E10宮崎道 下り行き(えびのJCT~宮崎IC)

訪問 2020年1月19日
作成 2020年1月27日

走行記録

えびのJCT~小林IC(一日平均利用数:約7,000台)


[21]えびのJCT E10宮崎道・起点
ここから宮崎方面へ向けて左折する。
門司インターから続いてきた九州縦貫道も、ココで大きく二手に分かれる。


なぜか分岐路には、インターチェンジの出口にありがちな「ノーズ」と呼ばれる標識がある。


ランプウェイの部分は一時的に片側2車線に増えるも、スグに右側車線が消える。


この先合流 速度注意
鹿児島方面からの車線と合流し、E10宮崎道本線がスタート。


小林IC 15km 高原IC 26km 宮崎市街 85km


都城までは霧島連山の麓を延々と走る。お世辞にも、都城まではさほど交通量は多くない。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
この先の高原インターまでは時速100キロ設計。その割には路肩が狭く感じる。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
周辺はえびの市近辺の農村地帯ばかりで、集落となっている場所は限られている。


池島川(橋の長さ:148メートル)


宮崎方面へ進むと、右手に霧島連山が見えてくる。連山をまともに見られる場所は、この先の霧島SA付近まで。


凍結注意(冬季限定)


しばらくして丘陵地特有の緩やかな上り坂に入るが、そもそもの交通量がコレなので、渋滞とは無縁。


えびの市飯野地区の住宅街が左手に見える。


飯野バスストップ


飯野バスストップ
都城・宮崎方面に向かう、各停タイプの高速バスがココで客扱いする。
並行するJR吉都線・日豊本線の代役として幅広く使われている。


E10宮崎道に並行するJR線(日豊本線・吉都線・肥薩線)の本数が絶望的に少ないため、高速バスが地域間輸送の代役を果たしている。日豊本線は宮崎と鹿児島の間を特急列車で結んでいる上、単線であってもE10宮崎道・E3九州道経由の高速バスと比較しても到達時間が早いため、まだ救いようがあるが、吉都線・肥薩線はもはや風前の灯火。人口減による高速バスの減便は避けられないものの、今後も熊本方面への地域間輸送に対する需要は見込まれる。


小林市に入ったところで、えびのと大して変わらない。


霧島連山が目の前に迫ってくる。
ココが噴火したらE10宮崎道が使えなくなるので、意外と厄介。


周辺は農村地帯に加え、畜産を飼育している農家(宮崎牛・卵類など)も多く、沿線からもその様子を窺える。


動物注意(照明内蔵タイプ)


小林IC 2km


小林IC 1km


えびの高原・生駒高原 出口 700m
霧島連山を一望できるえびの高原に加え、コスモス園がある生駒高原にも近い。


霧島SA 3km 日向高崎PA 14km


小林IC 500m


[1]小林IC 小林市・えびの高原(霧島連山)はコチラへ。

[1] 小林IC

小林IC~高原IC(一日平均利用数:約7,000台)


霧島SA 2km


霧島SA 1km


出ノ山川(橋の長さ:100メートル)


高原IC 8km 都城IC 29km 宮崎市街 68km


霧島SA
E10宮崎道最初のサービスエリア。

霧島SA(下り行き)


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
路肩が狭いのに、最初から時速100キロで整備されている。


以前からある盛土を切り通しの形で整備していることから、跨線橋が連発している。


まだ跨線橋が連発する。同時に、写真では少し分かりづらいが、緩やかな下り坂にもなっている。


ここで最初のJR吉都線を跨ぐ。高速バスに地域間・都市間輸送の役割は映っており、気動車を見ることは希。


丘陵地に生い茂る森林地帯を延々と走る。


高原IC 2km


高原IC 1km


高原IC 500m


[2]高原(たかはる)IC
インターチェンジの上空を、主要道・高原野尻線が通っている。


[2]高原(たかはる)IC
高原町のほか、霧島連山(御池・霧島神宮・霧島温泉など)・都城市高崎地区はコチラへ。

[2] 高原IC

高原IC~都城IC(一日平均利用数:約7,000台)


路肩幅員縮小区間(ここから時速100キロ規制緩和)
宮崎県警のお情けで、ココから先は時速100キロに規制緩和されている。本来は時速80キロ設計。


時速100キロ規制緩和
特に速度標示がない場合は、えびの~高原の時と同じ、時速100キロでの走行が許可されている。


日向高崎PA 3km 山之口IC・SA 25km


キリ この先
霧島連山の麓を走るが故の濃霧。この奥で2回目のJR吉都線を跨ぐ。


都城IC 19km 山之口IC・SA 24km 田野IC 40km 宮崎市街 57km


日向高崎PA 1km


左手に緊急停止が出来そうな、路肩っぽい部分が露わになる。


日向高崎PA
E10宮崎道最初のパーキングエリア。

日向高崎PA(下り行き)


