E77九州中央道 上り行き
(延岡JCT・IC~高千穂市街)

訪問 2021年9月19日
作成 2021年11月11日

走行記録

延岡JCT・IC(一日平均利用台数:約13,000台)


[22]延岡IC ここからE77九州中央道

一般道から乗り継ぐ形で、E77九州中央道がスタート(写真は延岡バスストップ付近の市道)。


[22]延岡JCT(日向市・宮崎方面)

延岡市街からE77九州中央道に入って、最初に日向市・宮崎方面へ向かう延岡JCTと合流。
中型車以上の場合、生活道路乱入による近所迷惑対策として、実質的に有料となる。

<<[E10東九州道] 日向市・宮崎方面


大分方面 左折
E10東九州道本線の高架下を潜る。


[22]延岡JCT(佐伯・大分方面)

本線を潜った先で、佐伯・大分方面のE10東九州道と接続。

<<[E10東九州道] 佐伯・大分方面


そのまま直進すると、E77九州中央道下りからE10東九州道下りへ通じる高架橋を潜る。
延岡JCTは南の清武JCTと同様、やや複雑で巨大なジャンクションとして整備。


入口から2kmほど進んで、E10東九州道上りからの流入車線と合流する。


この先は対面通行となっているため、延岡インター入口から進んだ場合は強制的に左折させられる。
宮崎・日向市方面から高千穂方面へ乗り換える車両が意外と多いため、合流地点はご注意の程を。

乗り換え:[E10] 東九州道延岡道路延岡南道路接続)
延岡JCT・インターから大分県庁・宮崎県庁は、どちらを選んでも100km近くも離れており、延岡が「折り返し地点」であることも頷ける。

[22] 延岡JCT

延岡JCT・IC~舞野IC(一日平均利用台数:約11,000台)


ここから対面通行
拝啓、E77九州中央道。九州山地を貫くハードな高速道路、一本化が蜃気楼のように遠く感じる次第です。


北方延岡道路どころか、E77九州中央道は対面通行だらけ。
東西それぞれの末端部のみ拡幅の余地がある以外、残りは完成2車線で整備される。


追越車線 1.5km先


舞野IC 500m


高野トンネル(長さ:240メートル)


舞野IC

高野トンネルを抜けると、スグに舞野インター。ここに用事がある場合、進路変更にご注意を。


舞野IC

舞野IC

舞野IC~北方IC(一日平均利用台数:約8,000台)


国道218号の旧道と立体交差。
熊本県にある山都通潤橋インターまでは、同路線のバイパス扱いで整備される。


追越車線ここから(追越車線の距離:約900メートル)
舞野インターから少し進んで、宮崎県側では唯一の追越車線が出現。


対面通行 1km先
追越車線の距離は必要最小限に留まり、距離も900m程度と不十分。


北方IC 5km 蔵田交差点(終点) 10km 熊本 127km


ココでいう熊本は国道218号経由の距離。E77九州中央道は熊本県山都町(矢部地区)で国道445号経由に代わるため、一本に繋がった後は距離が少しばかり短くなる予定。


上り坂の頂上で追越車線が消滅。実質、ゆずり車線と同じ扱いを受ける。


ここから対面通行
中途半端に片側1車線に戻る上、全線無料であることにも拍車が掛かり、流れが悪くなり気味である。


小川トンネルまでは急傾斜な下り坂が続く。


小川トンネル(長さ:354メートル)


岡元トンネル(長さ:282メートル)
岡元トンネルとほぼ隣接しているため、実質700m。


旧道が五ヶ瀬川のスグ隣を通るため、増水時に河川が溢れることがある。
E77九州中央道は少し北に離れつつ、かつ、高台となっているため、影響を受けない。


北方IC 2km


曽木トンネル(長さ:179メートル)


五ヶ瀬川流域を構成する九州山地が見えてくる。


北方IC 1km


北方IC 500m


北方IC


北方IC
延岡市北方地区はコチラから。

北方IC

北方IC~蔵田交差点(一日平均利用台数:約7,000台)


北方インターと蔵田交差点の間は、中央分離帯にコンクリブロックを設置。
完成2車線のように見えるが、蔵田交差点までは4車線拡幅を見越している。


拝啓、E77九州中央道。ここから最高速度が少しだけ緩和されますね。


時速80キロ規制緩和(設計速度80キロ)
コンクリブロックで安全性が向上するため、本来の設計速度まで規制が緩和される。


久保山トンネル(長さ:387メートル)


