E77九州中央道 下り行き
(高千穂市街~延岡JCT・IC)

訪問 2021年9月19日
作成 2021年11月7日

走行記録

雲海橋交差点~日之影深角IC(一日平均利用台数:約6,000台)


雲海橋交差点
雲海橋を渡った先にある平面交差点から、E77九州中央道が再スタート。
現在は雲海橋(現道)と直付けしているが、改めて別の場所に自専道版の雲海橋を整備する方針。


大平山トンネル(長さ:2,306メートル)
E77九州中央道最長トンネル

いきなり2.3kmにも達する長距離トンネル。
2021年現在、E77九州中央道では最長の横綱級である。


日之影深角IC 2.0km


日之影深角IC 1.2km
雲海橋交差点から少し進んで下り坂。


日之影深角(ひのかげ-ふかすみ)IC
トンネル出口寸前に見える橋梁は広域農道。


日之影深角(ひのかげ-ふかすみ)IC
農道経由で天岩戸神社へはコチラで。

日之影深角IC

日之影深角IC~平底交差点(一日平均利用台数:約6,000台)


日之影深角インターから平底交差点までは、2021年9月に開通。
この先の新平底トンネルの穴掘りに手間取った。


深角インターからの流入ランプ先で、次の新平底トンネルに入る。
高千穂・日之影道路の自専道区間は、全体の8割近くがトンネルで覆われている。


新平底トンネル(長さ:1,670メートル)

E77九州中央道では2番目に長い大関級のトンネル。
旧道にも平底トンネルがあるため、コレは2代目となる。


1,200m先信号機あり
トンネル出口までは下り坂が続く。しかも、序盤はクランク後に大きく左にカーブ。


平底交差点 700m ここから時速60キロ規制


トンネル出口に差し掛かると、目の前に交差点が見える。減速を。


平底交差点(終点)


平底交差点

旧道と合流し、自動車専用道路が再度終了。延岡方面はここを左折して乗り継ぐ。

平底交差点

平底~蔵田 (基本計画区間)


2019年5月訪問時の平底交差点。当時は建設中で、それらしき形は見えていた。


平底~蔵田までの乗り継ぎ区間にある青雲橋。
この隣に2代目青雲橋が整備されることに期待。

 平底交差点と蔵田交差点の間は、長らく基本計画止まりで進捗の見込みが立っていなかったが、2024年12月の社会資本整備審議会・九州地方小委員会で計画評価段階の手続きに着手。飛び地の解消に弾みが付いており、今後の進展に期待が掛かる。

蔵田交差点~北方IC(一日平均利用台数:約7,000台)


蔵田交差点

天馬大橋の東端部を過ぎた先で旧道と接続。
ここを直進してE77九州中央道本線へ流れ込む。


蔵田交差点(ここから自動車専用道路)

雲海橋・平底交差点の時と同様、付近でインターチェンジ・別線整備を行おうという気配は全くない。


拝啓、E77九州中央道


蔵田トンネル(長さ:756メートル)
蔵田交差点を過ぎると、スグにトンネルへ。


駄小屋トンネル
 短すぎるために距離数を標示していない。


北方IC 3km 延岡JCT・IC 11km
宮崎 97km 大分 111km

2021年現在で、宮崎県側でハッキリと確認できる4段標識。舞野インターはハーフなので未掲載。
下段部にある宮崎県庁・大分県庁までの距離は、いずれの経路を選んでも100km近くに達する。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)

真ん中にコンクリブロックがあるため、これだけ見ると完成2車線のように見えるが、一応は4車線化に対応している。
車間距離は50m単位であり、拡幅後は時速100キロでの走向を担保した設計となっている。


時速80キロ規制

コンクリブロックが分離帯を仕切っているため、蔵田交差点から少し進んだ写真の場所で「規制緩和」。


北方IC 2km


長い下り坂が続く。旧道が五ヶ瀬川沿いを通るのに対し、E77九州中央道はかなりの高台を通る。


北方IC 1km


久保山トンネル(長さ:387メートル)


