E2小郡道路 上り行き(今坂交差点~山口南IC)

訪問 2022年1月30日
作成 2022年5月1日

走行記録

嘉川IC~岡屋IC(一日平均利用数:約18,000台)


嘉川IC
今回は小郡道路の終点間際にある、山口宇部道路との交点からスタート。


小郡道路本線に入る。ほぼ全線に渡って盛土で設計されている。
山陽新幹線を作っている時、そこで出た残土を流用する形で高規格化を狙えたという。


岡屋IC 1km / 原条IC(新山口・防府方面の出入口のみ)


岡屋IC 500m


岡屋IC


岡屋IC 山口市阿知須方面はコチラへ。

岡屋IC

岡屋IC~大原IC(一日平均利用数:約29,000台)


直進・広島
周辺は田園地と小高い山がポツポツと点在する。パッと見、本当に新山口などあるのかと思わせる。


拝啓、国道2号。実は国道9号と重複しているんですよね。なぜシカト?


小郡道路は、飛び地運用の宇部下関線との連携も踏まえ、ほぼ全域が高速道路ナンバリング「E2」に指定されている(国土交通省内の高速No.サイトで確認済み)。しかし、実際にはココが「E2」に指定されているという標識類は一切登場しない。E2山陽道とE76しまなみ海道との間を連絡する、E76尾道福山道の事例と同じである。


大原IC 500m


大原IC


大原IC

大原IC

大原IC~小郡IC(一日平均利用数:約29,000台)


小高い愛宕山の脇を通るように山越えする。
小郡~名田島以外の線区には側道があり、建前としては歩行者なども小郡道路を利用することは可能。


小郡IC 1km


小郡IC 500m


新山口地区の街並み
愛宕山から下ると、一転してJR新山口駅を軸に都市化された街並みが広がる。
ココがいわゆる「新山口」と呼ばれ、山口市と合併する前の旧・小郡町の中心部でもある。


(左折)[E2A中国道][34]小郡IC 下関・山口方面
(直進)[E2山陽道][41]山口南IC 周南方面


小郡道路の小郡インターを前に、2つのNEXCO線を利用できる入口案内が出現する。


以前であれば新山口とE2A中国道との間を結ぶ国道9号が異様なまでに渋滞するため、ケースbyケースで山口南インターからE2山陽道・E2A中国道を経由して、山口インターから山口市街へ向かう方が早い場合も見られた。しかし、2011年に国道9号に並行する山口宇部道路が全線開通し、その後、4車線化工事(小郡改良事業)が全て完了したことにより、新山口駅周辺のボトルネックは解消されている。


これで渋滞の懸念は随分と緩和されたため、新山口駅・E2A中国道乗り入れ・山口市中心部(県庁など)もスーイスイやね♪


小郡IC


小郡IC・国道9号重複区間ここまで
新山口地区のほか、E2A中国道・山口市街(県庁)・津和野・益田・山口市阿知須はコチラへ。
同時に、下関市の印内交差点から続いてきた国道9号重複区間もココで終わる。

乗り換え:[E2A] 中国道小郡萩道路接続)
ココからE2A中国道・小郡インターまでは、おおよそ10分程度。美祢・山口市徳地地区・吉賀町方面へのアクセスに便利です。

小郡IC

小郡IC~名田島IC(一日平均利用数:約23,000台)


(国道2号) 広島 139km 周南 46km 防府 19km


椹野川(橋の長さ:158メートル)


河川を渡っている最中、右手に斜張橋が見える。これは山口市の上水道管。
左手に狭隘な道路が並行しており、歩行者・自転車程度なら通過できる。


名田島IC 500m


設計速度60キロ(時速70キロ規制緩和)
小郡道路はオール自専道だが、元々は一般道スペックで開発された経緯を持つ。
時代の変化で制限速度が緩和され、現在は時速70キロまでの範囲内に設定されている。


名田島IC


名田島IC 山口市秋穂地区はコチラへ。

名田島IC

名田島IC~陶IC(一日平均利用数:約23,000台)


拝啓、国道2号。小郡インターを通過したため、再び単独区間。


新山口特有の都心部から一転し、農村部を駆け抜ける。さっきまでの都市化は何だったのか?


名田島IC(防府・徳山方面の出入口)/ 山口南ICは右車線へ
名田島インターは上下線で出入口が大きく異なる。


陶IC 400m 冬季橋上凍結注意


(左車線) 防府方面 / (右車線) 山陽道


陶(すえ)IC


陶(すえ)IC
右車線から入り込む形で、山口南インター直通道路に入り込む。
そのまま直進した場合、自専道の縛りが解かれて高架下の一般道路を通る形になる。


防府・周南方面へ一般道で向かう場合、ココで直進しないとE2山陽道(有料)に連れて行かされる。

陶IC

陶IC~山口南IC(一日平均利用数:約7,000台)


四辻高架橋(橋の長さ:2,817メートル)・完成2車線
ここから先は2001年に開通した延伸区間。
オール高架構造で、E2山陽道・山口南インターまでのアクセス道路扱いとなる。


設計速度60キロ(時速70キロ規制緩和)
ハナから拡幅を想定していないため、真ん中にガードレールが出現して対面分離構造で運用している。
その甲斐もあってか、本線同様の時速70キロ規制で「緩和」されている。


E2山陽道との連絡通路に過ぎないため、高架区間は実質有料。
高架は大した交通量でもなく、一般道に戻った地上部は国道2号らしい交通量を誇っている。


高架区間からだとよく見えないが、地上部となる一般道区間はロードサイド店舗がそれなりに点在している。


ここから時速60キロ規制


山口南インターと接続する直前で左急カーブ。時速60キロ指定でも結構キツい?


(左折) サポート / (直進) ETC車 速度注意
以前から存在する山口南インターのランプウェイと接続。


[41]山口南IC ここからE2山陽道(NEXCO西日本管理区間)
この先でE2山陽道本線と接続するため、ココで通行手続きを行う。
そのまま料金所に突っ込むため、山口南インターで国道2号に戻ることは出来ない。


徳山東インターなどと同様、料金所とE2山陽道本線との間は少し離れている。
ランプ部も完成2車線ではあるが、路肩が広く確保され、快適である。


山口南インターの分岐路が迫る。周辺は鋳銭司地区の工場団地が多い。


[41]山口南IC(E2山陽道本線)
元々は防府・広島方面の出入口のみに絞ったハーフインターだった。
2001年の増設工事でE2A中国道方面へ行けるようになり、現在は普通のインターとして機能する。


分岐点(行動点)に図形表示板。左折で山口市街・三次方面へ向かうという趣旨の案内である。
2001年の開通当初は山口JCTが一方通行だったこともあり、山口市街・三次の説明は後付けで追加された。


[41]山口南IC(E2山陽道本線分岐点)
湯田温泉スマートインター・山口市街・三次・美祢方面は左折しよう。

<<[E2A中国道接続] 山口市街・美祢・三次方面


E2山陽道本線を高架橋で大きく立体交差。下り坂の道中で本線が見えてくる。


E2山陽道本線と合流
宇部下関線から続いてきた乗り継ぎ区間は、ココで終了する。
引き続き、防府・周南・岩国・広島方面へはE2山陽道本線で。

乗り換え:[E2] 山陽道E2A中国道接続)
瀬戸内海沿いの主要都市を通過する高速道路。ほぼ全域にわたり、国道2号と並走している。

[41] 山口南IC

[E2] 小郡道路 [E2山陽道] 防府西IC・周南・広島方面>>

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