E2A中国道 上り行き(六日市IC~広島北JCT)
訪問 2020年9月22日
作成 2020年11月27日
走行記録
八ヶ迫高架橋
六日市ICを過ぎた直後にある架橋。この真下に、未遂に終わった国鉄岩日線の遺跡がある。
拝啓、E2A中国道。
吉和IC 26km 戸河内IC 42km 広島 85km
谷間を縫うようにS字カーブが続く。この付近はさほど急峻でないため、カーブも比較的緩い。
車間距離確認区間(設計速度80キロ)
[E2A中国道] 400km地点
[E2A中国道] 吹田JCTへ400km
正確なキロポストは手前にあるが、その先に公団が設置した「うるおい標識」がある。
この先にある2つのトンネルは、上下線で若干の高低差がある。
蔵木トンネル(長さ:440メートル)
隣の田野原トンネルも含め、大きな右カーブを描いている。
田野原トンネル(長さ:300メートル)
深谷PA 1km
深谷川橋(長さ:221メートル)
通過しているだけでは分からないが、いわゆる谷間をアーチ橋で結んでいる。
ただ、単なるアーチ橋と侮るなかれ。地上との高低差は100m以上もある断崖絶壁。
深谷PA
山口県に突入
深谷川橋を渡ると、再び山口県の領地に戻る。
山口県岩国市錦町(いわくにし-にしきちょう)
旧・錦町の領域、それも北側の県境付近をかすめる程度。旧・錦町の市街地は全く通過しない。
山口県側に戻っても、景観は先ほどまでと大して変わらない。
宇佐五橋と呼ばれる、アーチ橋などの組み合わせで冠山を目指す。再び上り坂。
訪問当時は橋の老朽化対策工事が実施されていた。中国道はボロボロで「大丈夫かいな」と思う場所が目立つ。
冠山のうち、山口県側はやや急傾斜ながらも、大きなS字クランクが連発する。
宇佐川橋(長さ:330メートル)
宇佐五橋の最も北側にあたる橋梁。この先で大きく左へカーブする。
宇佐川橋を渡って左カーブをした後は、さらに傾斜が大きくなって冠山の頂上を目指す。
鬼ヶ城山
トンネル(長さ:210メートル)
宇佐BS(NEXCO西日本の管理用施設)
鬼ヶ城山TNの先に単なる空き地にしか見えないチェーンベースがある。
1.5km先トンネル 速度注意
何度もS字クランクが続くと、ホントにその距離なのか不明確になる。
トンネル情報電光板が出現したところで、まもなく冠山。
冠山トンネル(長さ:2,140メートル)・車線変更禁止
山口県と広島県の県境を結ぶ冠山を、例の長距離トンネルで一気に通り抜ける。
中国道最高地点がこの先にあるため、終始一貫で緩めの上り坂となっている。
広島県に突入
途中の実質「飛び地」である島根県区間も含め、約150kmもある山口県区間は終わり。
広島県廿日市市(はつかいち-し)
合併で廿日市市に編入された旧・吉和村の領土を通過する。廿日市を通っている感はしない。
四季が美しい西中国山地
この先の中国道も含め、春夏秋冬様々な風景がドライバーを楽しませてくれる。
カントリーサインのデザインは、戸河内ICから向かえる三段峡・温井ダムが描かれている。
E2A中国道 最高地点(標高721メートル)
並行する山陽道が最大でも海抜376mということを考えれば、約1.5倍の標高がある。
吉和SA 3km 筒賀PA 19km 長い下り坂 速度落せ
ハイウェイラジオ吉和
中国道の最高地点を過ぎた先でハイラジ。この先の浜田・大阪方面の情報をキャッチしたい。
吉和SA 2km
半坂高架橋
ココで国道186号と立体交差。この先の戸河内ICまで、同路線と並走する。
吉和SA 1km
吉和SA
吉和IC 2km
吉和IC 1km
この先 急カーブ(半径500m)
吉和SAの先から、半径がやや急なカーブが連続する。
吉和IC 700m
[28]吉和IC
[28]吉和IC 廿日市市吉和地区はこちらから。
[28] 吉和IC
拝啓、E2A中国道。吉和ICの前後で、小さめのS字クランクが連続。いつもの中国道ですね……。
戸河内IC 14km 広島北JCT 32km
[E2山陽道] 岡山 215km 大阪 382km
山陽道方面へ迂回する高速道路が近づくため、下段部が広島から岡山・大阪までの距離に変化する。
チェーンベースの前を素通り。この先は筒賀PAの近くまで、急傾斜な下り坂が断続する。
速度注意(最大傾斜4.0%)3km
下り坂 速度注意(最大傾斜5.0%)
1.5km先 境トンネル
車間距離確認区間(40m単位)
境トンネル事故多発 速度落せ
過去に重大事故が発生している境トンネルが迫るため、利用者に注意喚起を促している。
境トンネル 事故多発
車間距離確認区間(設計速度80キロ)
トンネルが下り坂+右カーブをしているため、ゼブラゾーンで注意喚起を促している。
境トンネル(長さ:460メートル)
急傾斜・右急カーブという危険な構造をしている。過去にココで大きな事故が起きたらしい。
広島県山県郡安芸太田町(やまがたぐん-あきおおたちょう)
急な谷間を掻い潜りながら麓を目指す。それにしても、西中国山地の奥深さは、何とも言えない。
右カーブ(R=450m)
一部では並行する国道186号の上空を高架橋で押し通す場面も登場する。冬場や雨天時はスリップしやすい。
馬越トンネル(長さ:470メートル)
