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宇野線(瀬戸大橋線・宇野みなと線)
宇野線(瀬戸大橋線・宇野みなと線)
作成 2025年5月16日

宇野線(うのせん)は、岡山市北区の岡山駅を起点に、倉敷市を経て、岡山県玉野市の宇野駅に至る鉄道路線。このうち、起点から茶屋町駅までの線区は、本州と四国を結ぶ連絡鉄道の一部である「瀬戸大橋線」の愛称が定められ、残る茶屋町駅から終点までの区間も、JR西日本が定めた「宇野みなと線」という愛称で運行案内されており、宇野線として案内される機会は少ない。
瀬戸大橋が開通する前までは、当路線を利用して宇野駅まで向かった後、宇高連絡船を経由して高松駅方面へ連絡していた。瀬戸大橋開通後も、昨今通じて四国方面へのアプローチ路線として幅広く活用されており、宇高航路の使命を終えた後の茶屋町駅~宇野駅に関しては、岡山都市圏の地域間輸送に徹している。
スペック情報
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)が定める路線名:宇野線
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)が定めた愛称:
(岡山駅~茶屋町駅)瀬戸大橋線・宇野みなと線
(茶屋町駅~宇野駅)宇野みなと線
- 鉄道路線の種類:在来線・幹線
- 鉄道ナンバリング:
(岡山駅~茶屋町駅)M・L
(茶屋町駅~宇野駅)L
- 鉄道ラインカラー:
(岡山駅~茶屋町駅)青(JR西日本コーポレートカラー)
(茶屋町駅~宇野駅)やや濃いめの水色
- 実延長距離:32.8km
- 起点:岡山市北区(岡山駅)
- 終点:岡山県玉野市(宇野駅)
- 主な通過点:倉敷市
- 線路の幅:1,067mm(狭軌)
- 線路の種類:
(複線)早島駅~久々原駅
(単線)岡山駅~早島駅、久々原駅~宇野駅
- 電化方式:直流1,500V(架空電車線方式)
- 閉塞方式:単線自動閉塞式
- 自動列車停止装置:ATS-SW
- 最高速度:時速100キロ
- 利用可能なICOCAエリア:全駅対応
- 最初に開業した日:1910年6月12日(岡山駅~宇野駅)
- 最後に開業した日:1910年6月12日(岡山駅~宇野駅)
駅一覧
[M][L] 岡山―茶屋町(瀬戸大橋線・宇野みなと線)
宇野線を走る列車
特急列車

JR四国8600系電車(特急「しおかぜ」)

JR四国2700系気動車(特急「南風」・アンパンマン列車)
- JR四国8000系電車(特急「しおかぜ」)
- JR四国8600系電車(特急「しおかぜ」)
- JR四国2700系気動車(特急「南風」)
- JR西日本285系電車(寝台特急「サンライズ瀬戸」)
寝台列車を除き、宇野線を通る特急列車は全て、JR四国の列車が使用される(岡山駅と四国方面の連絡に使用)。
快速・普通列車

JR西日本223系電車(快速「マリンライナー」)

JR西日本227系電車(Urara)
- JR西日本223系電車(快速「マリンライナー」)
- JR西日本227系電車
- 国鉄113系電車
- 国鉄115系電車
- 国鉄213系電車
- JR四国5000系電車(快速「マリンライナー」)
今までは国鉄車両が幅を利かせていたが、2023年7月から227系電車を段階的に投入し、随時、既存の旧式列車の置き換えを行っている。これとは別に、快速マリンライナー用に使用する223系電車・5000系電車も宇野線を利用しており、本州と四国を結ぶ幹線で新旧入り混じった多種多様な列車をたくさん見ることが出来る路線と言える。
宇野線あれこれ
単線だらけ
本州と四国を結ぶ重要な幹線でありながら、殆どの場所で単線縛りを受ける。宇野線自体が単線で整備されたことの名残であり、複線化するにも周辺に住宅街が密集するなど、用地取得も困難な土地柄が拍車をかけている。結局、駅の行き違い設備を強化することで、早島駅の前後区間だけ複線化が実現し、今日に至っている。
接続する他の路線
- 山陽新幹線
起点の岡山駅で接続する高速鉄道で、新幹線から四国方面へ向かうに、同駅及び宇野線は、事実上の玄関口となっている。
- [S][N][W][V] 山陽本線(赤穂線・伯備線乗り入れ)
起点の岡山駅で接続する、瀬戸内海沿いを走る在来線。岡山・倉敷・備後地域の通勤・通学の足として、幅広く使われている。
- [T] 津山線
起点の岡山駅で接続する、津山方面へ向かうローカル線。
- [U] 吉備線(桃太郎線)
起点の岡山駅で接続する、総社方面へ備中高松経由で連絡するローカル線。
- [M] 本四備讃線(瀬戸大橋線)
茶屋町駅で接続する、四国方面への架け橋となる連絡鉄道。瀬戸大橋区間は感動モノ。
JR西日本レポート
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