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E1A 伊勢湾岸自動車道
作成 2025年12月18日

伊勢湾岸自動車道(いせわんがん-じどうしゃどう)は、愛知県豊田市の豊田東JCTを起点に、名古屋港周辺を縦断して、三重県四日市市の四日市JCTに至る高速自動車国道。東京方面と大阪方面を名古屋港周辺を縦断する形で結んでおり、太平洋岸を結ぶ大動脈の一部として機能している。名古屋港上空を通過する名港トリトンやトゥインクルなど、大規模な構造物も多く、名古屋都市圏における物流・産業・観光に多大で重要な役割をになっている。
スペック情報
- 国土開発幹線自動車道建設法に基づく路線名:
第二東海自動車道・
近畿自動車道 名古屋神戸線
- 高速自動車国道の路線を指定する政令:
第二東海自動車道 横浜名古屋線・
近畿自動車道 名古屋神戸線
- 中日本高速道路(NEXCO中日本)が定める路線名:伊勢湾岸自動車道
- 高速道路ナンバリング:E1A
- 高速道路ラインカラー:えび茶
- 実延長距離:56.4km
- 起点:愛知県豊田市(豊田東JCT)
- 終点:三重県四日市市(四日市JCT)
- 主な通過点:
愛知県(刈谷市・豊明市・名古屋市・大府市・東海市・海部郡飛島村・弥富市)
三重県(桑名市・三重郡川越町)
- 設計規格:第1種第2級
- 設計速度:時速100キロ
- 車線数:完成6車線
- 最初に開通した日:1998年3月30日(名古屋南IC~名港中央IC)
- 最後に開通した日:2005年3月19日(豊田東JCT~豊田東IC)
走行記録

上り行き(四日市JCT→豊田・静岡方面)
E1A伊勢湾岸道あれこれ
法定路線名
名港中央インターを境に、東側が「第二東海自動車道 横浜名古屋線」、西側が「近畿自動車道 名古屋神戸線」とで分れている。このうち、名港中央インターと飛島インターとの間は、E1A伊勢湾岸道の並行路線で、名古屋環状2号線を形成する「国道302号伊勢湾岸道路」の一部となっている。
国道302号伊勢湾岸道路の道中には、例の名港トリトン(名港東大橋・名港中央大橋・名港西大橋)があり、法律の解釈や通行料金も本来は異なるものの、素通りする分には特に意識しなくていいように配慮されている(事業境界となる名港中央・飛島の各インターに、「ここから高速道路」「ここから一般有料道路」という標識がある程度)。

並行するE1東名が「東京と名古屋を結ぶ高速道路」のニュアンスなのに対して、終点が郊外の愛知県小牧市だったり、E1名神が「名古屋と神戸を結ぶ高速道路」のニュアンスに対して、起点が小牧・終点が兵庫県西宮市(神戸の郊外)とで辻褄が合わなかったのに対し、E1A伊勢湾岸道とE1A新名神は、一応はちゃんと本来の地名に沿っているのと対称的。
道中のSA・PAは全部3セク
愛知県刈谷市にある刈谷PA及び、三重県桑名市にある湾岸長島PAは、いずれもNEXCO中日本がトイレ・駐車場等を除いて関与しない、第3セクター方式の休憩施設になっている。特に、例の刈谷PAは、接続先のハイウェイオアシスが遊園地・テーマパークに匹敵するほどの充実っぷりで知られる。
接続する他の道路
- [E1A] 新東名
起点の豊田東JCTで接続する、E1東名のバイパス道路。理論上は時速120キロを超えた走行が可能なスーパーハイウェイである。
- [C3] 東海環状道(E19中央道・E41東海北陸道・E1名神接続)
起点の豊田東JCTで接続する環状道路。名古屋都市圏の郊外をグルッと1周し、東海3県の交通改善に貢献。
- [E1] 東名高速
東京と名古屋都市圏を結ぶ、日本を代表する例の東海道。
- [C2] 名二環
名古屋市とその近隣都市を環状線で結ぶ高速道路。「NEXCO中日本が管理する名古屋高速」と言い切っていいかも?
- 名古屋高速3号大高線
名古屋南JCTで接続する都市高速道路。
- [E87] 知多半島道路(E87知多横断道路・南知多道路接続)
名古屋南インターの近くで接続する有料道路。中部国際空港(セントレア)・知多半島方面へのアクセスに便利。
- 名古屋高速4号東海線
東海JCTで接続する都市高速道路。
- [E23] 東名阪道(E25名阪国道・E23伊勢道接続)
終点の四日市JCTで接続する高速道路。三重県内を縦断する路線で、名古屋と大阪・伊勢志摩を結ぶ大動脈である。
- [E1A] 新名神(E1名神接続)
終点の四日市JCTで接続する、E1名神のバイパス道路。近畿地方を快走するスーパーハイウェイ。
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