E73米子道 上り行き(米子JCT・IC~落合JCT)

訪問 2020年8月16日
作成 2020年9月17日

走行記録

米子IC~大山高原スマートIC(一日平均利用数:約8,000台)


米子JCT ここから米子自動車道
山陰道、または国道431号から米子道本線へ。


米子本線料金所(ここからNEXCO西日本)
接続する山陰道が無料なのに対し、米子道は全域が有料。合流後の料金所で入場手続きを行う。


拝啓、E73米子道。岡山へ向けた、山あり谷ありの高速道路、思う存分楽しませて戴く所存です。


佐蛇川橋(ニールセンローゼ桁・橋長:109メートル)
いわゆるアーチ橋。橋梁を過ぎた先で対面通行になるためか、最初から4車線分対応している。


対面通行300m先
橋梁の先で追越車線が消滅する。鳥取県側は一部を除き、全域が対面通行で運用。


大山高原SIC・大山PA 3km
道の駅奥大山(ETC2.0乗り直し料金据置) 16km 蒜山高原SA 32km


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
他と違い、なぜかココは車間距離の間隔が35m単位。


大山高原SIC・大山PA 2km 溝口IC 7km 江府IC 15km 岡山 131km
この標識がある場所から、大山・蒜山高原へ向けてゆっくりと上り坂が始まる。


大山高原SIC ETC出口 6:00~22:00
車幅12.0m超 通行不可


上り坂の途中で、「伯耆富士」という異名を持つ大山(だいせん)をチラッと一望できる。
蒜山ICまでは大山地域の山岳地帯に沿う形で、高速道路が作られている。


大山高原SIC・大山PA 1km


大山PAの直前で大山高原SICを利用するという案内。


大山高原SIC・大山PA 500m


鳥取県西伯郡伯耆町(さいはくぐん-ほうきちょう)
2005年に溝口町と岸本町が合併して発足した自治体。


[5-1]大山高原スマートIC・大山PA


下り方向と同様、上りもPAの駐車場手前にスマートICが設けられており、PA→SICの利用が出来ない。


[5-1]大山高原スマートIC 伯耆町(岸本地区)はコチラから。

大山PA(上り行き)

[5-1] 大山高原スマートIC・大山PA

大山高原スマートIC~溝口IC(一日平均利用数:約8,000台)


拝啓、E73米子道


大山PAの先で溝口ICの直前まで追越車線が復活する。
先ほどの区間までは盛土ばかりだっただけに、溝口までは最初から4車線で対処して欲しかった。


溝口IC 2km
4車線区間に入ると、角度の大きい急傾斜な上り坂が始まる。
それを勘案すれば、ココの追越車線は実質、登坂車線の代替とも言える。


溝口IC 1km


[5]溝口IC 出口の直前で追越車線が消滅し、急傾斜な上り坂は終了。


[5]溝口IC 伯耆町(溝口地区)・大山方面はコチラへ。

[5] 溝口IC

溝口IC~江府IC(一日平均利用数:約8,000台)


この先 対面通行


拝啓、E73米子道。いよいよ本格的な山岳地帯へ。


添谷トンネル(長さ:190メートル) 溝口ICまでは小粒なトンネルが連続する。


谷川トンネル(長さ:600メートル)


先ほどの大山高原周辺の景観から一変、山あいに沿った農村部に変わる。


宮原トンネル(長さ:500メートル)


江府IC 5km 蒜山IC 20km 岡山 120km


車間距離確認区間(設計速度80キロ) ココでも35m間隔。


道の駅奥大山 3.9km ETC2.0乗り直し料金据置


ますます周辺の景観が深い谷間に覆われてくる。


根雨原トンネル(長さ:720メートル)


江府IC 2km


道の駅奥大山 IC出口より150m ETC2.0乗り直し料金据置


鳥取県日野郡江府町(ひのぐん-こうふちょう)


柿原トンネル(長さ:230メートル)


江府IC 1km


佐川トンネル(長さ:170メートル)


江府IC 500m
2020年現在、江府IC~蒜山ICの一部区間で拡幅工事が行われている。
完成時にはココで対面通行区間がリセットされる見通し。


道の駅奥大山 IC出口より150m ETC2.0乗り直し料金据置


[4]江府(こうふ)IC


[4]江府IC 隣接する道の駅のほか、江府町・日野町方面はコチラから。

[4] 江府IC

江府IC~蒜山IC(一日平均利用数:約8,000台)


