E91南阪奈道
下り行き(美原JCT~橿原方面)

訪問 2025年2月9日
作成 2025年4月27日

走行記録

美原JCT~美原東IC(一日平均利用台数:約32,000台)


[12-1]美原JCT E91南阪奈道・起点
E26阪和道から分岐し、E91南阪奈道がスタート。


たじはや本線料金所を前に、各方向からの分岐及び、隣接する美原インターのランプが集結。


たじはや本線料金所
ココでE26阪和道・E26近畿道の通行料と、この先の羽曳野インターまでの通行料を支払う。
ETCの場合は前述の2路線からの連続利用とみなされ、単に通行経路をチェックするだけで通過可能。


現在のE91南阪奈道は全線が国道165号のバイパスという位置づけになっているが、2018年3月末以前は大阪府道路公社が管理する一般有料道路(主要地方道・美原太子線のバイパス)だったため、道路管理者や料金制度の違いからココに料金所を設け、通行料をそれぞれ別途徴収していた。

ETCの場合はE26阪和道(高速自動車国道)方面からの連続利用とみなされるため、疑似的な距離別料金でカウントされるものの、料金認可などは従来のままとなっているために料金所の撤去・移設は行っていない。


美原東IC 1km
美原東インターまでは二階建て構造になっており、地上部では主要地方道・美原太子線が並走している。
管理者変更と国道165号への鞍替え以前は、自専部となる羽曳野インターまでの区間も主要道扱いだった。


美原東IC 500m


[2]美原東IC


[2]美原東IC
道の駅羽曳野方面はコチラへ。
このインターには料金所が無いため、ETCが無ければ料金調整が行われない場合がある。

[2] 美原東IC

美原東IC~羽曳野IC(一日平均利用台数:約28,000台)


羽曳野IC 2km
羽曳野出口を過ぎると別料金(現金等の場合)

以前は羽曳野インターで大阪府とNEXCO西日本が入れ替わっていたことの名残。
道路管理者は変わったものの、料金認可自体は従来のままである。


羽曳野IC 1.5km
羽曳が丘地区のニュータウン沿いは掘削方式で作られている。


羽曳が丘地区の掘削区間を通る。周辺はニュータウンやロードサイド店舗・道の駅などが造成されている。


羽曳が丘トンネル(長さ:340メートル)


トンネル言うものの、中身はボックス・カルバート。この上はロードサイド店舗と道の駅が設けられている。


車線減少 1km先


羽曳野IC 500m
羽曳野出口を過ぎると別料金


尺度橋(橋の長さ:123メートル)
ため池を通過するが、自然景観に配慮するため、建設にあたっては斜張橋(PCエクストラード橋)を採用。


[3]羽曳野(はびきの)IC
羽曳野出口を過ぎると別料金


[3]羽曳野(はびきの)IC
羽曳野出口を過ぎると別料金

羽曳野市街のほか、富田林・河内長野・藤井寺方面はコチラへ。


対面通行 300m先
羽曳野インター出口を過ぎると、右側車線が消滅して対面通行に入る。


ここから対面通行


旧・公社/NEXCO境界点
以前は国道170号との立体交差付近で、道路管理者が公社からNEXCOに切り替わっていた。
現在は全域がNEXCO西日本管理になっているが、料金認可そのものは従来通り、ココから通行料が異なる。


葛城・橿原方面の出入口と合流。

[3] 羽曳野IC

羽曳野IC~羽曳野東IC(一日平均利用台数:約23,000台)


拝啓、E91南阪奈道


羽曳野インターから大黒トンネルまでの道中は、長い高架区間。
先程の羽曳野インターで殆ど退出するため、この先のE91南阪奈道は交通量が少ない。


羽曳野東IC 1km


大黒トンネル(長さ:180メートル)
建設している最中に古墳が見つかったため、切り通しを止めてトンネル方式で対処。


羽曳野東IC 500m


羽曳野インターまでは相応の交通量が見込めたこともあり、最初から片側2車線で運用されている。
一方、それより東側は、計画段階で交通量増加が見込めず、対面通行縛りでやりくり。


