大村線
作成 2022年9月1日
大村線(おおむらせん)は、長崎県佐世保市にある早岐駅を起点に、大村市を経て、諫早市にある諫早駅に至る鉄道路線。長崎県の主要都市で、県北の佐世保と県南の諫早(長崎)との間を結ぶ重要路線として幅広く使われている。元々はこの路線が旧・長崎本線で、1934年に早岐駅~諫早駅の間を大村線として鞍替えしたもの。
大村線を走る列車
シーサイドライナーに使われるJR九州YC1系気動車
これとは別に、観光列車の「ななつ星in九州」「或る列車」が入線する。優等列車の783系は、特急ハウステンボス(みどり連結車両)が電車として運用されているためであり、ハウステンボス駅まで電化した上で乗り入れを実現している。それ以外は全線非電化であり、西九州新幹線開業に伴って長崎本線の一部区間(肥前浜~諫早~長崎)が非電化に降格したこともあり、長崎県内の在来線は佐世保線と大村線の一部を除き、全て気動車しか走らない。
駅一覧
大村線あれこれ
快速シーサイドライナーの停車駅(2022年9月ダイヤ改正時)
大村線と諫早以南の長崎本線で運行される快速列車。現在はYC1系だが、2021年6月末までは前代の気動車(キハ65形・キハ66形・キハ200系)が使われていた。快速と区間快速の2パターンがあるが、快速は大村線の大部分を飛ばす一方で、接続先の佐世保線全駅と、長崎本線(市布経由)の一部時間帯においては必要に応じて各駅停車する。区間快速の場合は長崎本線(市布経由)の大部分を飛ばす一方、新大村駅より北側の駅は全て停車する。
西九州新幹線開業後の在来線利用促進を図るため、改札設備を長崎県と佐賀県の自腹で導入することが決まり、2024年10月3日の始発から、SUGOCAをはじめとした交通系ICカードの利用エリアが拡大された。
これに合わせ、早岐駅で接続する大村線も、隣のハウステンボス駅までSUGOCAエリアが拡大するものの、2024年10月地点ではハウステンボス駅と竹松駅との間はICカード乗車券での乗車は一切出来ない。但し、2025年度には両駅間も利用できるように、長崎県の自腹で改札設備を導入する方針。これにより、長崎エリアとして独立していたSUGOCAエリアは、福岡・佐賀・大分・熊本エリアに編入される見込み。
接続する他の路線
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