E76しまなみ海道
上り行き(大三島IC~西瀬戸尾道IC)
訪問 2024年6月10日
作成 2025年6月24日
走行記録
瀬戸田PA 3km 大浜PA 21km
生口島南IC 5km 尾道 30km
因島南インターまでの距離はどこへいった?
拝啓、E76しまなみ海道。
大三島の陸地と多々羅大橋を結ぶアプローチ部の高架橋が500m以上続く。
高架橋の真下には道の駅があり、そこは展望台兼しまなみサイクリスト向けの多目的施設がある。
多々羅大橋(橋の長さ:1,480メートル)
愛媛県と広島県の県境に跨がる多々羅海峡を、約1.5kmの長距離斜張橋で渡る。
1999年5月に完成した、しまなみ4番目の橋梁で、日本全国の斜張橋ではコレが最も長い。
瀬戸田PA 2km
対面通行ここまで(追越車線の距離:約1,300メートル)
多々羅大橋の本体に入った所で、対面縛りが一時的に解除される。
計画当初は吊り橋案も出されたが、そうすると前後の山の斜面を大きく切り崩す必要があったため、この形に。
ここから広島県
多々羅海峡のほぼ中間点で、隣の広島県へ。
一応、よく見ると県境標識が申し訳程度に設置されている。
追越車線ここまで
多々羅大橋の本体を渡りきった所で、そのまま対面通行にフェードアウト。
斜張橋方式で作った結果、主塔が愛媛・広島それぞれで異なる場所に立地したため、バランス維持の対策工事を行っている。
(わたる)ちなみに……。歩行者用通路にあるバチを、主塔の前で叩いてみ?凄いことが起きるよ。
広島県
生口島に入る寸前に、多々羅大橋の歩行者・自転車通路用の料金所が設けられている。
生口島より広島県区間に突入し、E76しまなみ海道は折り返し。
生口島南IC 2km
瀬戸田PA
多々羅大橋から少し進んで、上り方向では2番目となる瀬戸田PAへ。
生口島南IC 800m
生口島(瀬戸田)へは生口島南でおりてください
やはり生口島も、島の両端にハーフインターの組み合わせで整備しているため、ココを逃すと次は因島まで向かってしまう。
生口島南IC 500m
[7]生口島南(いくちじま-みなみ)IC
[7]生口島南(いくちじま-みなみ)IC
旧・瀬戸田町及び、旧・因島市洲江地区はコチラで。
[7] 生口島南IC
ここから生口島道路(無料区間)
生口島南インターを過ぎると、大島道路の時同様の無料自専道に入る。
やはり生口島道路だけの利用は出来ない(E76しまなみ海道は区間料金制)。
追越車線 2km先
生口島区間は島の南側をなぞるように作られており、旧・瀬戸田町の一部と旧・因島市(洲江地区)を通過する。
車間距離確認区間(設計速度80キロ)
緊急車両入口あり
因島南IC 7km 向島IC 18km 尾道 25km
対面通行ここまで(追い越し車線の距離:約750メートル)
ココで一時的に追越車線が復活。
と言っても、距離は750m程度と著しく短く、交通量も相まって、追い越す車両はあまりいない。
車線減少 走行注意 左へ
ここから対面通行
瀬戸田バスストップ
瀬戸田バスストップ
旧・瀬戸田町に設置されたバス停。やはりココも島民の足として、高い頻度で高速バスが停まる。
瀬戸田トンネル(長さ:717メートル)
生口島道路最長トンネル
広島県側には無料区間に2つのトンネルが存在し、うち、瀬戸田トンネルは無料区間限定では最も距離がある。
トンネル出口まで下り坂が続く構造。
生口島そのものが巨大な山岳と海との距離が近すぎるため、必然的に急峻な地形になりがちである。
因島南IC 3km
瀬戸田トンネルを抜けると、芸予諸島では最も人口が多い因島が見えてくる。
因島南インター周辺は、合併前の旧・因島市中心部に近く、そこを中心に市街地が形成されている。
洲江トンネル(長さ:447メートル)
[6]生口島北IC(尾道方面の出入口のみ)
生口島道路(無料)ここまで
洲江トンネルを抜けるとスグに生口島北インターとなり、無料区間が終了する。
