芸備線

作成 2023年5月27日

 芸備線(げいびせん)は、岡山県新見市の備中神代駅を起点に、広島県庄原市・三次市・安芸高田市を経て、広島市南区の広島駅に至る鉄道路線(地方交通線)。中国山地のほぼ中央部を縦断するローカル線だが、大部分は自動車交通に置き換わっており、広島都市圏で過密輸送である以外、地域間輸送は限定的である。

スペック情報

在来線車両


芸備線の主力列車であるキハ120形気動車

 全線区が非電化となっている。なお、法律上の起点は備中神代駅だが、運行上は少し東にある新見駅を起点としており、一部区間は電化された伯備線と乗り入れする。

芸備線あれこれ

芸備線、戦力外の危機

 戦後も急行列車の運行などで陰陽連絡鉄道・縦貫鉄道としての役割を果たしてきたが、後の自動車交通への転換・依存や、並行してE2A中国道が開通したことにより、利用者は激減。高速バスの台頭による地域間輸送の転換も進み、三次駅~広島駅の線区で一定の利用客がある以外、空気輸送となっている。

 特に本数が極端に少ない備中神代駅~備後落合駅に関しては、(日本政府も介入する形で)JR西日本が廃線を前提とした議論を進めており、自治体と激しく対立している。


(カモノハシ)しょうもな。大人しく土に還してあげた方が互いに幸せやで。

駅一覧

備後落合~三次

三次~広島

接続する他の路線

JR西日本レポート

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