北方IC 450m


情報標示板・時速70キロ規制

この先で簡易対面通行に切り替わるため、責任回避ロープがあるに関わらず最高速度が規制される。


北方IC


北方IC
 延岡市北方地区はコチラへ。

北方IC

 

北方IC~延岡JCT・IC(一日平均利用台数:最大約11,000台)


北方インターを過ぎると中央分離帯が無くなり、カラーポールによる簡易対面通行に切り替わる。


拝啓、E77九州中央道


北方~舞野・延岡は2007年に開通した区間。五ヶ瀬川の北側をバイパスする構造になっている。


延岡JCT・IC 7km 宮崎 93km 大分 107km

舞野インターでは出られないため、次に退出が可能なのはE10東九州道に接続する延岡JCT・ICとなる。


曽木トンネル(長さ:179メートル)


曽木トンネルの先で南側に空き地が見える。
4車線化する際の拡幅スペースだが、今は国土交通省の管理用施設になっている。


追越車線 2km先


岡元トンネル(長さ:282メートル)


小川トンネル(長さ:354メートル)
岡元トンネルとほぼ隣接しているため、実質700m。


小川トンネルの先から付加車線までは、延々と長い上り坂。
無料+延岡都市圏へのバイパス利用が多いため、ココで流れが悪くなる。


2019年現在でE77九州中央道では唯一の追越車線が出現。
肝心の東端部には追越・ゆずり車線が無く、取りあえず設置した感が漂う。


ここから対面通行
追越車線の距離は1kmにも満たず、満足に追い越せない。


延岡JCT・IC 2km
E10東九州道 佐伯―延岡 無料


E10東九州道との接点が近づく。大分方面に延伸した際に図形標示板が追加された。


延岡IC 2km
こちらは大分方面の延伸前に設置されたもの。


舞野インターの近くで国道218号旧道と立体交差。


舞野IC(延岡・E10東九州道方面の出入口のみ)


高野トンネル(長さ:240メートル)
拝啓、E77九州中央道。
高野TNはE77九央道最後のトンネル。本当に険しき九州山地の旅でした。


延岡JCT・IC 900m E10東九州道 佐伯―延岡無料


中型車以上 生活道路への流入対策実施中
補助標識にもある通り、日向市・宮崎方面は、実質有料道路に変更されている。


延岡JCT・IC 500m


[22]延岡JCT・IC


[22]延岡JCT(日向市・宮崎方面 / ここから実質有料区間)
最初の分岐点では宮崎方面へ向かう通路と接続する。日向市・宮崎方面は右折。

[E10東九州道] 日向市・宮崎方面>>


[22]延岡JCT・IC(佐伯・大分方面)
佐伯・大分方面は左折、延岡インター経由・延岡市街は青ラインに沿って右折しよう。

<<[E10東九州道] 佐伯・大分方面

乗り換え:[E10] 東九州道延岡道路延岡南道路接続)
日向灘沿いを延々と走る、もう一つの九州縦貫ハイウェイ。
延岡JCT・インターから大分県庁・宮崎県庁は、どちらを選んでも100km近くも離れており、延岡が「折り返し地点」であることも頷ける。

[22] 延岡JCT・IC

 

延岡JCT・IC(一日平均利用台数:約13,000台)


E10東九州道の本線下を潜る。この道中でE10東九州道上りからの延岡インターランプと合流。


続いてE10東九州道下りからの延岡インター出口ランプと合流。
その直後にある延岡インターからは、西階運動公園・保健福祉大へ向える案内がある。


[22]延岡IC
E77九州中央自動車道・終点

写真の場所でE77九州中央道は終了。そのまま直進すると延岡市中心部に至る。

<<[E77中央道] 熊本方面 [E77] 九州中央道

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