E34長崎道　上り行き（武雄JCT～鳥栖JCT）

訪問(1)　2017年10月8日
訪問(2)　2020年1月18日
作成　2018年11月23日
更新(1)　2020年2月18日

武雄JCT～武雄北方IC（一日平均利用数：約23,000台）

武雄JCTを通過し、佐賀・鳥栖方面を目指す。奥に御船山がチラリ。

[E3九州道]　福岡　92km　熊本　142km　[E34大分道]　大分　194km
下段部に大分道経由で向える大分市役所の距離が出現する。

川登SA。上り方向から進んだ場合、長崎道では最初となるサービスエリア。

長崎道の名物である武雄の直線路。田園地帯を高架橋で真っ直ぐ一直線で結んでいる。

杵島トンネル（長さ：1,170メートル）。出口まで下り坂＋左カーブで構成されている。

武雄北方IC　1km。この近くでJR佐世保線とオーバークロス。

[5]武雄北方IC。武雄市・白石・大町・江北方面はこちらへ。

[5]　武雄北方IC

鳥栖JCTからの距離：52.9km
接続する道路：国道34号
周辺情報：武雄市役所・武雄温泉楼門・TSUTAYA武雄市立図書館・御船山楽園・佐賀県立宇宙博物館・白石・大町・江北方面

武雄北方IC～多久IC（一日平均利用数：約29,000台）

佐賀県武雄市（旧・北方町）。マスキングされて旧町名が抹消されている。

多久IC　9km　佐賀大和IC　25km　鳥栖JCT　51km
佐賀市最寄りの大和ICが接近するため、下段部の案内が鳥栖JCTまでの距離に変化する。
武雄北方～鳥栖は、佐賀県側の思い違いが原因で発生した「九州横断道」区間。

[E3九州道]　福岡　80km　熊本　130km　[E34大分道]　大分　182km

多久西PA　3.5km　小城SIC・PA　17km　金立SA・ハイウェイオアシス　27km
長崎道でSA・PAの3段標識があるのはココだけ。同時に珍しい。

馬神トンネル（長さ：610メートル）。この近くで50kpを通過する。

佐賀県多久市（たく-し）。カントリーサインは「多久聖廟」。

多久西PA　1km
下りの場合はココにPAが設置されており、上下線で全然違うところに休憩所を設けている。

多久聖廟BS（管理用施設）
BS跡地。停車する路線バスがないため、NEXCO西日本の管理用施設に降格。

[4]多久IC。多久市のほか、唐津・佐賀西部へはコチラへ。

[4]　多久IC

鳥栖JCTからの距離：41.7km
接続する道路：国道203号東多久バイパス
周辺情報：多久市役所・多久聖廟・小城・唐津方面

多久IC～小城スマートIC（一日平均利用数：約31,000台）

多久ICの先で上り坂。多久から徐々に交通量が増え出すため、時間帯によっては流れが悪くなる。

登坂車線の距離は500m程度と短く、坂道もスグに終わるので「ガス抜き」程度。

佐賀県小城市（おぎ-し）。旧・小城町の領土を通過する。CSは「清水の滝」。

[E3九州道]　福岡　66km　熊本　116km　[E34大分道]　大分　168km

小城スマートIC・PA　3km　金立SA・ハイウェイオアシス　13km

小城トンネル（長さ：440メートル）。上下線で大きく高低差を付けている。

[3-1]小城スマートIC・PA。小城市（小城・三日月方面）はコチラから。

[3-1]　小城スマートIC・PA

鳥栖JCTからの距離：33.4km　←なんでや!関係無いやろ!
接続する道路：佐賀県道44号小城富士線
周辺情報：小城市役所・清水の滝・村岡総本舗ようかん資料館・佐賀市富士地区など

小城スマートIC～佐賀大和IC（一日平均利用数：約31,000台）

走行車線・追越車線
以前は橋梁にぶら下げて設置していた標識も、落下対策を理由にロードペイント方式に変更。

佐賀県小城市（旧・三日月町）。マスキングされて旧・町名が抹消されている。

佐賀県佐賀市（さが-し）。旧・大和町の領域を通過する。

[3]佐賀大和IC。佐賀市中心部・佐賀空港・三瀬方面はコチラへ。
西日本高速道路九州支社・佐賀高速道路事務所併設。

[3]　佐賀大和IC

鳥栖JCTからの距離：26.6km
接続する道路：国道263号
周辺情報：佐賀県庁・佐賀市役所・佐賀城跡・佐嘉神社・森林公園・どん3の森・川上峡・川上峡温泉・佐賀空港・古湯温泉・郊外（大和・川副・諸富・富士・三瀬方面）など

