福岡高速環状線
内回り(千鳥橋→福重→月隈→千鳥橋)

訪問 2017年11月12日
作成 2019年4月1日

走行記録

千鳥橋JCT~福重JCT


本来は「福岡高速1号線」なので、香椎・千鳥橋→福重は100番台のランプ番号が採用されている。法律上の解釈では「くだり」という扱いになり、ランプウェイの番号も降順となる。


千鳥橋JCT・ここから福岡高速環状線(ここまで)
1号香椎線との分岐点である千鳥橋JCTから環状線はスタート。天神方面へ向かうべく、左折する。
手前の呉服町出入口からの車両合流と重なるため、追突に注意。


環状線へ向かうランプウェイは、安全性を確保することを理由に1車線に減らされる。


築港出入口 350m
1号香椎線からの道路と合流する。右手に見えるのは博多ポートタワー。


[108]築港出入口
博多港・ベイサイドプレイスはこちらへ。

[108] 築港出入口


福岡国際センターなど、博多港に面するコンベンションセンターの隣を通過する。
旧・1号線に相当する福重までの区間は道幅やカーブがキツく、設計速度も60キロに設定。


天神北出入口 400m


天神北の手前で、土地収用の制限から三階建て構造に切り替わる。福重方面は2F部分を走る。


[109]天神北出入口 福岡市の中心街である天神はこちらへ。

[109] 天神北出入口


荒津大橋までは高架橋がハッキリ確認できるほどの高さを誇る。地上との高低差はどのくらいだろう?


横風注意・凍結注意


荒津大橋(長さ:345メートル)
長浜地域の港湾を斜張橋で結んでおり、福岡高速のランドマーク。福重方面は坂の傾斜が厳しい。


反対方向で西鉄の路線バスが行き来している。都市高速では当たり前の光景。


西鉄の路線バスは一般道しか通れないはずだが、法律上の特例(「緑ナンバー」「時速60キロを超えないこと」「距離 or 時間の路線全体の1/2以下」という3条件)が満たされているため、都市高速の利用に対する規制を免れている。

環状線では天神北⇔西公園(ヤフオク!ドームへ向かう場合に便利)の利用が最も多く、次いで千代⇔野多目の利用でちょくちょく見かける。


西公園出入口 400m
西公園が目の前に迫っており、避けるために急カーブ・急傾斜な坂道を通る。


[110]西公園出入口
みずほPayPayドーム福岡・シーサイドももちはコチラへ。

[110] 西公園出入口


西公園そばの福浜団地そばを通過する。S字クランクが連続しており、事故が起きやすい。


みずほPayPayドーム福岡
左手に見えるのが福岡ソフトバンクホークスのホームグラウンドである「みずほPayPayドーム福岡」
奥手にヒルトン福岡シーホーク・福岡タワーも一望できる。


百道出入口 400m


[111]百道(ももち)出入口
シーサイドももち・博物館・早良区役所方面はコチラへ。

[111] 百道出入口


旧・1号線に相当する福重までの区間はハーフランプが多いが、ココは天北同様にフルで対応。


この先急カーブ速度注意
百道浜海浜公園へ向かう連絡通路の下を潜る。


百道浜海浜公園の近くは地下道のような堀削構造。高波が来る恐れがあり、油断できない。


愛宕出入口 1000m


ここでシーサイドももち(百道浜海浜公園)から離れるため、左にカーブ。半径が厳しい。
対向車線では、再び西鉄の路線バスと遭遇。


愛宕出入口 400m
ここで室見川を渡り、隣の西区へ。


[113]愛宕出入口 マリナタウンの他、渡船経由で能古島へ向かう場合もコチラへ。

[113] 愛宕出入口


交通量が多いが、よくてせいぜい姪浜まで。全線通しで利用する客はさほど多くない。


姪浜出入口 800m
上下線でやや隙間が見られるが、コレは愛宕出入口のオン・オフランプ。
土地制約の絡みで、香椎方面側は素通りするしか手立てがない。


姪浜出入口 400m


[114]姪浜出入口 西区役所・姪浜・石丸・内浜方面はコチラへ。

[114] 姪浜出入口


姪浜を過ぎたあたりで、今までよりも若干交通量が減る。


旧・1号線で相応に交通量があるのは、先ほどの姪浜までであり、その先は通勤時間帯などを除けば割と空いている。以前はE35西九州道への乗り継ぎが旧・1号線(千鳥橋⇔天神経由⇔福重)しか存在しなかったため、糸島・唐津へ抜けるには必ずこの道路を使わざるを得ず、今以上に交通量が多かった。平成外環(旧・5号線)との直通で、E35西九州道を使う客は外回り経由の環状線を使うようになったため、分散している。


