E42阪和道 下り行き(御坊IC~南紀田辺IC)

訪問 2025年2月9日
作成 2025年3月6日

走行記録

御坊IC~印南IC(一日平均利用台数:約11,000台)


[30]御坊(ごぼう)IC
ここからE42阪和道(高速自動車国道)

御坊インター出口を境にして、再び、E42阪和道が復活。
以前は現在の白浜方面側の車線で対面通行を行っていたため、旧・御坊インター入口の傷跡が残る。


野口高架橋
次の御坊トンネルまでは、完成2車線で作られたE42湯浅御坊道の延長扱いであり、当時の影響が残る。


御坊トンネル(長さ:340メートル)
トンネルの手前・右側車線に、完成2車線時代に運用されていた非常駐車帯の痕跡が残されている。


御坊トンネルを過ぎた先からは完成4車線スペックとなり、対面時代は上り方向側に拡幅用の空き地を設けていたとされる。
2021年12月を以て4車線化が完了し、それに合わせてE42湯浅御坊道の改造工事も完成した。


[31]御坊南IC(白浜・新宮方面の出入口のみ)
手前の御坊インターは、最初から白浜・新宮方面の出入口など全く考慮していない。
そのため、当該地域へは約1kmほど南に離れた御坊南インターを利用する。


拝啓、E42阪和道。やはり4車線は最高ですね!


塩屋トンネル(長さ:270メートル)


印南IC 7km みなべIC 18km 白浜 39km


大きなアップダウンが幾度と繰り返す構造が続く。こうした構造が原因で渋滞が多発していた。
ただ、手前のE42湯浅御坊道と違い、最初から4車線化できる構造だったため、拡幅は割とあっさり進んでいる。


最初から4車線化を見越した構造であるため、カーブこそ多いものの、道路の幅員も含めて広々とした設計が続いている。
いかにも「高速道路らしい」風景が続く。


青垣内山トンネル(長さ:830メートル)
下り方向は2021年12月の拡幅で新設された区間で、トンネルの手前で拡幅箇所が入れ替わっていた。
トンネル入口まではやや急傾斜な上り坂となっているため、やはり交通量増大による渋滞が懸念されていた。


印南IC 2km
ココから印南インターまでは、長い緩めの下り坂が断続する。


印南IC 1km


印南IC 600m


[32]印南(いなみ)IC


[32]印南(いなみ)IC
印南町方面はコチラへ。

[32] 印南IC

印南IC~みなべIC(一日平均利用台数:約11,000台)


印南川橋
真下でJR紀勢本線(きのくに線)と立体交差。
E42阪和道で、JR線と立体交差するのは2か所だけと少ない(海南インターランプまで含めて3か所)。


印南SA トイレはこのSAで!! E42阪和道最後のSA
南紀田辺インター以降には本線休憩施設がない。
道の駅くちくまのは和歌山方面側にしかないため、理不尽極まりない。


拝啓、E42阪和道


印南SA 1.4km


印南トンネル(長さ:400メートル)
道の駅すさみ 58km

印南SA以降の休憩施設は、国土交通省は約60km離れた「道の駅すさみ」を推している。
E42紀勢道に並行する国道42号沿いには、たくさんの道の駅があるため、それも活用したい所。


みなべIC 10km 南紀田辺IC 16km 白浜 30km


印南(いなみ)SA
E42阪和道最後の休憩施設。ここを過ぎると、一般道を降りない限り、休憩する場所がない。
中身は3セク運営の物産館がある程度で、給油施設等はなし。せめて、E26系統のサービスは欲しい。

印南SA(下り行き)


200m先 対面通行 左へ
E42阪和道の起点・松原JCTから約110km進んで、ついに対面通行へ突入。


ここから対面通行


切目川橋
2021年3月に、残る印南SAから南紀田辺インターまでの区間が4車線化事業に指定された。
既に拡幅へ向けた工事は段階的に進んでおり、今後の進展に期待したいところ。


島田トンネル(長さ:960メートル)
みなべインターまで緩い下り坂が断続する。繁忙期になると渋滞の懸念があり、拡幅は必須である。


断続的な下り坂が続くせいで、訪問時は上下線ともにややギスギスとした流れになっていた。


西岩代トンネル(長さ:600メートル)
みなべインターの1km手前まではトンネルも集中。確かに混雑が懸念されるのは、理解できる。


東岩代トンネル(長さ:980メートル)


追越車線 2km先


高田山トンネル(長さ:1,710メートル)
E42阪和道全体でみれば3番目に長い関脇級のトンネル(並行路線のE42湯浅御坊道を除く)。
やはり出口まで長い下り坂が断続しており、繁忙期を中心に速度低下・混雑が懸念される。


みなべIC 2km


対面通行ここまで


みなべIC / ここから追越車線(追越車線の距離:約2,100メートル)
みなべインターの前後区間で、一時的に追越車線が復活。


みなべIC 700m


[33]みなべIC


[33]みなべIC 車線減少1km先
みなべ町のほか、田辺市龍神地区はコチラへ。

[33] みなべIC

みなべIC~南紀田辺IC(一日平均利用台数:約10,000台)


みなべ高架橋


車線減少 300m先
みなべインターから1km程度進んで、右側車線が消滅。


車線減少 走行注意 左へ


追越車線 1.7km先
拝啓、E42阪和道
。その先にも追越車線確保ですか。羨ましいな。


南紀田辺IC 5km 上富田IC 12km 白浜 19km
E42阪和道としては次の南紀白浜インターで終点となるが、3段標識にはその先・E42紀勢道のインターを普通に掲載している。


梅の郷トンネル(長さ:910メートル)
トンネルの真上は梅園が広がっている。


対面通行ここまで(追越車線の距離:約700メートル)
対面通行 1km先


梅の郷トンネルを抜けると一時的に追越車線が復活するものの、僅か700m程度。
ココで追越の機会を逃してしまうと、E42紀勢道では追越・車線変更を一切行えなくなる。


♪音がします
速度超過対策と車線減少警告を踏まえ、凹凸処理が施されている。


対面通行ここから


E42紀勢道情報表示板(国土交通省)
E42紀勢道は国土交通省管理の無料自専道であるため、近畿地方整備局管内の表示板で交通情報を伝達。


南紀田辺IC 2km 南紀田辺より先 無料区間
その先の南紀白浜・日置川インターまでは有料道路方式でも良かったんじゃないかな。


芳養高架橋
ここを境に、上下線で拡幅箇所が入れ替わる(上り方向側の車線を使って4車線処理を実施)。


南紀田辺IC 1.3km 本線料金所 1.4km


南紀田辺トンネル(長さ:990メートル)
E42阪和道最後のトンネル

E42阪和道の大トリを飾るトンネルで、1km近く距離がある。


南紀田辺IC 500m


南紀田辺本線料金所 300m


[34]南紀田辺(なんき-たなべ)IC


[34]南紀田辺(なんき-たなべ)IC
南紀地方における主要都市・田辺市中心部はコチラへ。直進すると本線料金所に向かう。


南紀田辺本線料金所 E42阪和道・終点
有料区間(NEXCO西日本)ここまで

本線料金所を以て、E42阪和道は終了。
この先は無料自専道となるため、松原・吹田から続いてきたNEXCO西日本管理の有料道路もココで終わる。

乗り換え:[E42] 紀勢道
紀伊半島をぐるりと周る高速道路。リゾート地・南紀白浜インター以降は、リアス式海岸沿い特有の長距離トンネルだらけである。

[34] 南紀田辺IC

 

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