佐賀大和IC～東脊振IC（一日平均利用数：約37,000台）

佐賀大和ICから先は背振山地に沿うように鳥栖を目指す。
事実上の福岡都市圏へのアクセス道路とあって、交通量も今まで以上に過密になる。

[E3九州道]　福岡　54km　熊本　104km　ハイウェイラジオ金立
標識が他と異なるとは言え、大分市役所までの距離はどこへ消えた？

佐賀県佐賀市（旧・佐賀市内）
金立SAの前後区間が合併前の旧・佐賀市の領土。
カントリーサインは「佐賀城・バルーンフェスタ」と、佐賀を象徴する内容になっている。

大分方面夜間次の給油所　金立SAの先130km（別府湾SA）
そのまま大分道へ連続走行する場合、途中の山田SAは深夜営業をしていない。

佐賀大和～鳥栖の道中はコンクリート舗装になっており、走り心地が大変悪い。

佐賀県神埼市（かんざき-し）
カントリーサインは「吉野ヶ里遺跡」だが、そこへのアクセスは隣の吉野ヶ里町からが一般的。

城原トンネル（長さ：220メートル）。上りの場合、長崎道最後のトンネルとなる。

道路情報を伝える垂れ幕。バルーンフェスタを意識するあたりは佐賀らしい。

佐賀県神埼郡吉野ヶ里町（かんざきぐん-よしのがりちょう）
「吉野ヶ里」なのにCSが異なるのは、旧・東脊振村の領地だったため。デザインは「トム・ソーヤの森」。

[2]東脊振IC。吉野ヶ里遺跡・神埼・那珂川市方面はこちらへ。

[2]　東脊振IC

鳥栖JCTからの距離：14.8km
接続する道路：国道385号
周辺情報：吉野ヶ里町役場・吉野ヶ里歴史公園（吉野ヶ里遺跡）・トムソーヤの森・道の駅吉野ヶ里・神埼・柳川・那珂川市方面

東脊振IC～鳥栖IC（一日平均利用数：約41,000台）

拝啓、E34長崎道。残すところ、いよいよ最後の1区間となりました。鳥栖は目前であります。

佐賀県三養基郡上峰町（みやきぐん-かみみねちょう）
隣のみやき同様、タテにだけ異様に長い自治体。CSは「米多浮立」。

佐賀県三養基郡みやき町（みやきぐん-みやきちょう）
カントリーサインは「綾部神社行列浮立」。旧・中原町のデザインである。

佐賀県鳥栖市（とす-し）　長崎道の出発点とされる交通の要衝。

東脊振～鳥栖の断面交通量は1日4万台を突破することも。殆どの車両は福岡へ向かう。
事実上、佐賀市とその周辺が福岡市のベッドタウンと化している。

高速道ナンバリング対応に変更されると共に、他でも見られる立体型の案内に大幅アレンジされた。

鳥栖ICの手前に2路線案内が可能な情報電光板が設置されている。

[1]鳥栖IC　直進　福岡・熊本・大分方面（九州道・大分道経由）

[1]鳥栖IC　鳥栖市のほか、基山・小郡市方面もこちらで。

[1]　鳥栖IC

鳥栖JCTからの距離：1.2km
接続する道路：国道3号・国道34号
周辺情報：鳥栖市役所・JR（鳥栖駅・新鳥栖駅）・鳥栖プレミアムアウトレット・鳥栖スタジアム・小郡・基山など

鳥栖IC～鳥栖JCT（一日平均利用数：約56,000台）

側道部に設けられた鳥栖IC（西行き）料金所を通過する。
鳥栖ICと鳥栖JCTとの間は、九州道・大分道の乗り継ぎ道路。

どういうわけか、鳥栖JCTの福岡方面への分岐は、なぜか普通のインターチェンジと同じ標識。

ジャンクションの予告標識も、昔は通常のインターチェンジと同じ形を採っていた。この手の標識は日本全国探しても数少なく、九州では中津日田道路・中津ICの分岐標識で確認されている。

サロンパスの看板が見えるが、それもそのはず、久光製薬の本社は近所にある。

[1]鳥栖IC（福岡・熊本・大分方面）
料金所をよそ目に鳥栖分岐が接近する。

ちなみに、鳥栖IC～鳥栖JCTが開通したのは1973年のこと。広義で考えれば、この区間が長崎道では最初に開通したことになる。但し、開業当時は「あくまでも九州道のインターチェンジ」という位置づけであったため、ホントの意味で開業したと見なす場合は、先ほど通ってきた多良見～大村が初、ということで強ち間違いでは無い。

鳥栖JCT（福岡方面）
福岡方面へ分岐する場合はこちらで。鳥栖ICからの流入車両と衝突事故を起こしやすい。

以前は長崎道→大分道へ乗り継ぐ場合、本線部分は片側2車線で整備されていた。
あまりに織り込み合流による事故が多いという理由で、強制的に1車線に縮小されるように改築。

福岡方面へ入った場合でも、そのまま熊本・大分方面へ向かうことは出来る。車両が勝手にはみ出してこないよう、側道部はガードレールで仕切られている。

福岡→佐賀・長崎方面の混雑解消を理由に作られたサガンクロス橋を跨ぐ。

幅が狭まった所で側道部＋九州道→大分道の織り込み合流へ。
側道部・九州道→大分道乗り継ぎは時速40キロ規制、右車線（長→大）は時速80キロ規制。

0キロポスト・E34長崎道ここまで
九州道との高架下にある0キロポストで長崎道が終わり、大分道にバトンタッチする。

[9]鳥栖JCT（九州道・熊本方面乗り継ぎ）
九州道の本線を潜った先にある分岐で、久留米・大牟田・熊本へ向かう場合は左折する。
引き続き、大分道（朝倉市・日田・湯布院・別府・大分方面）を目指す場合は直進しよう。

[9]　鳥栖JCT

（E34長崎道・E34大分道）鳥栖JCTからの距離：0.0km（起点）
（E3九州道）門司ICからの距離：96.1km
分岐標識の案内：
[E3九州道]　福岡　熊本（久留米・大牟田）
[E34大分道]　大分
接続する道路：E3九州自動車道・E34大分自動車道