江府ICの前後区間は対面通行のまま。その隣で4車線化事業が進められていた。


江府トンネル(長さ:470メートル)


追越車線 2km先


蒜山IC 14km 湯原IC 32km 岡山 115km


拝啓、E73米子道


小江尾トンネル(長さ:210メートル)


小江尾トンネルを抜けると高架区間。ココから先は蒜山高原へ向けた登山道になる。


対面通行ここまで 三平山トンネルの手前まで、しばらく追越車線が復活する。


上り坂(最大傾斜5.0%) とてもヘヴィな上り坂。まるで中国道である。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


遅い車は左へ
三平山トンネルの手前まで追越車線があるのを勘案すると、実質、登坂車線。


宮市トンネル(長さ:340メートル) 上下線で微妙に間隔が空いている。


車線減少 走行注意
右側の標識は、他の車線減少とはデザインが異なる。


この先 対面通行


対面通行になった直後も、しばらくは左側にゼブラゾーンを引く形で道幅を広くしている。
降雪時に備えた、臨時のチェーン着脱所としての使用が想定される。


県境部を通過する三平山トンネルの入口まで、急激な上り坂が続く。


三平山トンネル(長さ:2,260メートル)
鳥取県と岡山県を結ぶ大関級のトンネル。さよなら山陰。


岡山県に突入 岡山県真庭市(まにわ-し)
トンネルを抜けた所で、隣の岡山県へ。平成の大合併で超巨大化した、真庭市の領地に入る。


追越車線 1km先


ここから時速70キロ規制(岡山県区間)
岡山県側も時速70キロ規制だが、どうせその先で4車線となるため、速度規制の距離は短い。


対面通行ここまで
三平山トンネルから約1.5km程進んで対面通行は終了。この先、落合JCTまで4車線区間となる。


対面通行が残る鳥取県側の早期4車線化に、期待したい。


蒜山IC 2km 蒜山高原SA 3km 上野PA 28km


上りの場合は蒜山ICが先に来て、その直後に蒜山高原SAという順番になっている。
もっとも、蒜山ICの隣には道の駅があるので、そこで代替といった使い方も可能。


蒜山IC 1km 蒜山高原SA 2km


蒜山IC 500m


[3]蒜山IC 蒜山高原SA直進
真庭市(川上地区・蒜山高原・八束地区)はコチラへ。

[3] 蒜山IC

蒜山IC~湯原IC(一日平均利用数:約9,100台)


蒜山高原SA 500m
夜間当SAで給油 [E2A中国道] 広島方面 次まで140km


ハイウェイラジオ蒜山 この先の中国道・岡山道・山陽道の情報をキャッチしたい。


蒜山高原SA 広域情報標示板 拝啓、E73米子道

蒜山高原SA(上り行き)


蒜山高原SA付近で米子道は頂点に達する。SAを過ぎた後は落合JCTまで、延々と下り坂が続く。


湯原IC 15km 久世IC 28km 岡山 98km


ハイウェイラジオここまで
鳥居トンネルの前後区間は、上下線が大きく分離している。


鳥居トンネル(長さ:640メートル)
蒜山IC~湯原ICは2005年10月に4車線化が完了しており、上り方向を拡幅している。


速度注意(最大傾斜4.0%)
蒜山高原から抜けるため、湯原ICまではドキツい下り坂が連発する。


太平洋まで250km


速度標示板は豪雪地帯に配慮して、やや高めに設置されている。


速度注意


2005年に拡幅された上り方向の橋梁。下りとはデザインが異なり、容易に拡幅の痕跡を確認可能。


二川BS


二川バスストップ
旧・湯原町の二川地区に設置されているバス停だが、一度、ココは管理用施設に降格している。


二川BS付近で湯原ICまでの下り坂は「折り返し」。まだまだS字クランク+急な坂道は続く。


玉田川トンネルの手前にはチェーンベースが確保されている。


下り坂5km 速度落せ(最大傾斜4.0%)


玉田山トンネル(長さ:1,655メートル)


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


長い下り坂 速度注意
さすがに湯原ICの手前まで来ると、蒜山高原の景観から普通の山岳地帯へ変わってくる。


湯原IC 2km


旭川(あさひがわ)
この上流に湯原温泉郷・湯原ダムがある。蒜山高原SAから続いてきた激坂は、一旦ここで終息する。


湯原IC 1.5km 久見トンネル(長さ:850メートル)


