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鉄道駅めぐり 松浦鉄道(西九州線)
作成 2025年6月9日

関連リンク:松浦鉄道株式会社(公式サイト)
松浦鉄道西九州線(まつうらてつどう-にしきゅうしゅうせん)は、佐賀県西松浦郡有田町にある有田駅を起点に、伊万里市・松浦市・平戸市などを経て、長崎県佐世保市にある佐世保駅に至る鉄道路線。旧・特定地方交通線であった国鉄松浦線を第3セクター方式に転換した路線で、陶磁器・石炭輸送を目的に作られた。
伊万里駅から終点の佐世保駅までは、ひたすら玄界灘沿いをなぞるように走るローカル線であり、平戸市にあるたびら平戸口駅は、一般的な鉄道方式による日本最西端の駅があることで知られる。
スペック情報
- 松浦鉄道会社が定める路線名:松浦鉄道西九州線
- 鉄道ラインカラー:濃い青
- 実延長距離:93.8km
- 起点:佐賀県西松浦郡有田町(有田駅)
- 終点:長崎県佐世保市(佐世保駅)
- 主な通過点:佐賀県伊万里市・長崎県(松浦市・平戸市・北松浦郡佐々町)
- 線路の幅:1,067mm(狭軌)
- 線路の種類:単線
- 電化方式:全線非電化
- 閉塞方式:特殊自動閉塞式
- 保安装置:ATS-SK
- 最高速度:時速85キロ
- 最初に開業した日:1898年8月7日
- 最後に開業した日:1945年3月1日
- 第3セクター転換日:1988年4月1日
- 利用可能な交通系ICカード:全線(車内精算方式)
駅舎訪問
有田―伊万里
伊万里―松浦・たびら平戸口
たびら平戸口―佐世保
松浦鉄道あれこれ
使用されている車両

MR600形気動車
- MR600形(現在の主力列車)
- MR500形
- MR400形
MR線は全線通じて非電化であるため、気動車が採用されている。現在の主力列車はMR600形気動車。開業当時から使用していた列車の老朽化対策から置き換えられたもの。
おねだん
- 初乗り200円・最大3,090円
- 1日乗車券・往復乗車券(たびら平戸口を軸とした往復に限定)・駅間回数券などのトクトクきっぷあり。
-
佐世保・県北地域の鉄道では、JRよりも一足お先にnimoca(交通系ICカード)に対応した。長崎スマートカードの設備更新にnimocaを導入したため。
ダイヤ

たびら平戸口駅に設置された時刻表。松浦~たびら平戸口を跨る区間が最も本数が少ない。
- 有田~伊万里:概ね1時間に1本。ラッシュ時は1時間2本程度まで増える。
- 伊万里~松浦:概ね1時間に1本。
- 松浦~たびら平戸口:概ね1~2時間に1本。
- たびら平戸口~佐々:概ね1~2時間に1本。ラッシュ時は1時間2本程度まで増加。
- 佐々~佐世保:概ね1時間に2本。ラッシュ時は1時間3本程度まで増加。朝の通勤時間帯に限り、快速列車が運行される。
人口が多く、地形的な事情で交通にハンデを背負わされる佐世保都市圏が最も本数が多く、毎時2本・状況次第では毎時3本・快速列車の設定ありと、地方ローカル線ながらも大量輸送を想定した過密ダイヤが組まれている。それ以外ではバラツキが激しく、駅によっては2時間近くも運行されない時間帯が存在する。
※この情報は2025年6月地点のものです。最新情報は松浦鉄道会社の公式サイトでご確認下さい。
接続する他の鉄道路線
- 佐世保線(JR九州)
起点の有田駅・終点の佐世保駅で接続する鉄道路線。単純に佐賀⇔佐世保を行き来する場合、JR線を使う方が圧倒的に早くて便利。
- 筑肥線(JR九州)
伊万里駅で接続する鉄道路線。佐賀県北部の主要地・唐津に向かうに便利だが、運行本数はたかがしれる。
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