E77九州中央道 上り行き
(山都通潤橋IC~嘉島JCT)

訪問 2024年4月7日
作成 2025年7月27日

走行記録

山都通潤橋IC~山都中島東IC


[5]山都通潤橋(やまと-つうじゅんきょう)IC
山都町中心部(通潤橋)最寄りの当インターから、再び、E77九州中央道がスタート。


長いランプウェイを通って本線へ。現状は通潤橋インター止まりなため、強制的に直角に曲がる構造で対処。


設計速度80キロ
不自然に広い路肩も含め、将来的には改めてランプウェイの整備が実施される。高千穂・延岡方面の延伸に期待。


拝啓、E77九州中央道


寺川天神橋
ここで国道445号と立体交差。起点の嘉島JCTまでは、同路線における実質的なバイパス道路となっている。
(山都通潤橋~嘉島JCTは、高速自動車国道としてのE77九州中央道で整備)。


山都中島東IC 6km 上野吉無田IC 12km 小池高山IC 20km
宮崎県側と異なり、熊本県側は熊本市役所ではなく、各インターまでの距離を案内している。


既存の丘陵地の地形をある程度踏襲した造りをしており、道中はやや傾斜角度の大きい坂道が続く。


周辺は山々に覆われており、民家や集落は本線を走行する上ではあまり見受けられない。
道中に休憩施設を誘致する計画も無いため、熊本市街へは淡々と走るに尽きる。


設計速度80キロ


山都中島東IC 2km


山都中島東IC 1km


拡幅の見込みは無いものの、一応、通潤橋インター以西は4車線化できる構造になっている。
そのため、所々に拡幅を伺わせる空き地が点在する。


山都中島東IC 500m


[4]山都中島東IC


[4]山都中島東IC
山都町北中島地区・甲佐町・西原村方面はコチラへ。
熊本空港最寄りインターでもあり、接続先の一般道路を乗り継ぐ形で当地へ向かえる。

[4] 山都中島東IC

山都中島東IC~上野吉無田IC(一日平均利用台数:最大約5,000台)


下り坂3.1km 速度落せ(最大傾斜4.0%)


山都中島東インターを過ぎると、盆地から麓へ向け、やや急傾斜な坂道が断続するようになる。


設計速度80キロ


下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)
殆どの箇所が元々ある山々を切り開いて整備されている。
急な坂が続く代わりに、トンネルで押し通す場面は限定的。


現在は無料で運用されている上、地元の自腹で増設されたインターが随所に設けられている。
もしも増設インターがない場合は、通潤橋インターと嘉島JCTは20km以上もあり、苦行に近かっただろう。


北中島橋
ココで二度目の国道445号と立体交差。
同路線は別経路で峠を越し、御船町中心部へ向かう。


[3]山都中島西IC(熊本方面の出入口のみ)
ハーフインターなので素通りするのみで、ココまでが2024年2月に開通した区間。
それ以前は一般道路でココまで来てから、E77九州中央道へ乗り継いでいた。


上野吉無田IC 2km


切り立った山々を貫く構造が続く。


上野吉無田IC 1km
横風注意


ゆずり車線 200m先


ここからゆずり車線(ゆずり車線の距離:約750メートル)
申し訳程度のゆずり車線が、上野吉無田インター出口ランプまで設けられている。
本当に「申し訳」程度の距離であり、あまりに短すぎて敬遠されがち。


上野吉無田IC 500m


[2]上野吉無田(うえの-よしむた)IC


[2]上野吉無田(うえの-よしむた)IC
御船町上野地区・吉無田高原はコチラへ。


ゆずり車線ここまで

[2] 上野吉無田IC

上野吉無田IC~小池高山IC(一日平均利用台数:約6,000台)


横風注意 / 設計速度80キロ
上野吉無田インターを過ぎたら、後は小池高山インターまで延々と下り坂。
熊本都市圏へ向けてラストスパートである。


通潤橋インターから西側は、山都町(+宮崎県西臼杵郡)と熊本都市圏を結ぶため、相応の交通量がある。
無料+並行する国道・県道が走行に難を要す地形から、敬遠されているのもある(高速道路で迂回)。


小池高山IC 6km 益城本線料金所 7.5km 嘉島JCT 8km
本線料金所までの距離を示すというの、結構珍しいのでは?