福重出入口 800m 福重JCT 1km
やや複雑なJCT標識だが、E35西九州道との手前で福重出入口があるため、フェイント防止を理由に設置。


福重JCTの直前で大きく左に急カーブ。ここで海沿いから平成外環経由に向きが変わる。


福重出入口 400m


福重出入口 300m 福重JCT 500m
ここで一時的に三階建て構造に切り替わる。
(そらかさんの話)日中に環状線を走るときは、何をやっても逆光の餌食に遭う。


[115]福重出入口
福重・石丸・橋本地区はコチラへ。

[115] 福重出入口


福重JCT
ここで黄色線で誘導されている「渡り線」へ乗り換える。ここまでが旧・1号線に相当する。
糸島・唐津・伊万里方面は、右側車線を経由してE35西九州道に乗り換える。

乗り換え:[E35] 西九州道
一般的にはココがE35西九州道の起点になっているが、ホントの起点は月隈JCTだったりする(平成外環の上層階部分も、E35西九州道の一部として解釈されているため)。

[E35西九州道] 糸島・唐津方面>>

福重JCT


渡り線は片側2車線で運用されており、一応はコレで環状線として一本化された。
但し、余程のことがない限りは渡り線を使う客層は少ない。


福重出入口の南側料金所を通過する。


ここで西九州道からの車両が合流。設計速度も80キロに規制緩和し、月隈を目指す。

福重JCT~月隈JCT(旧・都市高速5号線)


本来は「福岡高速5号線」なので、福重→月隈は500番台のランプ番号が採用されている。法律上の解釈では「のぼり」という扱いになり、ランプウェイの番号も降順となる。

元々は平成外環(福岡外環状道路)を整備する一環で新設された、正真正銘の環状道路。最初から月隈まで快速に走行できるよう、スペックも第2種第1級(設計速度80キロ)で設計されており、全体的にゆとりがある。


平成外環の上空に作られた環状線(旧・5号線)は、最初から時速80キロで飛ばせるため、余裕。


野芥出入口 800m
他の都市高速でも、ここまで気持ち良い程の直線道路は、なかなかあるまい。


野芥出入口 400m


[508]野芥(のけ)出入口
野芥・七隈・荒江地区の他、三瀬トンネル経由で佐賀方面へ。

乗り換え:三瀬トンネル有料道路
難所・三瀬峠を、ループ橋・トンネルで通過するバイパス道路。ココから約20~30分の距離。

[508] 野芥出入口


野芥出入口を過ぎた先も、気持ちの良い直線道路がしばらく続く。


都市高速福大トンネルの手前で、月隈方面の野芥ランプと合流する。


都市高速福大トンネル(長さ:762メートル)
土地収用の際に福岡大学のキャンパスが干渉することから、地下道が整備された。


地下道ではあるものの、カルバートボックスの組み合わせで整備されている。
こうした技術面での工夫もあり、地下道にありがちな危険物車両の規制を免れた。


堤出入口 800m


堤出入口 400m


[506]堤出入口
六本松・油山公園方面はコチラへ。

[506] 堤出入口

 


月隈方面の堤ランプを通過。ココから一気に交通量が増える。


桧原桜公園のそばを通過する。周辺にはソメイヨシノがたくさん植えられている。


野多目出入口 800m


野多目出入口 400m


[504]野多目出入口
南区・那珂川市方面はコチラへ。

[504] 野多目出入口

 


