E2山陽道　上り行き（岡山JCT～播磨JCT）

吉備SA　ETC出口　6：00～22：00　中型・大型・特大車　通行不可
吉備インターで接続する岡山市道は道幅が狭いため、貨物車の出入りが出来ない。

岡山IC　6km　山陽IC　20km　神戸　163km
ココでも吉備インターの案内は無視されている。

次のトンネルまで、周辺は住宅街だらけ。そのため、高い防音壁が隙間無く設置されている。

吉備IC・SA　4km　瀬戸PA　26km
この少し手前でJR吉備線と立体交差している。

名越山トンネル（長さ：1,035メートル）
手前のトンネルと隣接しているため、実質1.6km程度。
岡山市街が差し迫ることもあり、時間帯によってはココでプチ渋滞が起きる。

城山トンネル（長さ：317メートル）
山口県側にあった同じ名前のトンネルが、ココでも登場。

吉備IC・SA　1km
吉備インター・SA周辺もまた、岡山市内特有の住宅街で覆われている。

標識にもある通り、駐車場と吉備インターは分離されている。
よって、吉備インターを利用すると、休憩施設が利用できなくなるので注意。

[14-1]　吉備IC・SA

神戸JCTからの距離：138.5km
接続する道路：岡山市道
周辺情報：岡山市北区（JR備前一宮駅・岡山リサーチパーク・吉備津彦神社・吉備津神社・最上稲荷・備中高松城跡・岡山空港など）

吉備IC～岡山IC（一日平均利用台数：約46,000台）

岡山IC　1km
吉備インター・SAと岡山インターとは、僅か1.2km程度しか離れていない。

[14]岡山IC
目視で確認した限り、大抵の客層はココで退出するようだ。

[14]岡山IC
岡山市中心部（県庁・岡山城・JR岡山駅・後楽園など）・岡山空港はコチラへ。
西日本高速道路中国支社・岡山高速道路事務所が併設されている。

[14]　岡山IC

神戸JCTからの距離：136.8km
接続する道路：国道53号
周辺情報：岡山市中心部（岡山県庁・岡山市役所・岡山城・JR岡山駅・岡山大学・岡山神社・後楽園・池田動物園など）・岡山空港・津山方面

岡山IC～山陽IC（一日平均利用台数：約37,000台）

ここから設計速度80キロ（第1種第3級）
岡山～龍野西は山岳地帯を通るため、道幅や曲線角度がキツくなる。
その影響で設計速度も、再び「時速80キロ縛り」が掛かる。

