E26阪和道 下り行き(松原JCT~岸和田和泉IC)

訪問 2025年2月9日
作成 2025年2月25日

走行記録

松原JCT~松原IC(一日平均利用台数:約120,000台)


[10]松原JCT E26阪和自動車道・起点
E25西名阪道・阪神高速松原線と立体交差する松原JCTより、E26阪和道がスタート。
松原JCTのE26近畿道⇔E26阪和道に限り、一時的に片側2車線に絞られる。


松原IC 1km
E25西名阪道・阪神高速松原線からのランプウェイと合流する。


この先 E26阪和道(別料金)
拝啓、E26阪和道。……既に同路線に入っとるちゅうねん。


元々は先ほどの松原JCTが初代・松原インターとして運用され、1988年のE26近畿道接続、1989年のE26阪和道接続に伴い、初代・松原インターはE25西名阪道所属のジャンクションという位置づけに変更された。これにより、旧・松原インター(現在の松原JCT)は、側道部の主要地方道・大阪中央環状線と接続しなくなったことから、代替措置として南側に大阪方面行きの出入口に限定した、2代目松原インターを新設し、現在に至る。

NEXCO西日本が定める範囲では、松原JCTがE26阪和道の起点としているが、法律上は道路施設が移転した2代目松原インターが「近畿自動車道・松原那智勝浦線」の起点として扱われている。


松原IC 300m
松原JCT以降も高架区間が連続する。
パッと見、先ほどのE26近畿道からの連続利用にしか見えない。


[11]松原IC


[11]松原IC この先別料金
松原市・羽曳野市・藤井寺市方面はコチラへ。
ココまでがE26近畿道の均一料金となり、この先はインター間ごとに区間料金が変わる。

[11] 松原IC

松原IC~美原北IC(一日平均利用台数:約96,000台)


ハイウェイラジオ松原
短い路線でハイラジが至近距離で集中していたE26近畿道と異なり、E26阪和道は間隔が少し開く。


設計速度80キロ
E26阪和道は、終点の南紀田辺インターまで時速80キロ設計。
下手すると1日10万台を超える大動脈でありながらロースペックなのは、ちょっと厳しい。


左カーブ(R=500m)


送電線注意(近鉄南大阪線)
近鉄南大阪線と立体交差。大阪の繁華街・阿倍野地区と奈良県橿原市との間を結ぶ。


美原北IC 2km / 美原JCT 2.3km


先に美原北インターが来て、その次に美原JCTと接続する構造。
美原JCTは2つの美原インターに囲まれる形で整備されている。


堺市までは大阪の副都心としての役割が強く、大阪都心と泉州地域を連絡する大動脈として活用されている。
10万台近い交通量ながらも渋滞がさほど起きないのは、西側を走る阪神高速とで分散しているためとみられる。


美原IC 1km / 美原JCT 1.3km
国道と立体交差するために盛り上がり構造へ。こうした場所が道中に何か所かある。


美原IC 500 / 美原JCT 800m
美原南ICでは出られません


[12]美原北IC / 美原JCT 500m
美原JCTを利用する場合は、ここで降りたら違うところに飛ばされるので注意。
隣の美原南インターは、和歌山方面の出入口に絞っていることを示す案内が随所にある。


[12]美原北IC
堺市美原区のほか、堺市中心街・富田林市方面はこちらへ。

[12] 美原北IC

美原北IC~美原JCT(一日平均利用台数:約83,000台)


[12-1]美原JCT
美原北インターを過ぎてスグに美原JCTと合流する。


[12-1]美原JCT
E91南阪奈道経由で羽曳野・葛城・橿原方面へ向かう場合はコチラへ。

<<[E91南阪奈道] 羽曳野・葛城・橿原方面

乗り換え:[E91] 南阪奈道(E24京奈和道接続)
泉州地域と奈良市郊外を結ぶ自動車専用道路(地域高規格道路)。

[12-1] 美原JCT

美原JCT~堺JCT(一日平均利用台数:約71,000台)


美原JCTを過ぎると交通量もひと段落し、データイム時は写真のように余裕で通行できる。


写真の場所で国道309号と立体交差。近くに黒姫山古墳(前方後円墳)がある。


[13]美原南IC(和歌山方面の出入口のみ)
美原北インターは美原JCTにほぼ隣接していたが、美原南インターは分岐路から少し南に離れている。


送電線注意
拝啓、E26阪和道


南海電鉄高野線
霊峰・高野山へ向かう南海電鉄の路線と立体交差。
参拝列車ではあるが、序盤の難波地域から橋本駅までは、泉州地域における通勤の足として活用されている。


