ホーム>道路>高速道路>E76西瀬戸道(瀬戸内しまなみ海道)
E76 西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)
作成 2024年7月2日
西瀬戸自動車道(にしせと-じどうしゃどう)は、広島県尾道市と愛媛県今治市との間を、瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島を複数の橋梁で結ぶ、国道317号のバイパス道路(自動車専用道路)。愛称は「瀬戸内しまなみ海道」で、地図・観光・JB本四高速を含めた行政上の資料などでも、一般的には「しまなみ海道」と呼ばれている。
島民の生活確保が主たる理由だが、サイクリングロードを併設しており、週末や繁忙期を中心にツーリング客の利用が多い。さらに、芸予諸島の周遊旅行が行えるメリットを生かし、広島県東部・愛媛県における観光スポットとしての印象が強い路線でもある。
スペック情報
- 一般国道自動車専用道路名:国道317号西瀬戸自動車道
- 本州四国連絡高速道路(JB本四高速)が定める路線名:西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)
- 高速道路ナンバリング:E76
- 実延長距離:59.4km
- 起点:西瀬戸尾道IC(E76尾道福山道 / 国道2号松永道路・尾道バイパス)
- 終点:今治IC(国道196号今治バイパス)
- 設計規格:第1種第3級
- 設計速度:時速80キロ
- 車線数:完成4車線(暫定2車線)
- 最初に開通した日:1979年5月13日(大三島IC~伯方島IC / 大三島橋)
- 最後に開通した日:2006年4月29日(生口島北IC~生口島南IC)
E76しまなみ海道あれこれ
おねだん
- 原則として、ETCでの利用をお願いしている。
- これとは別に、路線に並行するしまなみサイクリング利用時にも、各橋梁ごとに通行料が課せられている(軽車両等利用時。歩行者は無料)。
-
他のJB本四高速が管理する有料道路と異なり、E76しまなみ海道は別の島の行き来に特化した生活道路という性質上、他のJB会社線と比較すれば2番目に通行料が高い路線となっている。
- E76しまなみ海道の道中には、国土交通省が管理する無料自専道が2箇所(生口島道路・大島道路)存在しており、JB本四高速による通行料の規定としては、有料区間と無料区間の境目で、各々通行料を打ち切る。なお、2つの無料自専道のみの利用は出来ない。
-
来島海峡大橋の道中にある馬島インターは島民専用のもので、緊急車両及び、JB本四高速に申請・許可を得た一部車両(島民及び、そこへ行き来する介護・福祉・医療サービス事業者)のみ利用可能。通行料は、馬島⇔今治北
or 大島南インター利用時に限り、最大35%相当の割引を適用する。
【参考文献】
- JB本四高速公式サイト
- 一般国道28号等に関する協定等の一部変更について(独立行政法人 高速道路保有・債務返済機構)
走行記録
下り行き(西瀬戸尾道→今治)
その1(西瀬戸尾道IC→大三島IC)
その2(大三島IC→今治IC)
上り行き(今治→西瀬戸尾道)
その1(今治IC→大三島IC)
その2(大三島IC→西瀬戸尾道IC)
インターチェンジ
接続する他の道路
- [E76] 尾道福山道(E2山陽道・松永道路・尾道バイパス接続)
起点の西瀬戸尾道インターで接続する自動車専用道路。E2山陽道・福山西インターへの連絡路線であると同時に、福山と三原を結ぶ広域バイパスの役割を果たす。
- [E76] 今治小松自動車道(E11松山道接続)
終点の今治インターで接続予定の自動車専用道路。愛媛県を縦断するE11松山道へのアプローチとなる路線。
JB本四高速レポート相互リンク
高速道路レポート
このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.