国立病院機構の近くを高架構造で。この近くで、先ほどの岡山インターと接続した国道53号と立体交差。

ここから進路変更禁止
笠井山トンネルの部分だけ、進路変更に規制が掛かる。

笠井山トンネル（長さ：3,200メートル）　進路変更禁止
E2山陽道で2番目に長い大関級のトンネル。
3kmオーバーは、山口県にあった関戸トンネル以来である。

進路変更禁止ここまで
この先も結構長いのがあるのに、ココで進路変更NGは終わり。単に「長いから」で決めただけだろう。

政令指定都市・岡山なのか微妙な山々を通過。
一連の連続トンネルに関しては、上下線で微妙な分離が生じている。

山陽IC　1km
山陽インターまでの高架区間のうち、北側は住宅街が密集している。

[13]　山陽IC

神戸JCTからの距離：123.2km
接続する道路：岡山県道37号西大寺山陽線
周辺情報：

山陽IC～和気IC（一日平均利用台数：約35,000台）

拝啓、E2山陽道。ここから播磨国へ向けて、本格的な山越えになりますね。

車間距離確認区間（設計速度80キロ）・ハイウェイラジオ山陽

瀬戸PA　3km　福石PA　25km　龍野西SA　46km
険しい峠越えが続くが、その割にPAの間隔は少し長めに設定されている。

[12-1]瀬戸JCT予定地
岡山県と岡山市が整備する地域高規格道路「美作岡山道路」との分岐点。
現状はE2山陽道と美作岡山道との直接乗り換えが出来ない。

塩納トンネル（長さ：480メートル）
ココから緩い上り坂が、県境付近まで続く。

右手に下り方向側の瀬戸PAがチラッ。上下線で約200m程度離れている。

瀬戸PA　この先入口
上下線で微妙に離れていることへの配慮かな？

保木トンネル（長さ：440メートル）
瀬戸PA以降も緩めの坂道と、短距離で終わるトンネルが断続する。

吉井川橋
この河川沿いにある新幹線・JR山陽線の高架橋は、定番の撮影スポットになっている。

熊山トンネル（長さ：1,310メートル）
手前の勢力トンネルとほぼ一体運用されているため、実質、約1.9km。

[12]和気IC
和気町のほか、備前市中心部へはココからが便利。

[12]　和気IC

神戸JCTからの距離：109.1km
接続する道路：国道374号
周辺情報：和気町役場・JR和気駅・和気神社・中山サーキット・イオンタウン和気・備前市街（備前市役所・伊部備前焼の街並み・旧閑谷学校・日生地区の海岸など）・美作方面

和気IC～備前IC（一日平均利用台数：約34,000台）

吉井川の支流を高架構造で切り抜ける。奥深い山が続いており、やはり上り坂が断続。

登坂車線
傾斜が大きくなるため、ココで久しぶりに登坂車線が登場。
パッと見、広島県にあった広島東→志和の坂道（高速版セノハチ）っぽく見える。

稲坪トンネル（長さ：280メートル）
片側3車線のままトンネルへ。広島東→西条も、こんな感じであって欲しい。

一旦は上り坂が終わるが、その先の閑谷トンネル付近から、再び上り坂になる。

閑谷トンネル（長さ：960メートル）
このトンネルの北側に、国宝・閑谷学校の史跡があるとされる。

閑谷川橋を渡る。左右のコンクリ壁、備前の景観を意識しているのかな？

閑谷川橋の先で、再びややキツめの上り坂に入る。パッと見、北側のE2A中国道と大差ない。

長い下り坂　速度注意
ココで一旦、上り坂が終わる。下り傾斜は3％近くと、結構急な坂となる。

備前IC　1km
この付近から兵庫県境付近まで、再び上り坂に入る。

岡山都市圏から姫路方面へのアクセスは、E2山陽道経由よりも無料開放されたバイパス道路・岡山ブルーラインでショートカットする客層が多いため、大きく北に旋回するE2山陽道はそんなに混まない。

[11]　備前IC

神戸JCTからの距離：98.8km
接続する道路：国道2号
周辺情報：備前市日生地区（日生港・みなとの見える丘公園・備前中南米美術館など）・上郡町（上郡町役場・JR上郡駅・白旗城跡・赤松の郷昆虫文化館）など

備前IC～赤穂IC（一日平均利用台数：約36,000台）

備前インターから龍野西インターまでの区間は、1982年に開通した「E2山陽道最古の区間」になっており、当時は道路整備ややや貧弱だった国道2号のバイパス道路のような形で運用されていた。余談ながら、E2山陽道本線が最初に開通したのは兵庫県だが、最後に開通したのも兵庫県内となっている。

備前インターのオンランプが、そのまま登坂車線に切り替わる。

登坂車線
再び、傾斜角度の大きい上り坂となるため、ハンデとして登坂車線が出現。

ここから関西支社管内（中国支社管内ここまで）
舗装の境目（備前インター下りランプ入口）付近で、中国支社管内は終わり。
近畿地方と北陸の一部を所轄する関西支社にバトンを繋げる。

拝啓、E2山陽道。関西支社管内にバトンを繋ぎ、近畿地方のハイウェイを思う存分楽しませて戴く所存です。

赤穂IC　9km　播磨JCT　23km　[E2山陽道]　神戸　117km
鳥取方面へ連絡するE29播磨道との分岐が近づくが、訪問地点では分岐点までの距離しか掲示していない。