堺JCT 4km 堺IC 5km 和歌山 59km
この手の3段標識はE26近畿道も含め、吹田JCTから進んで「ようやく」出現。
今までがあまりにも次のインターとの距離が近すぎた。


国道310号との立体交差で再度、大きな坂を昇り降り。本線からは南河内エリアの街並みが広がる。


堺本線料金所跡地(NEXCO西日本の管理用施設)
上り方向は現存するが、下りは本線料金所の脇をそのまま素通りする。
2006年2月までは下り方向にも料金所が設けられていたが、渋滞するなどの理由で撤去。


堺JCT 2km 堺IC 3km


堺JCT 1km


堺JCT 500m


[14]堺(さかい)JCT / 堺IC 1km
先にE90堺泉北道のジャンクションと合流し、その先で堺インター出口に繋がる。
堺インター出口を利用する場合は、進路変更に注意!


[14]堺(さかい)JCT
片側3車線ここまで

泉大津市のほか、阪神高速湾岸線経由で泉佐野・関西空港方面へ向かう場合はコチラへ。
同時に、ココでE26近畿道・門真JCTから続いてきた片側3車線区間が終了。

[14] 堺JCT

堺JCT~堺IC(一日平均利用台数:約48,000台)


堺IC 500m
堺JCTの先でようやく高架区間が終了し、一転して盛土構造に変わる。


[15]堺(さかい)IC


[15]堺(さかい)IC
堺市西区・高石市のほか、泉北ニュータウンへは当インターからが便利。

[15] 堺IC

堺IC~岸和田和泉IC(一日平均利用台数:約35,000台)


拝啓、E26阪和道


次の岸和田和泉インターまでは、泉北ニュータウンの敷地内を縦断する。
大阪府主体で堺・和泉周辺の丘陵地に整備された造成地で、マンション・団地・集合住宅が密集している。


岸和田和泉IC 9km 貝塚IC 18km 泉佐野JCT 24km
[E26阪和道] 和歌山 52km


この先大雨時 路面冠水注意
泉北ニュータウンの造成も含め、道中は元からある丘陵地を掘削方式で押し通している。
その影響で一部区間はサグによる冠水が懸念されており、そうした所では事前警告で注意喚起を促す。


大雨時 路面冠水注意
写真の場所(E26阪和道43キロポスト付近)では、坂の窪みによる冠水が懸念されている。


掘削区間の道中は、跨道橋による一般道路との立体交差も複数存在する。
ちなみに、次の岸和田和泉インターまでは、側線部を利用して府道・堺市道がそれぞれ設けられている(一本通しでは行けない)。


桧尾トンネル(長さ:170メートル)
トンネルと主張するが、実際のところは次の信太山トンネルも含め、ボックス・カルバートの形状で整備。


信太山トンネル(長さ:120メートル)


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


ここに限らず、岸和田和泉インターまでは周辺がビル街・住宅街であるため、大部分で防音壁を設置している。
その影響で、何となく都会・郊外を走っているように見えて、その周辺景観は殆ど見えない。


高い防音壁に加え、やや急なカーブと緩めのアップダウンが連続することもあり、見通しが悪いのもネック。


再度堀削区間となり、南海電鉄泉北線の終点・和泉中央駅と商業施設の敷地を通過する。


南海電鉄泉北線を含めた泉北ニュータウン沿いは、意外にも増設インター等はない。
堺インター・岸和田和泉インターとはそこそこ離れており、不便に見えるのだが、実際はどうなんでしょうね。


岸和田和泉IC 2km


岸和田和泉IC 1km


[E26近畿道経由] 吹田JCTから50km
堀削区間の道中で、吹田JCTから50キロ地点を通過。大阪府も縦に長い。


岸和田和泉ICより先は別料金


岸和田和泉IC 500m


[16]岸和田和泉(きしわだ-いずみ)IC
ココまでが区間制に基づく通行料金であり、この先は距離別方式に切り替わる。


[16]岸和田和泉(きしわだ-いずみ)IC
この先 別料金

岸和田市・和泉市方面はコチラへ。
一応は岸和田市の領地にあるインターだが、岸和田市街とは随分と離れている。


ここから距離別料金
目的ICを通り過ぎたら 次のIC(貝塚インター)でお申し出を

[16] 岸和田和泉IC

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