長崎本線(市布・長与経由)・ 大村線 諫早駅

訪問 2020年11月22日
作成 2020年11月26日


長崎本線・大村線 諫早駅

 諫早(いさはや)駅は、長崎県諫早市永昌町に設置されている長崎本線・大村線の駅。大村線の終点駅だが、運行系統上は長崎本線(市布経由)・長崎駅まで乗り入れしており、長崎本線・大村線いずれも、一つの通過駅のような扱いを受ける。この駅を軸に長崎都市圏特有の通勤ダイヤに変わり、長崎本線(市布経由)の運行本数が増加する。

駅の情報

基本データ

      

諫早駅から東側は、SUGOCAの対象外

 長崎本線は諫早駅から、再び、SUGOCAなどの交通系ICカードが再び使えるようになるが、長崎エリアでは独立した存在になっているため、福岡・佐賀エリア(諫早駅~江北駅)との間を跨がって移動することは出来ない。大村線の場合は竹松駅まで利用可能。

駅スタンプ

駅名標

施設見学


東口。以前は古ぼけた木製の駅舎が立地していたが、西九州新幹線の誘致に伴って解体。
2020年11月現在では駅前の再整備工事が行われている。


複合商業施設は「iisa(イーサ)」になる予定だが、2020年11月現在では工事中。
フロア内も商業施設へ続くとみられる部分は、不自然な壁で覆われて入れない。


東口から入った場合、他社線への接続も兼ねて中二階を設けた、やや複雑な構造を採る。


東西自由通路。新幹線開業前なので、フロアレイアウトは暫定的な対応になっている。


旧駅舎時代にもあったミスタードーナツは、2020年11月現在では狭いスペースで仮営業していた。
「iisa」が正式オープンする2021年以降は、そちらに移動する可能性もある。


おみやげ・コンビニコーナー(2020年11月現在)
KIOSKという位置づけらしいが、あくまでも中身は銘品蔵の要素が入ったファミリーマート。


諫早市の観光案内所も、現段階では自由通路沿いを活用して運営中。


自動券売機は3基。うち、1基のみSUGOCA対応。
みどりの窓口は現段階では在来線のみの担当で、新幹線駅が開業した後は位置が変わる可能性あり。

改札内


在来線改札口だが、本来あるべき新幹線側の改札口がクローズドなため、見た目に反してかなり狭い。
よく見てみると、壁や天井のデザインが不自然にプッツンと途切れているのが分かる。


改札口を通ってスグに待合室。よく見ると新幹線側と思われる壁が、不自然に覆われている。
プロサッカーチームのV-ヴァーレン長崎の本拠地が諫早にあるため、応援コーナーとしても使用。


在来線改札内は完成しており、改札通って左が3・4番のりば、突き当たってトイレの奥が1・2番のりばへ通じる。


時刻表。長崎本線は快速シーサイドライナーが通るため、一見すると本数が多いように見える。
実際にはこの中に長与経由の気動車が含まれているため、市布経由の本数は若干減る。


以前は特急が停車していたため、ホームに自由席特急券売機が設置されていた。
新幹線開業でお役御免となり、撤去。


2番のりばから浦上・長崎方面を眺める。ホームは2つの島式で構成された4線で対応。


こちらは佐賀・大村・ハウステンボス方面。この先で長崎本線と大村線が分岐している。


1番のりばは隣接する他社線と隣り合わせになっているが、他社線はJRの改札口とは別の場所にある。


西九州新幹線開業前までは、特急列車が頻繁に入線していた。
その役割は新幹線にバトンタッチ。現在は気動車YC1系しか入ってこない。

駅の近所

iisa(イーサ)開業で変わるもの


諫早バスターミナル(2020年11月現在)
iisa誕生後は、そちらにバスターミナルが移動する。

 東口に隣接している諫早バスターミナルは、長崎県営バスと島鉄バスが共有して利用している。見た感じ、かなり古ぼけて老朽化が激しいが、コレも2021年3月までに開業が予定されている「iisa」の方に移転する見通し。訪問時はバスターミナル内で営業していた店舗の多くが、移転に伴う店舗の閉鎖・営業時間見直しなどを行っていた様子。

その他

 諫早市の中心駅ではあるものの、諫早市役所などの行政機関は、他社線経由で向える本諫早駅の方が近い。駅前はバスターミナルがある東口を中心に居酒屋・ビジネスホテルなどが集中している。

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