E26近畿道 下り行き(吹田JCT~松原JCT)

訪問 2025年2月9日
作成 2025年5月24日

走行記録

吹田IC(大阪中央環状線出入口)


[35]吹田IC(大阪中央環状線出入口)
E26近畿自動車道・起点

吹田市の大阪中央環状線から脇に入り込むようにして、高速本線へ。
周辺は吹田市・大阪万博跡地を軸としたニュータウンが造成されている。


吹田分岐 100m
E1名神の真下を潜る。すぐ隣を神戸方面からのE2A中国道(乗り継ぎランプ)が並走する。


吹田分岐(E1名神・E26近畿道)
E1名神本線を潜った先で、各方向に分岐。E26近畿道は右側車線へ。


吹田本線料金所
ココでE26近畿道の通行料を支払う。松原JCT・インターまでは最大760円(普通車の場合)。
西日本高速道路関西支社・大阪高速道路事務所が併設されている。


吹田本線は神戸方面からのE2A中国道乗り継ぎにも対応しており、その場合は、一旦ここで通行料を打ち切って、吹田より西側の距離別料金を支払う。そのため、吹田から和歌山・奈良方面へ向かう場合、通常の高速自動車国道と比較しても割高感が滲む。

ETC利用時は疑似的な距離別料金が採用され、末端のE26阪和道・松原インターまでの間にあるインターで退出した場合は、最大料金から減額する。


料金所の先でE1名神・E2A中国道からの乗り継ぎランプと合流する。衝突に注意。

吹田JCT~摂津南IC(一日平均利用台数:約80,000台)


拝啓、E26近畿道。大阪都心の郊外を環状線で結ぶ、疑似・都市高速。最後までお付き合いお願いします。


直進 松原・堺
ここから時速60キロ規制

側線部を大阪中央環状線が並走している。吹田JCT周辺は仕切りが非常に簡素。


吹田JCTを過ぎて高架区間に入り、まもなく右手に大阪モノレール・宇野辺駅の駅舎と出くわす。
門真JCTまでは大阪モノレールと並走しているため、タイミングが合えば列車を見れるかも。


E26近畿道はほぼ全線高架構造であり、用地取得に余裕が無かったのも相まって、道幅が非常に狭い。
橋梁は相当なガタが来ているため、もうそろそろリニューアル工事を行うだろう。


右カーブ寸前でJR京都線(東海道本線)と立体交差。近所にJR茨木駅がある。


JR京都線を渡った先で右カーブとなり、進路が南寄りに変わる。


時速60キロ規制
あまりにも道幅が狭いため、高速自動車国道でありながら時速60キロ縛りを受ける。E2A中国道の某所を彷彿とさせる。


阪急京都線の橋梁と立体交差。近所にモノレール乗り換えを含めた南茨木駅がある。


ハイウェイラジオ近畿茨木


南茨木駅付近の先で、再び右急カーブ。減速を促すイラスト看板がある。


茨木本線料金所跡地(NEXCO西日本の管理用施設)
1970年に門真インターまで初めて開通した時に設けられていた本線料金所の跡地。
コージくんの話「阪神高速の本線料金所撤廃→ミニPA誘致みたいなの、出来るんちゃうの?」


ここから時速80キロ設計
茨木本線跡地までは道幅が異様に狭かったが、その先は少し路肩が広くなり、最高速度も60→80キロに緩和される。


茨木本線跡地の先で大阪モノレールと立体交差。並走はするものの、モノレール線を跨ぐ場面は少ない。


門真JCTまで10分(訪問時)
松原JCTまで25分(訪問時)

なぜか上段部が塞がっていた。何が刻まれていたのかな?


