長崎本線(市布・長与経由)・ 大村線 諫早駅

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訪問 2024年12月29日
作成 2025年3月26日


長崎本線(市布・長与経由)・大村線 諫早駅(東口)


長崎本線(市布・長与経由)・大村線 諫早駅(西口)

 諫早(いさはや)駅は、長崎県諫早市永昌町に設置されている長崎本線・大村線の駅。大村線の終点駅だが、運行系統上は長崎本線(市布経由)・長崎駅まで乗り入れしており、長崎本線・大村線いずれも、一つの通過駅のような扱いを受ける。この駅を軸に長崎都市圏特有の通勤ダイヤに変わり、長崎本線(市布経由)の運行本数が増加する。

駅の情報

基本データ

         

入場券・乗車券


2024年12月29日訪問(MV50型感熱式端末発券)


2025年1月23日訪問(高見沢サイバネティックス製)

駅スタンプ

駅名標

施設見学

東西自由通路・在来線改札口


駅舎内を眺める。現在の建物は新幹線誘致に伴って2018年月に高架化された。
東口側はバスターミナルを併設しており、2022年5月から駅の近くにあった県営BTを当駅に移設している。


JR駅は二階に設けられているが、中二階が別枠で存在し、そこに島原鉄道の駅を設ける。
東口のみの構造で、新幹線のりばに近い西口は、自由通路がある二階と地上部の一階をそのまま結ぶ。


東口寄りから東西自由通路を眺める。「明るい未来へつなぐおもてなしゲート」というコンセプトのもとで設計された。
他の西九州新幹線併設駅と比較して、最もシンプルな新駅舎の姿をしている。


自由通路の南側は、諫早市の観光案内所と銘品蔵(ファミリーマート)がある。
写真には無いが、北側には小規模ながらミスタードーナツも構える。


銘品蔵の隣はスターバックスコーヒー。


自動券売機は2基で構成され、うち1基はICカードの取り扱いに対応している。


長崎本線全体では数少ないみどりの窓口を構えており、新幹線開業後も営業時間を若干見直す形で続投している。
みどりの窓口の隣に在来線改札口を設置。


在来線改札口と新幹線改札口は、改札窓口を挟んで直接乗り換えを可能としている。
現段階で直接的に在来線と新幹線が行き来できるのは、当駅と長崎駅のみ。


当駅はQRチケレスの対象駅だが、在来線だけの利用はできず、必ず、新幹線を介入する形でQR改札を行う。
在来線側にもQRチケレス改札機はあるものの、そこから新幹線に乗り継ぐことを考慮すれば、基本は新幹線改札口で処理を。


改札口を通過後、ドン付きとなって各方向ののりばへ通じる。


1番のりばから長崎方面を眺める。2面4線の相対式ホーム。


長崎方面を圧縮撮影でじっくりと眺める。ラッシュ時は1~3番のりばをフル稼働して、佐世保⇔長崎の列車を捌く。
よく見ると島原鉄道とも直通しており、国鉄時代は島原方面に向かう急行列車が当駅を仲介して乗り入れしていた。


こちらはハウステンボス・佐世保・肥前浜方面。
ラッシュ時を除き、佐世保方面は2~4番のりば、肥前浜方面は4番のりばで客扱いする。


駅の北側も分岐器が複雑に入り組む。


諫早駅に停車中のYC1系気動車。新幹線開業後は特急が走らないばかりか、非電化に降格してしまった。
開業前に前座として2020年3月のダイヤ改正でYC1系が投入され、2021年7月で完全に一本化された。

特急停車駅時代


新幹線開業前の自由通路を眺める。今とそれほど変わっていない。


みどりの窓口・近距離券売機も現在とさほど変わらない(券売機が1基多い程度)。


2020年11月訪問時は新幹線改札口が工事中だったため、通路が工事に干渉し、幅が狭くなっていた。


西口側から見た新幹線改札口工事中の自由通路。
この時から新幹線開業へ向け、期待の声と空気が漂っていた。


新幹線開業以前は特急列車が停まっていたため、全てのホームに自由席特急券を購入できる券売機を設置していた。
新幹線開業でお役御免となり、現在は全て撤去されている。


3番のりばから長崎方面を眺める。
この当時からも大村線へ乗り入れる気動車と、長崎本線を走る電車が入り混じっていたため、上空に架線が敷かれていた。


4番のりばに入線した特急列車(787系)。今となっては懐かしい思い出である。

駅の近所

 諫早市の中心駅ではあるものの、諫早市役所などの行政機関は、島原鉄道経由で向える本諫早駅の方が近い。駅前はバスターミナルがある東口を中心に居酒屋・ビジネスホテルなどが集中している。

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