芸備線 備後庄原駅
訪問 2022年1月30日
作成 2022年8月1日
芸備線 備後庄原駅
備後庄原(びんご-しょうばら)駅は、広島県庄原市中本町2丁目に設置されている、芸備線の駅。合併前の旧・庄原市中心部最寄り駅である。
駅の情報
施設見学
駅舎内を眺める。やたら新しいが、これは庄原市の自腹で2020年にリニューアルオープンしたため。
窓口があるものの、庄原市による簡易委託駅となっており、JR西日本は無関与。
窓口の隣に、路線バス向けの待合室が確保されている。
バス停待合室の反対側は、地域交流室になっている。
通勤・通学時間帯を中心にダイヤは組まれているが、かなりスカスカな状態。
ココで運行本数や系統が若干ながら変化し、備後落合方面に関しては18時台で「終電」となる。
1番のりばから三次・広島方面を眺める。
2面3線の単式+島式ホームだが、2番線は当駅始発目的で使う程度らしい。
こちらは備後落合・東城方面。そちらへは跨線橋を使って反対側のホームへ。
ホームには広島東洋カープ(赤松・天谷選手)のファインプレーを再現したモニュメントがある。
元々は庄原市の製作会社が造り、それを一旦、球団に寄贈後、各地を巡って備後庄原駅にやってきた。
2頭身のカープ選手(前田・田村・菊池選手)も。
JR西日本広島支社のイコちゃんと一緒に撮影(謎)
路線バスのりかえ
駅舎改築に合わせて駅前広場もリニューアルされ、路線バスの乗り入れが行いやすくなっている。
中国道経由で三次駅・広島駅・東城駅へ向かう高速バスは、1番のりばからの連絡。
アンティークな雰囲気を醸し出す待合室。
空調管理が行き渡り、自販機やバスロケーションシステムなどで利用者をサポート。
訪問時は広電バスなどで使われていたPASPYのチャージ機が設置されていた。
※PASPYは別の決済手段に切り替える形で廃止する方針。
バスロケに描かれた路線バスの状況。芸備線が全く役に立たず、それを補う形で高速バスが大活躍。
(イコ太)何のための芸備線なんや。もう、JR線は戦力外待ったなしでは……?
役立たずな芸備線と並行する高速バスは、三次・広島方面が概ね1時間に2~3本の割合で運行されている。E2A中国道・E74広島道・広島高速4号線を連絡・中継することから、志和口方面へ向かわない上に運賃も高いが、速達性に関してはズバ抜けて飛び出ているため、圧倒的にバスの利用者が多い。一方、ココから東城駅方面へ向かう高速バスは、並行する芸備線とほぼ同じダイヤとなっており、1日6往復程度しか確保されていない。
駅の近所
文字通り庄原市中心部と近接しており、坂の上を登るとスグに街中に入る。駅へ通じる道路をそのまま直進すると、E2A中国道・庄原インターと接続しているものの、直接的に庄原インターを使うのは東城駅へ向かう高速バス程度。三次方面は、近所の国道183号を利用する。
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