鹿児島本線・香椎線 香椎駅
訪問 2023年7月18日
作成 2023年7月27日
鹿児島本線・香椎線 香椎駅(西口)
鹿児島本線・香椎線 香椎駅(九州高校口)
香椎(かしい)駅は、福岡市東区香椎駅前1丁目に設置されている、鹿児島本線・香椎線の駅。
駅の情報
2021年5月19日訪問(窓口発券)
鹿児島本線の駅名標
香椎線の駅名標
施設見学
駅舎の西口を眺める。香椎宮を意識した鳥居がお出迎え。
現在の駅舎は1996年3月に建て替えられたもの。
それ以前は別の駅舎を移築したものが使われていたという。
駅ビルはJR九州グループが運営する商業施設(えきマチ1丁目香椎)となっている。
1F部分はJR九州系統のファミリーマートや飲食街、2F以降はファッション系が入居。
自動券売機は合計3基あり、うち1基は指定席券売機となっている。
指定席券売機があるものの、隣にはみどりの窓口を併設する。
無人駅だらけの香椎線にしてみれば唯一の有人駅で、定期券の購入が出来る貴重な駅。
西改札口は人の出入りが非常に激しく、2基はICカード専用改札機として機能する。
九州高校最寄りの九州高校口を眺める。
出入りが激しい西口と異なり、九州高校口は非常に疎ら。
同一構内で簡易式+磁気券対応の改札機が乱立するカオスな状態になっている。
簡易式カードリーダーに備え付けのきっぷ回収箱は、不正乗車防止を理由に塞がっている。
以前は九州高校口にも窓口が設けられていたが、後に西口に集約されて廃止。
九州高校口と西口の間を通り抜ける場合は、別途、入場券を購入する必要がある。
西改札口を出ると、真正面に1番のりばと繋がっている。
小倉方面の全列車が1番のりばから発着する。
2~5番のりば(博多・香椎線方面)は、改札を出て左手にある階段へ。
跨線橋の道中で2~5番のりば、及び、九州高校口へ繋がる階段と接続している。
博多・鳥栖方面は2番のりば、香椎線は3~5番のりばへ。
1番のりばの階段脇に、えきマチ1丁目の2Fフロアへ直通する改札口が設けられている。
但し、全てが交通系ICカード専用改札機であるため、九州高校口と当改札口との間は行き来できない。
鹿児島本線下りと香椎線の上下線が発着する2・3番のりば。
北寄りに限り、エスカレーターが設けられている。
2番のりばから、博多・鳥栖方面を眺める。3面5線の単式+島式ホーム。
鹿児島本線の真ん中は香椎駅を通過する特急列車向けのもの。
こちらは黒崎・小倉方面。この奥で西戸崎方面の香椎線と立体交差する。
3番のりばから、長者原・宇美方面を眺める。
鹿児島本線下りの場合、タイミング次第ではそのまま対面乗り換えが出来る。
3番のりばの端っこから、長者原・宇美方面を眺める。この奥でカーブしながら単線に逆戻り。
3番のりばから発車する列車のうち、データイム時の宇美行き列車は3番のりばを使う。
そのため、上下線どちらも同じホームに着くことから、乗車口付近にロードペイントを敷いて注意喚起を促している。
4番のりばは、西戸崎方面行き列車がデータイムを中心に使う。
5番のりばは通勤時に宇美方面へ向かう列車が中心で、普段はあまり使わない。
香椎線側のホームは乗降用に加えて、留置線がたくさん設けられている。
2019年3月のダイヤ改正で819系DENCHAに入れ替わったことから、上空に架線が設置された。
香椎線ではあるものの、当駅を軸にそれぞれの方向に向かうため、同一路線ながらも別線のように扱われる。
西戸崎⇔香椎⇔宇美の一本通し列車が無いため、どことなく分断されているように見える。
駅の近所
西口駅前のロータリー整備前の様子(2017年8月5日訪問時)
いわゆる「香椎」と呼ばれる地域の中心地にあり、駅前で接続する県道を軸に、小規模な居酒屋や金融機関・商店街が集中している。徒歩数分の距離に西鉄貝塚線・西鉄香椎駅があり、JR線・西鉄電車(地下鉄方面)の乗り換え駅としての役割もある。
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