鉄道駅めぐり 甘木鉄道(甘木線)
作成 2024年11月27日
関連リンク:甘木鉄道株式会社(公式サイト)
甘木鉄道甘木線(あまぎてつどう-あまぎせん)は、佐賀県三養基郡基山町にある基山駅を起点に、福岡県小郡市を経由して、朝倉市甘木に至る鉄道路線。旧・国鉄甘木線を継承した第3セクターの甘木鉄道会社が運営しており、国鉄廃線に伴う通勤・通学の手段が消滅することに危機感を覚えた沿線自治体等が出資する形で、日本国有鉄道から引き継いだもの。
大正期から甘木・朝倉地区を中心に鉄道誘致の必要性が叫ばれており、1919年に大日本帝国陸軍・太刀洗飛行場への輸送強化を理由に引き込み線扱いで計画されたことが発端となっている。戦後、飛行場はキリンビールの工場となり、後に鉄道からトラック輸送に転換した後は、専ら沿線住民の足として活用されている。
スペック情報
駅舎訪問
甘木鉄道あれこれ
甘木鉄道AR300形気動車
列車は後ろから乗車し、降りる時は運賃精算後に前から退出する。
【使用されている車両】
甘木鉄道で使用されている列車は「レールバス」と称しており、一般的な気動車をベースにしつつ、内部機関等は路線バスで使用されるディーゼルエンジンを使用している。軽量で製造コストや維持管理が比較的行いやすく、乗客が少ない閑散路線(特に3セク鉄道)での運行に適する。
現在運行されているAR300形は、2000年代に製造された富士重工業製のレールバスを使用し続けている。AR300形の列車は7両在籍。別枠で400形も存在するが、ラッシュ時に使われる程度。
甘木鉄道の時刻表。平日と土日祝日で運行されない時間帯があるので注意。
※この情報は2024年11月地点のものです。最新情報は甘木鉄道会社の公式サイトでご確認下さい。
一部を除き、大抵の駅に用意されたキリン自販機。
甘鉄では特に言及していないが、甘鉄の駅は一部を除いてキリン自販機が必ず設置されており、中にはキリン自販機に限定している所もある。これは沿線にキリンビールの工場があることに加え、甘鉄の主要株主にキリンビールが名を連ねていることから、利用者への便宜を図る目的でキリンビバレッジ製の商品を売っているため。
接続する他の鉄道路線
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