山口線 宮野駅
訪問 2024年5月5日
作成 2024年5月15日
山口線 宮野駅
宮野(みやの)駅は、山口市桜畠2丁目に設置されている、山口線の駅。当駅を境にダイヤが大幅に変わり、津和野・益田方面は普通列車が1日9往復にまで大幅に削減される。事実上、新山口駅から続いてきた山口都市圏ダイヤは、当駅が最後。
駅の情報
2024年5月5日訪問(UT70 / JR西日本テクシア製)
施設見学
駅舎を眺める。国鉄時代からの木造建築の建物が大切に使われ続けている。
駅舎前にある樹木・カイヅカイブキは、山口線延伸時に記念として植えられたもの。
駅舎内は無人化されており、待合室には過去の宮野駅やSLやまぐちの写真が貼られている。
また、寄贈で送られた文庫本なども展示され、一種の交流拠点として使われている。
駅事務室跡は多目的施設に転換。
訪問時は最新式の近距離券売機(UT70)が設置されていた。
山口市内における券売機は当駅までで、次は津和野駅まで全く登場しない。
当駅を境にダイヤが大幅に変わり、山口・新山口方面は、概ね1時間に1~2本の間隔で運行される。
一方、津和野・益田方面は1日9往復まで減らされ、益田駅直通列車は僅か1日3往復しかない。
駅舎とホームとの間は、構内踏切で行き来する。
ホームから津和野・益田方面を眺める。1面2線の相対式ホーム。
駅舎寄りの部分に線路が残されているあたり、昔は荷物・貨物も扱っていたとみられる。
こちらは山口・新山口方面。大抵の列車は当駅止まりで、同一ホームで折り返す。
当駅までは山口市街・都市圏の街並みが形成されていたが、ここから先は本格的に山間部へ突入。
山口線に並行して国道9号が近くを通るが、峠越えに関しては両者それぞれ異なる場所を経由する。
駅の近所
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