香椎線(海の中道線)

 香椎線(かしいせん)は、福岡市東区の西戸崎駅から香椎駅・長者原駅を通り、福岡県糟屋郡宇美町の宇美駅に至る地方路線。西戸崎~香椎は序盤で海の中道海浜公園を通るため、「海の中道線」というJR九州が独自に定めた愛称がある。

 元々は現在の西日本鉄道(旧・博多湾鉄道汽船)が運営していた路線であり、糟屋炭田の石炭を西戸崎へ運ぶために作られた。そうした歴史的経緯から、起点・終点それぞれで他のJR線(前身の国鉄線)と全く接続しない、独立した路線となっている。

スペック情報

香椎線を走る列車

JR九州819系車両(DENCHA)


JR九州819系車両(DENCHA)

 2019年3月16日のダイヤ改正で、それまで香椎線を走っていた国鉄キハ40系・47系の全車両を交換し、非電化区間でも蓄電池で動く819系(通称「DENCHA」)に交換された。

(過去の列車)国鉄キハ47系気動車


国鉄キハ47系気動車「アクアライナー」

 819系全交換前まで走行していた車両。福岡都市圏でありながら、利用される車両は従来からの国鉄時代の気動車という、時代が止まったかのような印象を受けていた。一部の車両は、先頭部分に「アクアライナー」と呼ばれるカスタマイズを施したモノが走っていた。

駅舎訪問

[JD] 海の中道線(西戸崎―香椎)

[JD] 長者原・宇美方面(香椎―宇美)

信号場

接続する他の路線

JR九州レポート

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.