標識には無いが、日向高崎PAの先は、緩やかな下り坂が連続するようになる。


基本的には緩めの坂道ばかりだが、中には写真のようにハッキリと分かる下り坂も。


都城市高崎地区の農村地帯・畜産農家が見えるが、雰囲気はえびの・小林の時と変わらず。


車間距離確認区間(時速100キロ規制緩和)
本来は時速80キロ設計なので40m単位になる所だが、規制緩和されているため、間隔も50m単位になる。


車間距離確認区間(時速100キロ規制緩和)


車間距離確認の先にある高架区間で、最後のJR吉都線を跨ぐ。この後、吉都線はJR都城駅を目指す。


JR吉都線との立体交差の先も、やや傾斜のある下り坂が続いている。


高崎東バスストップ


高崎東バスストップ
飯野BSと同様、都城・宮崎方面へ向かう各停タイプの高速バスが停まる。
他と違い、ここのバス停は跨道橋の真下にある(他は盛土構造)。


下り坂に加えて、切り通しが連続。跨線橋が何本も出現する。


連続跨線橋を過ぎた先で視界が広がる。


大淀川(橋長:270メートル)
宮崎市のシンボルである巨大河川。E10宮崎道は、その上流を渡るだけ。


都城IC 2km
都城市街に近づけるため、並行路線の国道221号寄りから大きく南側に離れ、旋回する。


都城IC 1km


都城北バスストップ


都城北バスストップ
一見地味だが、ココは他と異なり、殆どの高速バス(特急含む)が停車する、事実上のターミナル駅。
近隣にパークアンドライド用の駐車場もあり、高速バス向けの都城駅と言っても過言では無い。


都城IC 500m


[3]都城IC


[3]都城IC
都城市街のほか、鹿児島県大隅地方(曽於・霧島市国分・鹿屋・志布志方面)はコチラへ。
インターから車で約5分の距離に、道の駅都城NiQLLが設けられている。

[3] 都城IC

都城IC~山之口IC・SA(一日平均利用数:約11,000台)


路肩幅員縮小区間(時速100キロ規制緩和)


山之口IC・SA 4km 田野IC 20km 清武JCT 26km 宮崎市街 37km


車間距離を十分に
都城~宮崎までは国道10号・日豊本線と並走するため、この区間に限れば一定の需要がある。


山之口IC・SA 3km 清武PA 30km


車間距離確認区間(時速100キロ規制緩和)


山之口IC・SA 2km


高城バスストップ


高城バスストップ
高崎東BSと同様、宮崎方面へ向かう各停タイプの高速バスが停まる。


山之口IC・SA 1km


SA内休憩後のETC出口利用不可
山之口インターは入口と出口が完全に分離されており、SA⇔出入口の利用は出来ない。


山之口IC・SA 500m


[3-1]山之口IC・SA


山之口インター出口左へ
標識にもある通り、SAの駐車場に入る直前で左折しないと、山之口インターを見逃してしまう。


[3-1]山之口IC 都城市山之口地区・高城地区はコチラへ。

山之口SA(下り行き)

[3-1] 山之口IC・SA

山之口IC・SA~田野IC(一日平均利用数:約13,000台)