湯原IC 500m


[2]湯原IC


[2]湯原IC 真庭市湯原地区(湯原温泉郷)はコチラから。

[2] 湯原IC

湯原IC~久世IC(一日平均利用数:約11,000台)


長いトンネル有 情報板注意


擂鉢山トンネルの直前にもチェーンベースが確保。


拝啓、E73米子道。この先に、この路線の「横綱級トンネル」があるとは、思いも寄らず。


久世IC 11km 落合JCT(中国道分岐) 14km 岡山 81km
なぜか岡山方面の案内には、[E73岡山道]の表記がない。


擂鉢山トンネル(長さ:4,090メートル)・米子道最長トンネル
米子道最長トンネルで4kmを超える「横綱級」。しかも真庭市内で完結するため、珍しい。


擂鉢山トンネルを過ぎると、久世ICまでは谷間を縫うようにして急カーブが連続する。


上りと下りではトンネル坑口が異なっており、上り方向は至ってシンプル。
以前はココで対面通行を行っていたことの名残と言える。


芦谷トンネル(長さ:160メートル)
先ほどの擂鉢山トンネルも含め、湯原IC~上野PAまでは2004年に4車線化された。


傾斜のある坂道とS字クランクが久世ICまで延々と続く。
ココだけ見ていると中国道(戸河内~吉和)の上下分離区間のようにも見える。


伏ヶ茅トンネル 下り同様、距離標示なし。


上野PA 800m 打井畑トンネル(長さ:180メートル)


横瀬トンネル(長さ:160メートル)


上野PA
標識と実際の入口とはカーブになっている関係上、若干ながら離れている。


上野PA 入場してスグに急な左カーブになっている。減速走行に注意。

上野PA(上り行き)


上野PA~久世ICは2011年12月に4車線化が完了した区間。
上野PAの南側にある、アーチ橋を併設した特徴的な跨線橋を通過する。


下り坂 速度注意


二川トンネル(長さ:260メートル)
上野PA前までと異なり、そこから先はトンネル坑口が立派に整備されている。
1992年に開通した当時は、上り方向を利用して対面通行を実施していたことの名残。


目に余る連続急カーブ。


久世IC 2km 速度落せ(急勾配!! 急カーブ!!)
警告看板にもある通り、久世ICまでは引き続き、急激なクランクが連発する。


木谷山トンネル(長さ:110メートル)


久世IC 1km


米来トンネル(長さ:160メートル)


大内原トンネル(長さ:220メートル)
上り方向の米子道では最後のトンネル。米子からココまで走ってきたが、意外とトンネルが多かった。


久世IC 500m ここで国道181号と立体交差。


[1]久世IC


[1]久世IC 真庭市(久世地区・勝山地区・落合地区)はコチラから。

[1] 久世IC

久世IC~落合JCT(一日平均利用数:約11,000台)


落合JCT 2km


拝啓、E73米子道。いやぁ、米子道は他の中国横断道と違い、ホントに山あり谷あり絶景ヨシっ!でしたな。


落合JCT 1km
先ほどの右カーブを過ぎた後、落合JCTまで最後の下り坂を通る。


情報標示板(中国道 大阪方面・広島方面)


落合JCT 500m


[15]落合JCT
この付近でJR姫新線とオーバークロス。接続先の中国道(佐用IC~新見IC)に並行している。


[15]落合JCT 米子自動車道ここまで
津山・大阪方面は左車線、岡山・広島方面は右車線へ。
法律上の中国横断道は通過点に過ぎず、右車線に寄って広島方面の中国道に乗り継ぐ。

<<[E2A中国道] 津山・大阪方面


落合JCTのランプウェイは、周辺が谷間に覆われていることを理由にかなり窮屈である。
落合JCTの直前まで急傾斜な坂道となるため、速度超過にご注意を。


[E2A中国道] 岡山・広島方面
引き続き、岡山道経由・岡山方面は、北房JCTまで中国道で乗り継ぎを行う。

乗り換え:[E2A] 中国道E73岡山道接続)
起点の落合JCTで接続している高速道路。美作・備北地域への行き来には、ヘヴィであることを覚悟の上で中国道へ。

[15] 落合JCT

[E73] 米子道 [E2A中国道] 岡山・広島方面>>

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