スマートIC 500m / 北熊本SA 500m
SA利用後はスマートインターへ出られません


[14-1]北熊本スマートIC・北熊本SA入口


[14-1]北熊本スマートIC・北熊本SA入口 / 直進・熊本IC
SA利用後に北熊本スマートインターの利用はできません
北熊本SAを利用する場合も、ココから入場する。


以前はそのまま北熊本SAへ入場できたが、スマートICがその手前に出来たことで、専用の流入・流出路の建設が必要と判断された。構造的には前述の広川SA下りと似ている。


[14-1]北熊本スマートIC 熊本市北区(植木・北部地区)・合志方面はコチラへ。

[14-1] 北熊本スマートIC


この先 ランプ合流注意


以前はこの付近から、直接サービスエリアへ入場していた。その時の名残が薄らと残る。


北熊本SAのガソリンスタンドは、2020年現在では入口通路の途中(駐車場・売店の手前)に設けている。
老朽化や円滑な交通を実現するため、ガソリンスタンドの場所を出口通路沿いに移設する予定。


北熊本SA 九州道で一番古い、植木~熊本の開業と同時にオープンした休憩施設。

北熊本SA(下り行き)

北熊本スマートIC・SA~熊本IC(一日平均利用数:約40,000台)


北熊本SAの出口付近で何やら工事を行っていた。SAの巨大化工事だろうか?
ちなみに、中九州道・熊本西環の分岐点となる北熊本JCT(仮)も、この近くに出来る見通し。


Welcome!


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


ハイウェイラジオここまで
この先の交通情報は、道路交通情報パネルやスマートフォンの「アイハイウェイ」・Googleマップなどで。


熊本県合志市(こうし-し)
合志町・西合志町が合併して誕生した自治体。
ここから徐々にニュータウンが広がりはじめ、熊本都市圏の雰囲気が色濃くなる。


西合志バスストップ


西合志BS 旧・西合志町に設置されたバス停。桜町熊本BT・JR熊本駅へ向かう路線バスが主。


地形に沿って作られたためか、巨大なサグが連続する。


熊本県菊池郡菊陽町(きくちぐん-きくようまち)


熊本市東区(くまもとし-ひがしく)
合併前の旧・熊本市の領域であり、現在は東区の一部。


熊本IC 2km


武蔵ヶ丘バスストップ


武蔵ヶ丘BS 桜町熊本BT・JR熊本駅へ向かう路線バスが主。九州道本線からの乗車口は、ココが最後。


武蔵ヶ丘BSの先で、JR豊肥本線の高架下を潜る。近所に武蔵塚駅がある。


白川を渡るため、再び巨大なサグを通過する。


熊本IC 1km


白川(橋長:240メートル)


熊本IC 500m


託麻PA 3.5km 緑川PA 16km


[15]熊本IC
九州道における、事実上の折り返し地点。北九州・門司から続いてきた九州道も、後半戦に入る。


[15]熊本IC 熊本市中心街・熊本城・水前寺公園・阿蘇方面はコチラへ。

[15] 熊本IC

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