野多目を通過すると、さらに交通量が増え出す。この道中で九州新幹線(博多南線)を通過する。


野多目(西)で空港・E3九州道へ向けて東寄りにルートが変わる。


西鉄天神大牟田線とオーバークロス。


一時的に隣接する春日市の領土を素通りした後、再び博多区の領土に戻る。


月隈JCT 800m 西月隈出入口 1km


[502]板付出入口
ハーフランプなので素通りするのみ。板付方面は、この先にある西月隈で。


月隈JCT 400m 西月隈出入口 600m
太宰府線(E3九州道方面)・千鳥橋方面の環状線と接続するため、一時的に片側3車線になる。


月隈JCT
環状線の連続走行は黄色ライン西月隈・太宰府方面は赤色ラインを通る。
福岡空港国際線・博多方面は左折国内線・太宰府天満宮・九州道は右折しよう。

[2号太宰府線] E3九州道接続>>


[501]西月隈出入口
環状線への乗り継ぎランプからは利用できない。


空港そばで太宰府線からの車線と合流すべく、大きく左にカーブ。半径がかなり小さい。


太宰府線の車道と合流。ここから千鳥橋へ向けて北上する。

乗り換え:2号太宰府線E3九州道接続)
既に開通している、環状線の千鳥橋~月隈の部分以外の部分。E3九州道・太宰府インターへのアクセス道路としての印象が強い。


月隈JCTが平成外環・西九州道の起点となっており、本来の旧・5号線に相当する路線はココで幕切れとなる。但し、福岡県や福岡市の中長期計画では、ここから更に延伸して4号粕屋線まで延伸する構想もある。どのようにして空港敷地内の規制を破るのかは不明であるため、あくまでも机上の空論程度の解釈で(粕屋方面は、西月隈を下りた先で接続している福岡東環状線を使うのが一般的)。

月隈JCT

 

月隈JCT~千鳥橋JCT


本来は「福岡高速2号線」なので、月隈→千鳥橋は200番台のランプ番号が採用されている。法律上の解釈では「のぼり」という扱いになり、ランプウェイの番号も降順となる。

元々は国道3号博多南バイパスの整備に合わせて作られた高架区間だが、半道橋・榎田より北側は土地収用の都合上、御笠川沿いの旧道沿いを通過する。


福岡空港のすぐそばを通過するため、高さ制限はもちろんのこと、照明灯も独自のモノが採用されている。


千鳥橋方面へ向かう場合、一時的に高台になるが、そこで国際線ターミナルや博多の街並みを一望できる。


[206]月隈出入口
ハーフランプなので素通りするのみ。


国際線ターミナルの横を素通り。タイミングが合えば、環状線・太宰府線から飛行機離着陸の様子も確認可能。


半道橋出入口 400m


[205]半道橋出入口
福岡空港国際線・JR博多駅はコチラから。

[205] 半道橋出入口


空港から離れ、さらに北上して行くと、徐々に博多の街並みに近づく。


榎田地区に入ったところで、博多南バイパス並走区間から離れる。
国道3号は榎田交差点で博多バイパス(百年橋通り)と接続し、北九州方面を目指す。


[204]榎田出入口
千鳥橋方面の出入口しかないため、素通り。
ここから国道3号旧道(御笠川沿い)を通過するため、三階建て構造に切り替わる。


豊JCT
三階建てになって左カーブになる場所で豊JCTを通過するが、千鳥橋方面は素通り。
ていうか、そもそもジャンクションである自覚が殆ど無い。


豊JCTからの車両と合流したところで、さらに北へ進む。
三階建て構造に切り替わった後の環状線は狭苦しい。


博多駅東出入口そばで大きく右へ。この高架下を、JR博多駅と空港とを結ぶ空港通りが通過している。


[203]博多駅東出入口
千鳥橋・香椎・天神方面の出入口しかないハーフランプ。素通りのみ。


千代出入口 400m


博多駅東以降は御笠川に沿うように設計されており、高架下を国道3号旧道が走る。
撮影した時間帯は割と疎らだが、やはり朝夕のラッシュ時は千鳥橋を先頭に混みやすい。


[202]千代出入口
県庁・櫛田神社・キャナルシティ・天神方面はコチラへ。

[202] 千代出入口


防音壁が西側に限り無くなり、博多の街並みを一望できる。


千鳥橋JCT 500m


[201]呉服町出入口
千鳥橋・香椎・天神方面の出入口に限定したハーフランプ。素通りのみ。


千鳥橋JCT 300m
分岐の直前で呉服町ランプからの合流があるため、ロードペイントで注意を促している。


千鳥橋JCT
福岡高速環状線ここまで(ここから)

天神・E35西九州道・野芥方面は左折、香椎・アイランドシティ方面は右折しよう。
環状線を1周する場合、特に混んでいなければ約15~20分程度は掛かる。

[1号香椎線] 香椎・アイランドシティ方面>>


よっしゃあ!じゃあ、もう1周しようか!(ぇ

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もう1周する!

千鳥橋JCT

 

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