佐世保線

作成 2019年11月28日

 佐世保線(させぼせん)は、佐賀県杵島郡江北町を起点に、佐賀県武雄市・西松浦郡有田町を経て、長崎県佐世保市に至る鉄道路線。このうち、起点駅となる江北駅から武雄温泉駅までの区間は、西九州新幹線の当面活用区間となっており、リレー方式の特急車両で凌いでいる。

 1897年の開業当時は、現在の江北~早岐が九州鉄道長崎線とされており、1909年の国鉄移管の際に佐世保線に鞍替えさせられた。

スペック情報

佐世保線を走る列車

優等列車

普通列車

駅舎訪問

江北~武雄温泉(西九州新幹線当面活用区間)

武雄温泉~早岐・佐世保

佐世保線あれこれ

SUGOCAエリア拡大(福岡・佐賀・大分・熊本エリア)

 長崎本線の佐賀駅~江北駅を含め、佐世保線は当初、SUGOCAエリアの対象から外れており、長崎県北部(佐世保都市圏)と南部(長崎・諫早・大村)とで、長らく交通系ICカードの利用が分断されていた。西九州新幹線開業後の在来線利用促進を図るため、改札設備を長崎県と佐賀県の自腹で導入することが決まり、2024年10月3日の始発から、SUGOCAをはじめとした交通系ICカードの利用が開始された

 これに合わせ、早岐駅で接続する大村線も、隣のハウステンボス駅までSUGOCAエリアが拡大するものの、2024年10月地点ではハウステンボス駅と竹松駅との間はICカード乗車券での乗車は一切出来ない。但し、2025年度には両駅間も利用できるように、長崎県の自腹で改札設備を導入する方針。これにより、長崎エリアとして独立していたSUGOCAエリアは、福岡・佐賀・大分・熊本エリアに編入される見込み。

早岐―佐世保は「特急券いらず」

 早岐駅と佐世保駅の間は、特急券なしで両駅を連絡することが出来る。これは2018年のダイヤ見直しで、普通列車の本数が大幅に削減されたことに対する救済措置の観点から追加されたもの。早岐と佐世保の道中にある大塔・日宇の2駅には停まらないため、実質的には「快速」と同じ動きをする。

接続する他の路線

JR九州レポート

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