圧のある切り通しに圧倒される。ロックボルトで固めているあたり、この辺の地盤はあまり宜しくない。


下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)


当該区間は拡幅を見越した設計になってはいるが、交通量増加の期待は見込まれていない。
縮小化して完成2車線降格時でも対応できるよう、ボックス・カルバートは拡幅度外視な1+1車線分のみで対処。


太田川橋
左手に視界が広がる。ココまで来れば、熊本都市圏まであと少し。


牧の原第2トンネル(長さ:530メートル)
小池高山インターまではトンネルが連続。
未整備箇所も含め、熊本県区間はトンネルの数は意外と少ない。


下り坂3.2km 速度落せ(最大傾斜4.0%)


牧の原第1トンネル(長さ:480メートル)


飯田山第2トンネル(長さ:600メートル)


飯田山第2トンネルと第1トンネルの道中で、御船町・上益城エリアの麓が広がる。


小池高山IC 2km


飯田山第1トンネル(長さ:290メートル)


直進は有料 / 小池高山IC 1.5km


E3九州道(有料)との境界が迫っているため、図形標示板で説明している。


高木トンネル(長さ:480メートル)
上り方向におけるE77九州中央道最後のトンネル。
真上にゴルフ場が整備されているため、ゴルフボールよけのネットを敷いている。


小池高山IC 500m


直進は有料


情報表示板(E3九州道方面)
直進すると有料道路となるため、国土交通省ではなくNEXCO西日本仕様の表示板で対処。
奥手には薄らとサントリー九州工場が見える。


[1]小池高山(おいけ-たかやま)IC


[1]小池高山(おいけ-たかやま)IC
無料区間最後のインターチェンジ。通過すると有料道路へ連行される。
御船市街・益城市街・熊本空港方面はコチラへ。


益城本線料金所 1km


国道443号と立体交差し、熊本方面の出入口と合流する。事実上の有料道路へ。

[1] 小池高山IC

小池高山IC~嘉島JCT(一日平均利用台数:約3,000台)


益城本線料金所 500m 速度落せ


益城本線料金所
ここから有料道路(NEXCO西日本管理区間)

接続先のE3九州道が有料道路となるため、ココで入場手続きを行う。


情報表示板(E3九州道)
熊本・福岡方面と鹿児島・宮崎方面、2方向に分れるのに、情報表示板は1基のみ。
NEXCO西日本の視点で見れば、単なる増設インターのような感覚である。


嘉島JCT / 下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)
2車線分のボックス・カルバートだけで対処しており、拡幅対応とか皆無である。


分岐を示す例の図形標示板。至ってシンプルに矢印で案内している。


[15-2]嘉島JCT


[15-2]嘉島JCT
下り坂を経てE3九州道と合流する。
鹿児島・宮崎方面は左折、熊本・福岡方面は直進を。

<<[E3九州道] 鹿児島・宮崎方面


E77九州中央道の交通量を勘案し、ランプウェイは一般的なインターと同じトランペット型で対処している。
熊本市の構想では、この辺から熊本城付近まで都市高速で結ぶとか。実現できるかな?


E77九州中央道ここまで
熊本・福岡方面のE3九州道と合流し、E77九州中央道の旅は終わり。熊本市街はスグそこである。

[E3九州道] 熊本・福岡方面>>

乗り換え:[E3] 九州道
九州のタテ中心部を貫く高速道路。熊本県区間は、並行する国道3号の渋滞回避を理由に使用される傾向にある。

[15-2] 嘉島JCT

<<[E77中央道] 延岡・高千穂方面 [E77] 九州中央道

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