馬越TNと布原TNの間で上下線がやや分離。
筒賀トンネルの近くまで上下線で全く異なるところを通過する。
布原トンネル(長さ:280メートル)
上り行きの車線から下り行きの高架橋・トンネルがチラッと見える。
奥のトンネルは林道用。
大井トンネル(長さ:90メートル)
上りと下りで距離が異なっており、上りは三谷トンネルとして分離される前までは中国道最短だった。
椿山トンネル(長さ:980メートル)
逆にコレは上り行きの方が距離が長い。
筒賀PA 3km 道の駅来夢とごうち 6km 安佐SA 26km
写真の場所で上下分離区間は終了。再び上下線が合流し、戸河内ICを目指す。
一時的に下り方向が高台になるが、スグに元に戻る。周辺は旧・筒賀村の街並みが広がる。
筒賀PA 1km
筒賀トンネル(長さ:410メートル)
筒賀PA 中身はトイレと自販機があるだけ。
道の駅舞ロードIC千代田(ETC2.0乗り直し料金措置) 2.8km
戸河内IC 2km
道の駅来夢とごうち IC出口より100m ETC2.0乗り直し料金据置
戸河内IC 1km
戸河内IC 650m 戸河内トンネル(長さ:360メートル)
トンネルも含め、戸河内出口まで急激なヘアピンをしている。
戸河内トンネルの先で、旧・戸河内町の街並みが広がる。
中国山地特有の茶色瓦屋根が結構多く見られる。
[27]戸河内IC 道の駅来夢とごうち
[27]戸河内IC 道の駅来夢とごうち
安芸太田町(戸河内・加計・筒賀)はコチラから。
[27] 戸河内IC(ETC2.0途中退出サービス対応)
広島北JCT 17km
案内がかなり複雑だが、これはE2山陽道・E74浜田道・E2A中国道方面への道程を可視化するため。
拝啓、E2A中国道。
広島北JCT 16.5km
広島北JCT 16km 広島 43km [E2山陽道] 岡山 200km 大阪 367km
広島北JCT・ICのある安佐北区から広島市中心街までは、約20km以上も離れている。
ここから進路変更禁止
加計西トンネル(長さ:2,690メートル)・進路変更禁止区間
戸河内IC~広島北JCTまでは、山陽道に見られる連続トンネルが分岐直前まで続く。
1本あたりの距離が極端に長いため、殆どがトンネル内部に覆われていると言っても良いだろう。
【ラジオ周波数】
中国大田川橋
上流には温井ダムもある、広島を代表する1級河川「太田川」を横断する。
周囲がかなり標高の高い山岳地帯で覆われており、どこを走っているのか分からない。
加計バスストップ
加計BS [26-1]加計スマートIC
BSに隣接する形でスマートICがあるが、広島方面の出入口に限定されており、通過するのみ。
この先トンネル連続区間 のんびり走ろう中国路
ここから広島北JCTまでは、殆どトンネルだらけである。
加計東トンネル(長さ:3,280メートル)・車線変更禁止
全長が3kmを超える大物トンネル。大きく右にカーブした後、途中から左に旋回する。
三谷トンネル(80m)→澄合トンネル(800m)
参考リンク:中国自動車道 戸河内IC~広島北JCT間(上り線) 夜間通行止めを実施
― 安全で快適な高速道路をご利用いただくためにご協力ください ―
(西日本高速道路株式会社 2018年10月7日付) 施工業者:株式会社熊高組
拝啓、E2A中国道。当時は対面通行で運用していたのでしょうか?その名残がクッキリ残ってますね。
船場トンネル(長さ:1,000メートル)・車線変更禁止
平トンネル(長さ:1,060メートル)・車線変更禁止
広島市安佐北区(ひろしまし-あさきたく)
船場トンネルの道中で、中国地方最大の都市である広島市へ。
広島北JCT トンネルの先
トンネルの先で大阪・広島のどちらかへ分岐するミニ標識。
広島北JCT 4.5km
トンネルの先で分岐となることから、例の立体風味のジャンクション標識で事前説明。
中国道(大阪・浜田道方面)は左折・山陽道方面(広島市街・岡山)は右折。
牛頭山トンネル(長さ:3,570メートル)・中国道最長トンネル / 車線変更禁止
連続トンネルの〆を飾る中国道最長の横綱級トンネルを潜る。TNの先で広島北JCT。
安佐SA 3km 道の駅舞ロードIC千代田 15km 本郷PA 26km
広島北JCTで接続している中国横断道上の休憩施設は無視。
広島北JCT 600m先
先ほどの標識と似たようなデザイン
国道261号の上空を高架橋でオーバークロス。右折で広島北ICへ向えるミニ標識がある。
[26]広島北JCT
分岐点を境に、それぞれの車線が別の方向に分かれる構造をしている。
[26]広島北JCT 浜田道・大阪方面は左車線、広島市街・岡山方面は右車線へ。
安佐SA 2km ランプウェイの道中に距離標が設置されているのは珍しい。
E74広島道からの本線と合流し、オンランプがそのまま登坂車線となる。
乗り換え:[E74] 広島道(E2山陽道接続)
全長が17km程度しか存在せず、しかも広島市内(安佐北⇔安佐南)で完結する高速道路。E2山陽道・広島市中心街は近い。
[26] 広島北JCT
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