蔵田交差点(終点) 3km 熊本 120km


道の駅北方よっちみろ屋 3km


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
設計速度を考慮すると、普通なら40m間隔になる所だが、ココは50m単位。
(あすか)……それにしても。分離帯や脇ににある雑草酷すぎ。
(そらか)道路もメチャクチャわだちとデコボコがあるし。無料も良し悪しやな。


蔵田交差点 2km


蔵田交差点 1.3km
道の駅北方よっちみろ屋 終点から500m


駄小屋トンネル 短すぎるために距離数を標示していない。


この先横断歩道 歩行者注意
後述の通り、蔵田交差点はかなり簡素化されている。


蔵田トンネル(長さ:756メートル)


蔵田交差点 800m


速度落せ 終点 / 道の駅北方よっちみろ屋 終点より500m
コンクリブロックによる中央分離が解除され、そのまま旧道と直通している。


蔵田交差点
自動車専用道路ここまで

旧道と合流し、一旦、自動車専用道路は終了。
次の平底交差点へは一般道路で乗り継ぐ。

蔵田交差点

蔵田~平底 (基本計画区間)


天馬大橋(橋の長さ:370メートル)

蔵田交差点を過ぎた先にある、五ヶ瀬川の橋梁。海抜がとんでもなく高くなっている。


道の駅北方よっちみろ屋

天馬大橋の先で道の駅。国土交通省などでは休憩スポットとしてお勧めしている。


早日地区にある干支大橋(385m)。五ヶ瀬川との高低差が極端すぎてゾッとする。


延岡市北方~日之影町にかけては、比較的線形の良い国道が続いている。
データイムでも写真のような交通量。ドライブには最適だが、油断は禁物。


コンスタントに急カーブ・急傾斜・集落が存在するため、やはりE77九州中央道の整備は考えモノだろう。

 蔵田交差点と平底交差点の間は、長らく基本計画止まりで進捗の見込みが立っていなかったが、2024年12月の社会資本整備審議会・九州地方小委員会で計画評価段階の手続きに着手。飛び地の解消に弾みが付いており、今後の進展に期待が掛かる。

平底交差点~日之影深角IC(一日平均利用台数:約6,000台)


平底交差点
ここから自動車専用道路

日之影町内にある平底交差点から、再び、E77九州中央道がスタート。
一般的な平面状の交差点で、延岡方面の延伸など全く考慮されていない。


高千穂・日之影道路は完成2車線で整備され、拡幅を全く想定していない。
中央部にコンクリブロックが設置され、分離構造による安全性を担保。


新平底トンネル(長さ:1,670メートル)

E77九州中央道全体で見て、2021年現在で2番目に長いトンネル。
国道218号旧道にも同じ平底トンネルがあるため、事実上の2代目である。


終点となる雲海橋交差点までは、終始、やや急な上り坂が続く。
また、新平底トンネル内は所々にカーブがある。


次 深角IC
簡易的な情報表示板がある程度で、中間部の深角インターの案内は出口寸前まで存在しない。


日之影深角(ひのかげ-ふかすみ)IC
トンネルを抜けると、スグに中間部の深角インターと合流する。


日之影深角(ひのかげ-ふかすみ)IC
広域農道経由で天翔大橋・天岩戸神社へ。ココまでが2021年に開通した区間。

日之影深角IC

日之影深角IC~雲海橋交差点(一日平均利用台数:約6,000台)


完成2車線で整備されているため、深角インターランプを構成するボックス・カルバートも片側1車線ずつで対処。


完成2車線の幅員とはいえ、加速・減速車線は意外と距離がある。
実は、北方延岡道路の道中にあった、例のどんぐり標識がない。


広域農道と立体交差。この付近はE77中央道整備に合わせ、以前からある道路が大きく改変されている。


大平山トンネル(長さ:2,306メートル)
E77九州中央道最長トンネル

2021年現在、E77九州中央道で一番長い横綱級のトンネル。コレで雲海橋の寸前に向かう。


雲海橋交差点 2.0km


雲海橋交差点 1.3km
この付近で、平底から続いてきた上り坂は終わり。


トンネル出口の直後、平底交差点で分岐した旧道と再び合流する。
蔵田交差点の時と同様、信号機がないので、合流地点での事故が起きやすい。


雲海橋交差点
自動車専用道路ここまで

旧道と合流して自専道区間は終了。高千穂市街・高千穂峡の他、五ヶ瀬・山都・熊本方面に続く。
この先は一般道路スペックの雲海橋を通ることになり、急激に道幅が狭くなるので注意。

雲海橋交差点

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