中津日田道路 上り行き(日田方面~中津IC)

訪問 2024年4月5日
作成 2024年5月4日

走行記録

下郷交差点~耶馬溪山移IC


下郷交差点
日田・山国方面からの国道212号と合流する。耶馬渓市街は左折。


下郷交差点 中津日田道路(無料)
ココから自動車専用道路。直進した所で国道500号と接続するだけなので、2021年現在では交通量は少ない。


ここから時速70キロ規制
理論上は時速80キロ設計だが、安全対策を理由に10キロ下回った速度で規制されている。


一部を除いて完成2車線で整備されており、コンクリブロック設置と幅員を広く確保することで、余裕を持たせている。


国道212号現道が山国川沿いを蛇行するのに対し、中津日田道路は南側に迂回する形でショートカットしている。
そのため、現道と比べて山がちであり、トンネル・高架構造を多用する印象が窺える。


ここから追い越し規制
耶馬溪山移インターまでは完成2車線だが、トンネル内とその前後は簡易分離で対処。


鹿熊ふるさとトンネル(長さ:2,986メートル) 中津日田道路最長トンネル
中津日田道路では最長の距離を誇る鹿熊ふるさとトンネルへ。
その距離、ギリ3kmに達し、E10東九州道・臼津トンネル並の長さに達する。


トンネル出口まで、ほぼ一直線。


トンネルを抜けると高架区間を経て、耶馬溪山移インターへ。


[9]耶馬溪山移(やばけい-やまうつり)IC


[9]耶馬溪山移(やばけい-やまうつり)IC
耶馬渓市街・深耶馬渓地域・玖珠方面はコチラへ。


山移インターの各出入口との間は、コンクリブロック出現に伴って安全性を高めている。


中津方面の出入口と合流する。
耶馬溪山移インターと本耶馬渓インターとの間は、2012年に開通した。


出口標識にインター番号を与えている無料自専道(地域高規格道路)は珍しく、それどころか道路施設の殆どがごく一部を除けばNEXCO線と同じスタイルで運用されているのもまた、日本全国探しても数少ない。

[9] 耶馬溪山移IC

耶馬溪山移IC~本耶馬渓IC


ここから完成4車線設計(暫定2車線)

中津方面の出入口を過ぎて、再びカラーポールによる簡易分離措置に逆戻り。
耶馬溪山移インターと次の本耶馬渓インターまでは、4車線化を見越した設計になっている。


計画当初は全区間で完成4車線の、名実ともに高速道路と言えるハイスペックな自動車専用道路を整備する方針だったが、後の計画見直しで、新規に建設する場所は完成2車線に降格。2015年までに開通している部分に関しても、拡幅を行うことはほぼ断念しており、全線通して実質完成2車線のままで運用される。……もったいない。


はなぐりトンネル(長さ:1,870メートル)
コレを抜けると、旧・本耶馬渓町の領地へ。


長い下り坂 速度注意


本耶馬渓インターの直前まで、一時的に追越車線が復活する。
自専道区間で追い越しが出来るのは、今の所ココだけ。


4車線回復と同時に、大きく左に旋回。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
ミニ高速なのに、珍しく車間距離確認標識。


対面通行 500m先
その前に右側車線が消えてしまった。


本耶馬渓IC 500m


対面通行となり、時速50キロ規制に。将来はココから本線とインターランプが分離する見通し。


[8]本耶馬渓IC


終点標識はあっても、国道500号までのアクセスランプは引き続き継続。あくまで暫定措置。


[8]本耶馬渓IC
青の洞門・中津市街は左折、宇佐市院内地区は右折。

[8] 本耶馬渓IC

青の洞門・羅漢寺IC~田口IC


[7]青の洞門・羅漢寺IC
本耶馬渓インターから国道500号を乗り継ぎ、道の駅耶馬トピア前の青の洞門・羅漢寺インターから再スタート。
田口インターまでは2024年3月に開通し、盲腸状態の不完全な運用は解消された。


青の洞門トンネル(長さ:1,335メートル)
「青の洞門」とは聞こえがいいが、実際の青の洞門からは大きく東に離れている。
仮称は「下屋形トンネル」であり、2代目青の洞門には該当しない。


ここから時速80キロ(設計速度)
青の洞門・羅漢寺インターから三光下秣インターまでは、時速80キロ規制(設計速度)で運用されている。
物理的中央分離措置が無かった本耶馬渓インター以南と違い、コンクリブロックが出現。


下屋形橋の真下で主要地方道・宇佐本耶馬渓線と立体交差するが、インターは設けられていない。


田口IC 3km
[E10東九州道] 中津IC 6km
中津港 15km

3段標識が出現するが、青の洞門・羅漢寺インターから中津インターを国土交通省が代行整備したものによる。
大分県が自腹で整備したそれ以外の場所では、3段標識の設置は行われていない。


八面山トンネル(長さ:1,834メートル)
本当に八面山直下を通っている訳ではない(付近の金色渓谷近くを通る)。
仮称は「三光第3トンネル」で、旧・三光村の村名を元に適当に名付けていた。


田口IC 2km
トンネル出口までは緩い上り坂が続いている。速度低下に注意を。


田口IC 1km
トンネル出口を過ぎた所で頂点となり、下り坂へ。


完成2車線で整備されたため、拡幅などハナから考えられていない。
故に跨道橋も2車線幅のままの設計で作られ、今後の改変等も一切行わない。


田口IC 500m


[6]田口IC


[6]田口IC
八面山はコチラへ。


ボックス・カルバートも先程の跨道橋と同様、拡幅などガン無視設計。


中津方面の田口インター出入口ランプと合流する。

[6] 田口IC

田口IC~中津IC


時速80キロ設計


上り坂 速度注意(最大傾斜4%)
田口インターから次の中津インターまでも、やや手応えのあるアップダウンが断続している。


中津IC 1.5km


ジャンクションの予告標識も、昔は通常のインターチェンジと同じ形を採っていた。この手の標識は日本全国探しても、E34長崎道・鳥栖JCT上りだけしか残されていないと思っていたが、まさか中津日田道路で四半世紀ぶりに拝むことが出来たとは。


三光下秣IC 2km 伊藤田IC 4km 中津港 10km


田口トンネル(長さ:180メートル)
ここから中津インターまでは下り坂。


中津IC 1km 一般道へは出られません


西秣トンネル(長さ:610メートル)


中津IC 500m


[8]中津IC
たくさん書かれているが、一度に可読できるかな?


ここから時速70キロ規制・追越規制
トンネルを出た所でスグに中津インター。
迷わないよう、青ライン・赤ラインと分けて対応している。


[8]中津IC
E10東九州道経由で北九州・大分方面へ向かう場合はコチラへ。

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三光下秣IC 500m 合流注意


E10東九州道からの車両が流入し、織り込み合流が発生する。
三光下秣インターへ降りる場合は、E10東九州道ランプから続く青ラインに沿うと便利。

乗り換え:[E10] 東九州道
完全に日田市まで直通化した後は、E34大分道(日田~日出JCT)の迂回路としての活用も見込まれる。

[5] 中津IC

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