渋滞緩和のため 左車線キープを
追越規制ではないが、織り込み合流が原因で渋滞が起きるのを回避するため、左側キープに協力を求めている。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
左側キープに協力してくれてるのかな?
(訪問時はピーク外の時間帯だったので渋滞は起きなかった)


[1]摂津北IC(松原方面の出入口のみ)
E26近畿道は全てのインターがハーフインターで、その組み合わせで疑似フルインターを実現。
この辺は西側にある阪神高速のランプと同じで、都心部の高速道路ならでは。


摂津南IC 2km
摂津北と摂津南は僅か2km程度しか離れていない。脇に摂津駅。


摂津南IC 1.1km
守口JCT 2km


摂津南インターの先・淀川を渡ってスグに阪神高速と分岐という案内。


情報表示板(E26近畿道・阪神高速)
阪神高速12号守口線・直進

ココで東海道新幹線と立体交差。新大阪駅は近そう……に見えて、結構離れている。
東海道新幹線の高架下を潜った先で、左側キープ協力要請区間は終わり。


摂津南IC 500m


守口JCT 1.4km
拝啓、E26近畿道


[2]摂津南(せっつ-みなみ)IC
阪神高速12号直進


[2]摂津南(せっつ-みなみ)IC
摂津市内に位置するものの、ハーフインターの関係上、隣の守口市・寝屋川市方面へのアクセスに近い。

[2] 摂津南IC

摂津南IC~守口JCT(一日平均利用台数:約69,000台)


淀川・鳥飼大橋(橋の長さ:550メートル)
守口JCT 500m

琵琶湖から大阪湾へ流れる、ご存じ、例の一級河川。


[2-1]守口(もりぐち)JCT


[2-1]守口(もりぐち)JCT
淀川橋を渡った先で守口JCTと合流。
阪神高速守口線経由で大阪都心へ向かう場合はコチラへ。


阪神高速からのランプと合流。
ここから先は大阪都心に限りなく近く、今まで以上に大都会らしい、密度のデカい街並みを通る。


後述の阪神高速ジャンクション(門真・東大阪・松原)と比較して、当ジャンクションはかなりコンパクトに収まっている。これは建設段階で周辺がビル街で覆われており、用地取得が困難だったことが要因となっている。

[2-1] 守口JCT

守口JCT~門真IC(一日平均利用台数:約68,000台)


周辺は中規模のマンションやビル街が乱立しており、いかにも都市高速さながらな雰囲気を醸し出す。


門真IC 500m
守口JCTと門真インターの間は、約3km程度離れている。
防音壁で見づらいが、周辺はららぽーとやコストコといった大規模商業施設が密集する。


情報表示板(E89第二京阪・E26近畿道)
門真JCT直進 渋滞時追突事故多発!!


[3]門真(かどま)IC


[3]門真(かどま)IC
門真市のほか、大東市・大阪市(鶴見区・城東区・花博記念公園方面)はコチラへ。

[3] 門真IC

門真IC~門真JCT(一日平均利用台数:約58,000台)


門真JCT 1km


門真JCT 500m
ハイウェイラジオ門真 1.4km先


[3-1]門真(かどま)JCT


[3-1]門真(かどま)JCT
門真インターから少し進んで、E89第二京阪と接続する。枚方市・京都方面はコチラへ。


東大阪PA 3km
[E25西名阪道] 香芝SA 23km
[E26阪和道] 岸和田SA 40km


門真JCTは他と比べて、大変広く分岐用の土地が確保されている。
将来的には阪神高速淀川左岸線と接続するため。楽しみですね。


東大阪北IC 2km


大阪市(府庁所在地・政令指定都市)
大阪市鶴見区(おおさかし-つるみく)

高速自動車国道としては、一応、大阪市内も通るが、郊外の鶴見区をチョッとだけかすめる程度。
大阪市内を通過している印象は皆無である。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


京都方面からの車線と合流。ここから終点の松原JCTまでは片側3車線となる。

[3-1] 門真JCT

門真JCT~東大阪北IC(一日平均利用台数:約120,000台)


東大阪北IC 800m / 東大阪PA 1.8km
拝啓、E26近畿道


東大阪北IC 500m
阪神高速情報表示板

門真JCTと東大阪JCTとは、距離的に見れば4km程度しか離れていない。
それでも大阪都心へ乗り継ぐ場合にはE26近畿道を中継する必要があり、不便とのこと。


[5]東大阪北IC


[5]東大阪北IC
東大阪市のほか、大阪市鶴見区方面はコチラへ。

[5] 東大阪北IC

東大阪北IC~東大阪JCT(一日平均利用台数:約105,000台)


