E78東九州道
上り行き(日南東郷IC~清武JCT)
訪問 2023年6月7日
作成 2023年12月2日
走行記録
[32]日南東郷(にちなん-とうごう)IC
ここから県南地域のE78東九州道がスタート。
本線に入る直前で日南市道と分岐。将来は立体交差する。
鹿児島県区間の無料区間と同様、ココも中央部にコンクリブロックが設置され、対面分離が強化されている。
時速80キロ規制
車間距離確認区間(設計速度100キロ)
本来は時速100キロまで飛ばせるように勘案されているが、当面は80キロ規制。
一山越えて、左手に拡幅スペースと、路線に並行する主要道・日南高岡線が見えてくる。
中間点で不自然な空き地が広がる。将来はココで上下線の拡幅スペースが入れ替わる。
日南北郷IC 4km 清武南IC 21km 延岡 123km
峠を越すと宮崎市内に入るため、県北最大の主要都市・延岡(市役所)までの距離に変化する。
北郷までは2度ほどの山越えがある。
日南北郷IC 2km
広瀬川2号橋
ヒビ割れや橋脚の沈下などの設計ミスが連発した「曰く付き」。
日南北郷IC 1km
追越車線ここから(追越車線の距離:約1,200メートル)
日南北郷インターの直前で、貴重な追越車線が一時的に復活する。
日南北郷IC 500m
[31]日南北郷(にちなん-きたごう)IC
[31]日南北郷(にちなん-きたごう)IC
北郷温泉・猪八重渓谷・鰐塚山地はコチラへ。
[31] 日南北郷IC
目の前に鰐塚山地が見えた所で、ここからしばらく上り坂。
非常に脆弱な地盤の影響で、清武南インターまでの工事に相当な時間が費やされた。
年見第2トンネル(長さ:207メートル)
清武南インターまではトンネルが連続する。
ボックスカルバートだが、コスト削減を理由に2車線分のみの幅員で対処。
清武南IC 16km 清武JCT 17km
[E10宮崎道] 宮崎 29km
延岡 118km
2023年に開通したにも関わらず、珍しく高速道路ナンバリングの表記が無い。
この先トンネル 4つ連続停止危険
年見第1トンネル(長さ:140メートル)
寺山第3トンネル(長さ:135メートル)
日南市側のトンネルは、一部を除いて先に完成したため、トンネル入口の壁面が汚れている。
トンネルが続くものの、途中で別の橋梁を跨ぐために少し距離が離れている。
寺山第2トンネル(長さ:157メートル)
寺山1号橋の景観から察するに、谷間は高架構造で対処。
寺山第1トンネル(長さ:135メートル)
二之河内橋
二之河内トンネル(長さ:192メートル)
猪八重2号橋
猪八重1号橋
猪八重トンネルの寸前まで、高架と切り通しによるダイナミックな上り坂構造が続く。
猪八重トンネル(長さ:4,858メートル)
E78(E10)東九州道最長トンネル
全長が4.9kmにも達する、E78(E10)東九州道最長の猪八重トンネルを通る。
トンネル出口までは緩めの上り坂が続く。
開通してまだ数ヶ月しか経っていなかったため、内部はとても綺麗だった。
入口からおおよそ2kmほど進んだ後は直線路。
片側1車線で仮運用されているため、どうしても低速車に巻き込まれやすい。
出口寸前で上り坂は終了。実質的な峠越えで、ココから先は下り坂。
山仮屋橋
この橋があるおかげで、猪八重TNの通行規制を回避できている。
山仮屋トンネル(長さ:441メートル)
隣の猪八重トンネルと限りなく近接しており、それまで含めると延長5kmを超す。
家一郷橋
椿山トンネル(長さ:1,098メートル)
猪八重トンネルを突破した後も、何度かやや長めのトンネルを越える。
宮崎都市圏と日南市は鰐塚山地に阻まれており、開通前は何をしても遠かった。
連続トンネルを越えた後は一時的に視界が良くなり、切り通しや高架構造で宮崎都市圏を目指す。
車間距離確認区間 200m先
地盤がモロいため、 法面の安定性を高めるグラウンドアンカー打ち込みを見受ける。
車間距離確認区間(設計速度100キロ)
E78東九州道・情報表示板(NEXCO西日本)
清武南インターまで、まだ5km近く離れているものの、早々と情報表示板を設置。
この先、清武南インターの寸前までトンネルが続くため、予防線を貼っている。
鏡洲川橋
地上との高低差がとんでもなく高いPCラーメン橋を通過。
大胆に高架橋+海抜の高い切り通しで切り抜けるの、実に国分~末吉財部の国分川原橋以来である。
大掛かりなPCラーメン橋との間は、山の斜面を切り通して対処。
カーブが滑らかなあたり、4車線後は時速100キロでの走行を十分に担保した造りをしている。
赤木橋
工事による伐採をした痕跡が残るが、いずれは樹木に覆われて元の姿に戻るだろう。
九平トンネル(長さ:410メートル) この先トンネル連続
芳ノ元トンネル(長さ:1,880メートル)
最も地盤が弱く、掘るたびに斜面崩落が起きていた「極め付け」案件。
他と異なり、当トンネルは所々に壁面に亀裂が入っている所があり、その都度補修された痕跡が目立つ。
今でも豊富な地下水を大量に含んでいるため、専用の水路を作って流し込んでいる様子。
清武南IC 2km
清武南IC 1.6km
丸目トンネル(長さ:1,117メートル)
このトンネルのみ、有料区間との接続を考慮して、NEXCO西日本がトンネル工事・発注を行っている。
清武南本線料金所 1km
清武南IC 500m
トンネルを抜けると同時に、一連の下り坂は終了。
近接して清武南インターと接続しているが、無料の終わりを告げる案内はさほど多くない。
[30-1]清武南IC 無料区間ここまで
料金所450m 速度落せ
直進すると有料道路に入るため、清武南インターで退出する車両は青ラインに沿うこと。
[30-1]清武南IC この先有料区間
宮崎市清武地区はコチラから。
[30-1] 清武南IC・本線料金所
清武南本線料金所 ようこそNEXCO西日本へ
清武南インターから先は、再び、有料道路。ココで通行手続きを行う。
情報標示板は2基。E10東九州道とE10宮崎道とで棲み分けしている。
[4-1]清武JCT
[4-1]清武JCT
E10宮崎道と接続する。宮崎市街・宮崎空港・熊本・鹿児島方面はコチラから。
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靴掛跨道橋 / ここから追越規制
宮崎方面へ向かう跨道橋の手前で、コンクリブロックによる対面分離が解除。
その地が実質的なNEXCO西日本と国土交通省の管理境になる。
上り方向のE10宮崎道と合流する。簡易分離に切り替わった後は、例のワイヤーロープが出現。
E10宮崎道本線の上空を跨ぐ。右手には下り方向に対する宮崎インター方面のランプが見える。
不自然に途切れた通路があり、将来的にはE10東九州道→都城方面の直通化が可能な造りをしている。
下り方向からのE10宮崎道と合流。
ここで高速道路ナンバリングの系統が「E10」となり、延岡へ向けて北上する。
乗り換え:[E10] 宮崎道(E3九州道・E98一ツ葉道路接続)
清武JCTの構造がやや複雑。最初の進路変更で「左折」を選ぶとE3九州道方面、「右折」を選ぶと空港方面へ向かう。
[4-1] 清武JCT
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