E73米子道 上野PA 上り行き
訪問 2020年8月16日
作成 2020年8月27日
E73米子道 上野PA 上り行き
上野(うえの)PA上りは、岡山県真庭市樫西に設置されている、E73米子道のパーキングエリア。下りと違い、上りは地形上の理由で内陸部に入り込むような構造をしており、完全な一方通行型のPAとして運用されている。
パーキングエリアの情報
施設見学
公園から駐車場を眺める。下りと違い、上りは内陸に入り組んだ場所にあり、一方通行型になっている。
トレーラー専用駐車マスから入口・出口通路をそれぞれ眺める。
最初から一方通行を前提にしているためか、入口通路側には逆走防止の標識類があまりない。
一方通行型なので、一度でも本線への流出路へ向かうと二度と後戻り出来ない(それ以前に逆走はNG)。
トイレ・自販機。建物の構造そのものは下りと同様である。
木製ベンチの一角を利用して、喫煙スペースに割り当てている。
下りにもあった湯原~久世までの道中にある植物を紹介したモニュメントが、上り方向にも設けられていた。
高速道路開通記念碑
こっそりと隠されている、高速道路開通記念碑。
落合~川上までの工事を担当した、旧・広島建設局津山工事事務所の職員や請負人の名前が刻まれている。
人心一真
中国横断自動車道(落合~川上)開通記念
JH 日本道路公団 広島建設局 津山工事事務所 平成4年12月18日
落合JCT~川上IC(現・蒜山IC)までは、他の中国横断道以上に険しい中国山地を貫く、大変ハードな高速道路になっており、特に湯原ICの直前にある擂鉢山トンネル(約4,100メートル)は、2013年に松江自動車道が全線開通するまでは中国地方で最も長い横綱級のトンネルとして君臨し続けた。
開通記念碑には「人心一真」という四字熟語があり、「人々の気分や態度を新たにさせ、民衆が新しい気持ちになるような政策や改革を行うこと」という意味通り、 瀬戸内海・四国と山陰とを高速道路で結ぶことで、移動に貧弱な鉄道での輸送力を大幅に強化し、地域間の連携を図る意味合いがあったはずである。実際のところは……?
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