東大阪PA 1km トレーラーは利用できません


東大阪PA 900m
東大阪JCT 1.7km


最初に東大阪PAが来て、その次に阪神高速東大阪線(E92第二阪奈接続)が来るという構造。


東大阪JCT 1km / 東大阪PA
トレーラーは利用できません

休憩施設を利用したいところだが、分岐標識の情報量が多く、紛らわしくて見逃す恐れも?(個人差)
高架下に駐車するという性質上、トレーラーや危険物積載車はパーキングエリアを利用できない。

東大阪PA


E92第二阪奈方面 左車線へ


[6]東大阪JCT
東大阪PAから少し進んで、スグに分岐。


[6]東大阪JCT
阪神高速東大阪線と合流する。大阪都心・奈良市街方面はコチラへ。


東大阪JCTは、日本でも数少ない「完全高架+上下線いずれも一本は90度カーブ型」の姿をしている。
東大阪市役所に隣接しており、展望台からはその様子を上空から俯瞰できる。


[6]東大阪料金所(堺・奈良・和歌山方面の入口通路のみ)
阪神高速東大阪線からの車線と合流。

[6] 東大阪JCT

東大阪JCT~八尾IC(一日平均利用台数:約105,000台)


所要時間情報表示板(松原JCT・香芝IC・堺JCT)
東大阪JCTを過ぎると、いかにも大阪都心最寄りといった風景から解放され、徐々に郊外の街並みへと変化していく。


ハイウェイラジオ八尾
拝啓、E26近畿道


八尾IC 2km / [7]東大阪南IC(松原方面の出入口のみ)
東大阪南インターという名称と裏腹に、立地場所は隣の八尾市にある。


八尾本線料金所(吹田方面のみ)
[7]東大阪南IC(松原方面の出入口のみ)

上り方向の場合は、東大阪南インターに隣接する八尾本線でE26近畿道の通行料を頂く。
下りは既に吹田本線で収受済みなので、そのまま通過。


八尾IC 1km
[E25西名阪道] 松原本線料金所は流出できません
八尾市内に入ると、詰め込み気味だった東大阪以北のビル街は殆ど観なくなる。


八尾IC 500m
拝啓、E26近畿道。この近所で近鉄大阪線と立体交差しますね。


[8]八尾IC / 直進・[E25西名阪道方面] 松原 堺


[8]八尾IC 割り込み禁止!
八尾市のほか、大阪市(平野区・東住吉区)方面はコチラへ。

[8] 八尾IC

八尾IC~松原JCT(一日平均利用台数:約109,000台)


久宝寺公園を跨いだ後、さらに南下。
JR大和路線を跨いだ左手に、シャープの工場が見える。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


松原JCT 2km
この先渋滞 速度注意


松原JCT 1km / 直進 [E26阪和道] 松原IC


[9]長原IC(名古屋・和歌山方面の出入口のみ)
この先 合流注意

この付近は微弱なサグが連発しており、ラッシュ時や繁忙期を中心に速度低下が起きやすい。


松原JCT 500m / 直進 [E26阪和道] 松原IC
渋滞の原因となる坂の窪み(サグ)にあたる。速度低下にご注意。


情報表示板(阪神高速・E25西名阪道・E26阪和道)


[10]松原JCT
大和川橋を渡る過程で、左側車線は強制的にE25西名阪道・阪神高速のランプに変わる
引き続き、E26阪和道経由で堺・和歌山・E91南阪奈道へ向かう場合は、真ん中・右車線へ。


[10]松原JCT
天理・名古屋方面及び、阪神高速経由で大阪都心・大阪湾方面へ向かう場合はコチラへ。
橋を渡った先で下り坂とか、サグ連発で渋滞の原因を作りかねず、そりゃ混むでしょう。


松原JCTの敷地内を通る。ココだけ片側2車線に一時的に減少。
元々が大阪中央環状線のインターとして整備されたこともあり、こう見ると継ぎ接ぎ感が滲み出る。


E26近畿自動車道・終点
E25西名阪道・阪神高速との立体交差付近で、E26近畿道は終わり。
そのままE26阪和道となり、この先の和泉地域・和歌山方面へ向けた長い旅路が始まる。

乗り換え:[E26] 阪和道E91南阪奈道接続)
和歌山へ通じる高速道路だが、とにかく継ぎ接ぎ感・魔改造を行った痕跡が色濃く残る。

[10] 松原JCT

[E26] 近畿道 [E26阪和道] 堺・和歌山方面>>

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