福石PA　2km　龍野西IC・SA　24km
現在は異なるが、以前までのE2山陽道は標識に白い外枠を入れていた。

福石PAまでは緩めの下り坂とS字クランクが断続している。
道幅も狭く、どこかしらE2A中国道のような雰囲気を感じる。

福石PA
E2山陽道では最初に開通した「最古」のパーキングエリア。
中身はPAらしく、トイレ休憩と小規模の売店・食堂があるのみに留まる。

福石PAの先で再び上り坂。ココはそんなに傾斜角度は大きくない。

ここから兵庫県（帆坂峠）
手前のカントリーサインが県境と見せかけて、この看板を境に隣の兵庫県（播磨地方）に入る。

下り坂　速度注意（最大傾斜4.7％）
県境となる峠を越えたため、この先は下り坂だらけ。

下り坂　速度注意（最大傾斜3.0％）
下り坂に加えて、新幹線の真上をカーブで切り抜けるため、E2A中国道っぽい雰囲気に。

右カーブ（R=650m）　いねむり防止舗装区間
半径がキツいため、溝を打ち込んで音が鳴るように小細工されていた。

南北が山の谷間に覆われているため、カーブ半径を厳しくする形で大きく右にカーブ。

山陽新幹線（相生駅～岡山駅）
ココで山陽新幹線の高架下と立体交差。タイミングが合えば新幹線が観れる。

山陽道90キロポスト
関西支社管内では端数がコンマ0のモノに限り、メッチャデカいキロポストを設置している。

この先トンネル4つ連続　停止危険
播磨地方のE2山陽道も、手前の岡山・広島・山口県区間に負けじと、トンネルが目立つ。

[10]　赤穂IC

神戸JCTからの距離：88.3km
接続する道路：兵庫県道96号岡山赤穂線
周辺情報：赤穂市街（赤穂市役所・JR播州赤穂駅・赤穂城・赤穂義士の故郷（赤穂大石神社・歴史博物館）・赤穂御崎地区の海岸・海洋科学館・坂越地区の街並み）など

赤穂IC～播磨JCT（一日平均利用台数：約40,000台）

トンネル連続1つ目　追突注意　車間距離を十分に
拝啓、E2山陽道。

播磨JCT　11km　龍野西IC・SA　12km　龍野IC　17km　[E2山陽道]　神戸　105km

清水トンネル（長さ：450メートル）　トンネル連続あと3つ
「連続」とはあるが、手前の高山トンネルとは結構離れており、連続という印象はあんまりない。

目坂トンネル（長さ：370メートル）　トンネル連続あと2つ
逆にココの場合は、手前の清水トンネルとほぼ一体的に運用されている。

千種川の高架橋梁を渡る。パッと見、吉井川橋を渡った時の雰囲気ソックリである。

千種川（ちくさがわ）
宍粟市の北部から流れ出している二級河川。ダムが無い割に渇水も殆どないという。

上り坂　速度低下注意（最大傾斜2.8％）
手前の千種川橋付近から上り坂。約3％に達するため、速度低下が生じやすい。

ハイウェイラジオ相生
関西支社管内に変わったため、放送内容も、この先のE1名神・京阪神地域の話題に偏り気味になる。

S字クランク＋緩めの下り坂と、一定の注意が必要な線形が続く。

広域情報表示板
この先のE1名神（京阪神地域・名古屋方面）の内容が随時表示される。

播磨JCT　2.5km　龍野西IC・SA　3.5km　直進・[E2山陽道]　神戸

播磨JCTの先で龍野西インター・SAと、ややこしい構造をしている。
図形標示板で案内しているため、この先のステップを事前にチェック。

はりま道左へ
山陽姫路東インターで名前がよく似ている、E95播但道との混乱を避けるためのモノかな？

播磨JCT　500m　龍野西IC　1.5km　兵庫県たつの市
[E95播但道] 26km

[9-1]播磨JCT　直進・龍野西IC・SA　1km
播磨新宮インター（播磨科学公園都市）・宍粟市・鳥取方面は左折。
龍野西インター・SA及び、姫路・神戸方面は直進。

乗り換え：[E29] 播磨道（E2A中国道・E29鳥取道接続）
播磨道が中国道まで繋がった後、当該路線を中継する形で鳥取市に向かう高速道路。播磨道と山陽道の一部を含め、中国横断道の一部を形成する。

[9-1]　播磨JCT