一ツ葉道路

作成　2020年1月22日

　一ツ葉(ひとつば)道路は、宮崎市の日向灘沿いを走る有料道路。建設の経緯から、北線と南線がそれぞれ独立して運用されており、北線はシーガイアを含めたリゾート地のような印象を持つ一方、南線はE10宮崎道との連絡を想定した設計になっている。北線・南線そろって、宮崎市中心部の外環状線としての役割がある。

スペック情報

事業名：一ツ葉有料道路（宮崎県道10号宮崎インター佐土原線）
道路管理者：宮崎県道路公社
高速道路ナンバリング：E98（南線のみ）
実延長距離：（北線）11.2km／（南線）5.0km
起点：（北線）宮崎市昭栄町／（南線）宮崎市田代町
終点：（北線）宮崎市佐土原町下那珂／（南線）宮崎市大字郡司分
設計規格：第3種第2級
設計速度：時速60キロ
車線数：（南線）完成4車線(仮)／（北線）完成4車線
最初に開通した日：（北線）1974年4月2日／（南線）1981年4月13日
最後に開通した日：（北線）1974年4月2日／（南線）1981年4月13日

おねだん

　以前は北線・南線で異なる料金が設定されており、距離の長い北線の方がやや割高な通行料だった。その後、北線・南線で共通の料金制度を導入した上で、時間帯割引の導入などで利用促進を図っていた。

　ETCは利用できないため、回数券が発売されている。但し、一ツ葉道路の料金所は駐車スペースが確保されていないため、料金所で購入することは出来ない。回数券のお求めは、宮崎県庁・宮崎市役所などの官公庁・一部の商業施設で。

理由付けて、事実上の無料化断念

一ツ葉有料道路の事業変更が許可されました（宮崎県庁　2019年10月25日付）
一ツ葉有料道路有識者会議(第3回)の議事要旨（宮崎県庁　2019年9月17日付）
一ツ葉道有料継続へ　県、普通車50円値下げ検討（宮崎日日新聞　2019年8月30日付朝刊）

　2020年2月末で無料開放となる予定だったが、今後懸念される南海トラフ沖地震への対策や、債務返済の期日に間に合わないこと、中長期的に渡って老朽化した道路施設の維持を確保していくことを理由に、無料化を先送り。交通量のバランスと維持可能な価格設定を見直した上で、2030年2月28日まで料金徴収を続ける。

ていうか。E10宮崎道の一部に編入したらどうですか。

走行記録

佐土原方面（宮崎IC→一ツ葉大橋北交差点）

E10宮崎道方面（一ツ葉大橋北交差点→宮崎IC）

接続する他の道路

[E10]　宮崎道
一ツ葉道路の南線で繋がっている高速道路。

一般有料道路