山口線
作成 2023年8月26日
山口(やまぐち)線は、山口市小郡の新山口駅を起点に、島根県鹿足郡津和野町を経て、島根県益田市の益田駅に至る鉄道路線。周防灘と日本海を結ぶ陰陽連絡鉄道の一つで、内陸部に面した湯田温泉・山口県の中央行政機関・津和野の街並みを通り抜けるローカル鉄道である。序盤の新山口駅から宮野駅までは山口市中心部へのアクセス用途から乗客数は多いものの、宮野駅以北は限られた人口のもと、1日3往復程度の特急と10本未満の普通列車が通る程度で、非常に閑散としている。
スペック情報
山口線を走る列車
JR西日本キハ187系気動車(特急「スーパーおき」号)
国鉄キハ40系気動車
全区間非電化であり、普通列車は国鉄時代の気動車・キハ40系が使われ続けている(JR西日本移行後に開発されたキハ120系は投入されていない)。優等列車は、新山口駅から益田・出雲市・松江・米子を経て鳥取駅へ向かう「スーパーおき」が1日3往復、観光列車扱いで津和野まで運行している「SLやまぐち」が土日祝日に1往復設定されている。特に後者のSLやまぐちは山口線を盛り上げる大人気の列車であることから、その時だけはやたらと賑わう。
山口線あれこれ
2023年4月1日からICOCAの利用が開始されたが、山口線で利用できるのは新山口駅・湯田温泉駅・山口駅の3駅のみで、新山口駅から湯田温泉駅までの道中にある無人駅、及び、山口駅以北では、ICOCAを含めた交通系ICカードの利用は一切できない(対応予定もない)。こうした利用範囲の制限から、山口線を含むICOCA定期券の発売は行っていない。
駅一覧
接続する他の路線
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