[4]羽曳野東(はびきの-ひがし)IC


[4]羽曳野東(はびきの-ひがし)IC
隣接する太子町市街はコチラへ。

[4] 羽曳野東IC

羽曳野東IC~太子IC(一日平均利用台数:約20,000台)


飛鳥高架橋
再び、地上一般部との二階建て構造へ。峠が迫るため、上り坂が続く。


太子IC 1km


太子IC 500m
太子本線料金所 1km


[5]太子(たいし)IC
太子本線料金所 500m


[5]太子(たいし)IC
太子町のほか、香芝市・河南町方面はコチラへ。


太子本線料金所
ココで羽曳野から太子と、太子から新庄・弁之庄出入口までの通行料をまとめて支払う。
ETCの場合は通過経路のみを記録するだけなので、この地点では料金精算は発生しない。

[5] 太子IC

太子IC~葛城IC(一日平均利用台数:約20,000台)


拝啓、E91南阪奈道
対面通行ここまで(追越車線の距離:約9,000メートル)
竹内峠の前後区間は、貴重な追越車線が復活する。


太子トンネル(長さ:250メートル)


トンネルと見せかけて、ボックス・カルバート。真上は工場などがある。


二上橋
竹内峠の前後区間は傾斜角度の大きい、厳しい坂道が続いている。


葛城IC 5km 大和高田市街 10km 橿原 14km


車線減少 2.1km先
以前はこの付近から対面通行になっていた。


竹内トンネル(長さ:1,450メートル)
E91南阪奈道最長トンネル


日本最古の古代官道である竹内峠を、トンネルで乗り越える。道中は険しい坂道と急カーブで占めている。
以前は対面通行だったが、あまりに事故が多いことから拡幅の運びとなり、2020年7月1日より4車線化。


ここから奈良県
上り坂の途中で、隣の奈良県に入る。


トンネルを越えた先で高速道路版の竹内峠となり、頂上に達する。ここから先は下り坂。


下り坂 速度落せ(最大傾斜2.8%)


葛城IC 2km  車線減少 左へ
峠を越えて下り坂に入った先で、再び対面通行。そのまま葛城インターまで4車線であって欲しかったな。


連続急カーブ 減速!!
竹内峠の奈良県側も、なかなか急峻な谷間が続いており、急カーブと急傾斜な坂道が新庄出入口まで続く。


ここから対面通行


葛城IC 1km
道の駅かつらぎ IC出口から200m


葛城IC 500m


対面通行ここまで
そうは言っても片側1車線縛りは続いているため、実質、対面通行。


[6]葛城(かつらぎ)IC
道の駅かつらぎ


[6]葛城(かつらぎ)IC
道の駅かつらぎ

近隣の道の駅のほか、葛城市街・五條市・香芝市方面はコチラから。

[6] 葛城IC

葛城IC~新庄出入口(一日平均利用台数:約16,000台)


左カーブ(R=400m)
葛城インターがある場所は急峻な山の谷間に位置することもあり、傾斜角度の大きい坂道が続いている。
そらかさんの話「右側車線をふさぐの、なんだかもったいないですね」


ETCフリーフローアンテナ
葛城インターと新庄出入口には料金所が無く、ETCの場合はココでE91南阪奈道(+高速国道)の通行料を支払う。
E26阪和道からの連続利用だと若干お安くなるが、E91南阪奈道単体利用 or 現金等の場合は、総じて高くつく。


100m先 対面通行


長い下り坂の道中で、奈良盆地に形成された奈良都市圏の街並みが広がる。素晴らしい。


下り坂600m 速度落せ(最大傾斜4.0%)


新庄出入口(弁之庄出入口)
有料道路 E91南阪奈道 ここまで

NEXCO西日本が管理する有料道路はココまで。
この先、終点の四条出入口までは、国土交通省管理の無料バイパス道路が続く。

新庄出入口(弁之庄出入口)

[E91] 南阪奈道

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