ココで退出は出来ないため、そのまま生口島橋へ。
生口橋(橋の長さ:790メートル)
因島南IC 1km 因島へは因島南でおりてください
1991年3月に完成した、E76しまなみ海道3番目の橋梁。
因島と生口島の間にはばかる生口水道を、斜張橋方式で結んでいる。
拝啓、E76しまなみ海道。生口橋、設計・建設の段階で一癖二癖ある難工事だったようで。
生口橋も最初から4車線化に対応した造りではあるが、当面は左側の車道をしまなみサイクリングに転換する形で対処。
4車線化後、しまなみサイクリングを別途建設する空きスペースは考慮されておらず、どのように対処するかは未定。
[5]因島南(いんのしま-みなみ)IC
[5]因島南(いんのしま-みなみ)IC
尾道市因島地区(旧・因島市)はコチラへ。
[5] 因島南IC
目的ICを通り過ぎたら 向島ICでお申し出を
向島IC 10km 尾道 17km
西瀬戸尾道インターまでの距離が抜けてるぞ。
西浦高架橋
ココで国道317号現道と立体交差。高架橋の前後区間は緩やかな上り坂となっている。
因島内の国道317号は行政機関が集中する土生地区には乗り入れず、島内を斜めに縦断する経路を辿る。
手前の生口島と同様、出っ張った地形だらけで平地といえる場所が少ない。
重井バスストップ
重井バスストップ
因島における事実上のバスターミナル。
E76しまなみ海道の道中にあるバス停は、最低でも1時間1本の割合で運行している。
大浜PA 3km
バス停を通過した先で、因島重井町地区の港町が見えてくる。
速度回復をお願いします
大浜PAまでは例の因島大橋の高さに合わせるため、緩やかな上り坂が断続する。
[4]因島北IC(尾道方面の出入口のみ)
因島のほぼ中間点で因島北インターを通過する。
空中から見るとフルインター化出来そうな構造をしているが、ハーフはハーフ。
向島IC 6km 尾道 13km 追越車線 2km先
西瀬戸尾道インターまでの距離が抜けてるぞ。
拝啓、E76しまなみ海道。
因島北を過ぎると、急激に交通量が増え出す。
しまなみ最大の都市・因島から本州へ向けて通勤・買物等をする客が多いため。
大浜PA 1km
大浜PAが近づくにつれ、因島大橋がチラッと顔を出す。
平日であっても結構な交通量。4車線化も現実味を帯びそうだ。
大浜PA
上り方向のE76しまなみ海道では最後の休憩施設。因島大橋を一望できる。
因島大橋で片側2車線に戻るため、追越車線復活を理由に、ココで上下線で一時的に車線が分離する。
追越車線に相当する部分は樹木を植えてた。
ここから追越車線(追越車線の距離:約2,000メートル)
程なくして追越車線が復活。橋を渡りきった先まで続いている。
因島大橋(橋の長さ:1,270メートル)
1983年12月に完成した、E76しまなみ海道2番目の巨大な吊り橋。
因島大橋の真下を巨大な船舶が行き来することから、吊り橋方式で開発された。
因島大橋は車道の部分に歩行者用の通路がなく、そのスグ真下にある専用のトラス構造内に自転車道を設けている。
「車道の真下にしまなみサイクリング整備」という構造は、E76しまなみ海道全体で見てもココだけ。
因島大橋の中間点を通過。反対側の向島に接近する。
因島大橋周辺は瀬戸内海の主要航路だったため、村上海賊の拠点が生まれたとされる。
車線減少 500m先
車線減少 100m先
向島に入るのと同時に追越車線が消滅。
急カーブ減速(R=320m)
向島の領地に入るや否や、スグに半径の小さいドキツいカーブに差し掛かる。速度注意。
向島IC・本線料金所 2km
車間距離確認区間(設計速度80キロ)
車間距離確認区間(設計速度80キロ)
向島IC・本線料金所 1km
向島インター寸前までは目に余るサグがあり、それが原因で速度低下が発生しやすい。
しかも本線料金所に近いこともあり、ピーク時は尚更渋滞が起きやすい環境を生み出している。
向島IC・本線料金所 500m
本線料金所 ETCカード挿入OK?