山之口IC・SAから一転、青井岳周辺の山々を通る山岳ルートに。
そのため、片井野TN先までは従来通り時速80キロ運用になっている。


結構山の中という感じで、さっきの高原地帯はどこへ。S字クランク後、一時的に向きが北寄りに変わる。


山之口を過ぎた先あたりが一番半径が厳しく、その先は割と緩やか。


設計速度80キロ
80キロに規制されたのではなく、元々の設計速度(時速80キロ)に戻っただけである。


ある程度進んだところで、再び進路を東寄りに変える。この付近の坂はやや急傾斜。


追突注意 車間距離を十分に


AMラジオ周波数
ココまで来てやっと、E10宮崎道最初のトンネルが近づく。
さすがにココは国道269号沿いに旋回できなかった。

【宮崎道のラジオ周波数】
※便利なスマートフォン向けアプリ「radiko」もご利用下さい。


天神トンネル(長さ:1,650メートル)・E10宮崎道最長トンネル
E10宮崎道は2つしかトンネルが無く、最初の天神TNが最も長い「横綱級」となっている。


次の片井野トンネルとは若干距離があり、トンネルも上下線でやや離れている。


片井野トンネル(長さ:690メートル)
これでE10宮崎道のトンネルは終わり。


路肩幅員縮小区間(ここから時速100キロ規制緩和)
片井野トンネルで難所を突破したため、再びココから時速100キロ緩和。


国道220号情報(国土交通省)
宮崎インターで青島方面へ向かう客向けに、隣接する日向灘の気象情報を伝える。


田野IC 2km


田野IC 1km


田野IC 500m


[4]田野IC
E78東九州道の開通に伴い、標識に描かれていた「日南」の案内は削除。


[4]田野IC 
宮崎市田野地区はコチラへ。

[4] 田野IC

田野IC~清武JCT(一日平均利用数:約15,000台)


路肩幅員縮小区間(時速100キロ規制緩和)


田野地区の丘陵地が続いており、市街地から鰐塚山地寄りの場所を通る。


田野東バスストップ


田野東バスストップ
高城BSと同様、宮崎方面へ向かう各停タイプの高速バスが停まる。


清武JCT 3km


宮崎版の鳥栖JCTであり、左折して延岡・右折して清武南インター・日南方面へ向かう案内をしている。


清武JCT 2km


清武JCT 1km


情報表示板(E10東九州道・延岡方面)
日南・串間方面は国土交通省が管理しており、情報板は設置されていない。


清武JCT 500m


[4-1]清武JCT


[4-1]清武JCT
ココで日向灘沿いを通る宮崎の大動脈・E10/E78東九州道と接続する。
日南・串間及び、宮崎市清武地区・日向市・延岡方面はコチラから。

<<[E10東九州道] 延岡方面 [E78東九州道] 日南・串間方面>>


手前に東九州道(E10⇔E78)、奥手に日南方面→宮崎インター直通ランプの高架が見える。
不正通行を未然に防ぐためか、日南→宮崎インターの連絡に限り、完全な一方通行になっている。

乗り換え:[E10][E78] 東九州道
北九州から続いてきたE10/E78東九州道の重要な進路変更点。ココを境に、延岡方面が「E10」、日南方面が「E78」と切り替わる。

[4-1] 清武JCT

清武JCT~宮崎IC(一日平均利用数:約10,000台)


拝啓、E10宮崎道


清武川(橋の長さ:220メートル)


ようこそ宮崎へ(マルチバイリンガル)
この標識が出てきたら、いよいよ宮崎市街。


宮崎本線料金所 1km(ここから時速60キロ規制) 清武BS
料金所が接近するため、ココで時速100キロ緩和が終わり、安全速度に変化する。


清武バスストップ
本線上のバス停では最後。宮崎に向かう各停路線バスが停まる。


清武PA 1km
宮崎本線料金所を通らないと、休憩施設を利用できない。


宮崎本線料金所 500m 速度落せ


清武PA(上り行き)・時速40キロ規制


宮崎本線料金所
ココでNEXCO線の通行料を支払う。普通車の場合、熊本インターからは4,610円(標準)。
ブースが多いが、コレはE10/E78東九州道が出来る前は、ココしか無かったため。


清武PA
料金所を抜けた先で最後の休憩施設。

清武PA(下り行き)


時速60キロ規制
まもなく高速道路が終了するため、安全な移動が出来るよう、時速60キロに抑制される。


一ツ葉有料道路 分岐標識


左折で宮崎市街・直進後に左折で日南・青島・空港方面へ向かう案内をしている。


[5]宮崎IC


[5]宮崎IC(宮崎市街方面)
ココで左折すると大淀川を経て、宮崎市街(県庁・橘通沿いの市街地)に向かう。


国道220号(宮崎行き)からのオンランプと合流する。本線部分が変則的になるので注意。


[5]宮崎IC(日南・青島・空港方面) E10宮崎道・終点
スグに国道220号(日南行き)へのオフランプと合流する。日南・青島・宮崎空港はコチラへ。
ココまでがE10宮崎道で、直進するとE98一ツ葉南線を経て、宮崎港・シーガイア方面に至る。

乗り換え:[E98] 一ツ葉道路
末端の宮崎インターで接続している一般有料道路。宮崎市の外環状道路という位置づけである。

[5] 宮崎IC

<<[E3九州道] 熊本方面 <<[E3九州道] 鹿児島方面 [E10] 宮崎道

[E98一ツ葉・南線] 宮崎港・シーガイア方面>>

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.