向島バスストップ
JB本四高速の管制基地そばに設けられたバス停。
向島市街からやや南に離れており、尾道市中心部へは船舶などで行き来するため、利用者は限定的とみられる。
この先料金所 速度落とせ
[3]向島IC・本線料金所
[3]向島(むかいしま)IC
尾道市向島地区はコチラから。
向島本線料金所の脇を通るように出口通路が延びている。そのため、ロードペイントで誤進入回避を呼びかける。
向島本線料金所
西瀬戸尾道インターには料金所が無いため、ここでE76しまなみ海道上り方向の通行料をまとめて支払う。
本州四国連絡高速道路(JB本四高速)・しまなみ尾道管理センターが併設されている。
[3] 向島IC・本線料金所
西瀬戸尾道IC 7km
岡山 82km 広島 97km
拝啓、E76しまなみ海道。もうまもなく同路線が終わるとなると、心寂しいです。
向島内は総じてサグが酷く、因島方面からの利用客も重なることから、速度低下の影響を受けやすい。
追越車線 2km先
第一江ノ奥高架橋
向東地区に通じる一般県道・立花池田線と立体交差。
向東バスストップ
向東仮出入口跡地(JB本四高速の管理用施設)
以前はココで国道317号現道と平面交差し、そのまま尾道大橋へと繋がっていた。
新尾道大橋開通後に仮出入口は廃止されたため、向島の市街地へダイレクトに行けなくなった。
県道と立体交差し、向東仮出入口そばを通過する。
ココから西瀬戸尾道インターまでは、国道317号現道と並走。
小高い丘を通過する過程で、現道とは何度かオーバークロス。
新尾道大橋(橋の長さ:550メートル)
上り方向における、E76しまなみ海道最後の橋梁で、尾道水道を尾道大橋と共に渡る。
真下で国道2号・JR山陽本線と立体交差し、近くに尾道の街並みが形成されている。
対面通行ここまで
新尾道大橋に入った所で、今治インターから続いてきた対面通行は完全に終了。
西瀬戸尾道インターまで、片側2車線区間が続いている。
西瀬戸尾道IC 2km
ここから本州
尾道大橋出入口付近の高架橋を通過後、左に急カーブ。
[2]尾道大橋出入口(福山・広島方面の出入口のみ)
尾道大橋を通る旧道・現道と合流するが、上り方向の場合はそのまま通過するしか手立てがない。
尾道大橋と西瀬戸尾道インターの間は、取り決めで通行料を取らないことになっている。
西瀬戸尾道IC 1km
西瀬戸尾道インターは実質的なジャンクションであり、左折で尾道市街・右折で福山方面に繋がる構造を採る。
拝啓、E76しまなみ海道。ありがとうございました! またいつか、お会いしましょう!
西瀬戸尾道IC 500m
松江・三次方面 右折 E54尾道道(E2山陽道経由)
E76しまなみ海道終点 速度落せ
[1]西瀬戸尾道IC E76しまなみ海道ここまで
国道2号バイパスと合流し、E76しまなみ海道の旅路は終了する。
左折すると尾道市街、直進するとE2山陽道・福山方面に向かう。
乗り換え:[E76] 尾道福山道(松永道路・E2山陽道接続)
尾道と福山を結ぶ国道2号バイパス。乗り継ぎでE2山陽道と繋がっている。
[1] 西瀬戸尾道IC
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