E32徳島道 上り行き
(川之江東JCT~徳島JCT)

訪問 2024年2月12日
作成 2024年4月17日

走行記録

川之江東JCT


[7]川之江東JCT ここからE32徳島道
E32高知道から分岐する形で、E32徳島道がスタート。
左折して高知に向かうE32高知道と異なり、E32徳島道は直進すればOK。


この先が対面通行となっている関係で、上り本線に入るのと同時に片側1車線に絞られる。
拡幅工事を行いやすくするため、最初から片側2車線分の敷地は確保している。


高知方面からのE32高知道ランプウェイの真下を潜る。
川之江東JCTは谷間に沿うように、高架構造のオンパレードで整備されているのが特徴。


高知方面からの車線と合流し、本格的にE32徳島道本線の旅路が始まる。

川之江東JCT~井川池田IC(一日平均利用台数:約4,000台)


高知方面からの合流車線はすぐさま消え、その先で下り方向に集約される。


拝啓、E32徳島道。吉野川に並行し、紀伊水道を目指す逆・母川回帰の旅、宜しくお願いします。


井川池田IC 20km 美馬IC 42km 徳島 98km
1枚板で距離標示を示すのは珍しい。
橋とトンネルの距離が近いため、やや強引に対面通行に入る。


下川トンネル(長さ:880メートル)
上り方向では最初のトンネル。


出口まで左カーブが続く。脇町インターまでは急峻な場所が多いため、カーブの半径も小さくなりがちである。


細の谷高架橋
愛媛県と徳島県の県境である境目峠を目指し、上り坂が続く。
川之江東JCT付近までは四国山脈に沿うが、井川池田インター以降は讃岐山地の南麓に並行する。


猪の窪高架橋


前の谷高架橋


池田PA 4km 吉野川IC・SA・HO 22km


太田高架橋


新境目トンネル(長さ:2,790メートル)
連続高架橋の繰り返しで山道を進んだ後、県境となる新境目トンネルへ。
E32徳島道では2.8kmにも達する「大関級」である。


トンネル出口まではひたすら緩めの上り坂が続く。
速度低下が懸念されるが、2024年地点では特に4車線化へ向けた話は出ていない。


ここから徳島県
入口から半分近く通過した所で、隣の徳島県に入る。
県境は非常停車帯に設けられ、壁面にはそれを示すマークが刻まれている。


徳島県の鳥・木・花(シラサギ・ヤマモモ・スダチ)


池田PA 1km


E32徳島道最高地点(標高:305メートル)


県境となる新境目トンネルの中……と見せかけて、その東寄りの写真の場所で最高地点を突破する。
海抜は300mを超え、四国の高速道路ではE32高知道の笹ヶ峰トンネルに次ぐ高さを誇る。


対面通行ここまで
峠を越えたので、ココから先は下り坂が主体となる。


三谷川橋
E32徳島道では唯一のPCエクストラドーズド橋。
河川の距離が短いため、斜張橋に似たこの方法で整備されている。


池田PA
上り方向では最初の休憩施設。中身はトイレ休憩程度に留まる。

池田PA(上り行き)


車線減少 200m先
パーキングエリアの前後だけ、追越車線が1.2kmほど確保されている。


ここから対面通行
川之江東JCTから井川池田インターまでは、下り方向を活用して対面通行を実施している。
前述の通りに当該線区は拡幅対象外だが、4車線化を見越した空き地は確保済み。


境目峠の徳島県側は、吉野川水系の馬路川・国道192号に並行した道筋を辿る。
愛媛県側と異なり、緩めの下り坂が延々と続く構造。


吉野川SA・ハイウェイオアシス 16km
ETC専用IC出口 利用時間6時~22時


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
脇町インターまでは厳しい急峻な場所が多いため、時速80キロスペックで設計されている。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


白地トンネル(長さ:2,890メートル)・E32徳島道最長トンネル
深川橋の先で白地TNへ。この近くに馬路地区の集落が形成されている。
県境の新境目トンネルが長いのかと見せかけて、これが最も長い。


全線通じて緩めの下り坂が続いている。


序盤は直線路だが、後半パートで右カーブとなり、トンネル出口まで続いている。


池田へそっ湖大橋(橋の長さ:705メートル)
ここから吉野川並走区間


池田湖(池田ダム)の真上を通るへそっ湖橋。ココから徳島JCTまでは、吉野川と並走する。
吉野川は徳島県を代表する巨大な一級河川で、上流には大歩危峡があることで知られる。


新山トンネル(長さ:890メートル)
へそっ湖橋の先もトンネルが続いている。


池田トンネル(長さ:1,280メートル)
手前の新山TNと一体的であるため、実質、延長2kmを超える。


井川池田IC 2km
追越車線 2km先


井川池田インターが接近するにつれ、三好市池田地区の街並みが広がる。
吉野川並走区間となり、流域を軸に狭い谷間を中心に市街地等が形成されている様子が窺える。


井川池田IC 1km


井川池田IC 500m


[6]井川池田IC 対面通行ここまで


[6]井川池田IC

三好市井川地区・池田地区のほか、大歩危峡・金刀比羅宮・善通寺方面もコチラで。

[6] 井川池田IC

井川池田IC~吉野川IC・SA(一日平均利用台数:約5,000台)


拝啓、E32徳島道。ここから徳島JCTまで、ゆったりのんびり吉野川北詰の旅路ですね。


この先 対面通行
井川池田インターで一時的に追越車線が出現するも、800m程で消滅。
満足行く追い越しが出来るかは微妙な距離である。


この先、徳島JCTまでは吉野川流域に沿った経路を辿るため、前述の通り、流域沿いの市街地を高速本線からチラ見できる。
三好市井川地区・池田地区の先、吉野川北詰周辺は東みよし町の街並みが形成されている。


吉野川IC・SA・HO 4km 美馬IC 20km 脇町IC 31km 徳島 76km


道の駅みまの里 20km ETC2.0限定 乗り直し料金据え置き


吉野川IC・SA・HO 4km 阿波PA 35km


吉野川(橋の長さ:850メートル)
井川池田インターから少し進んで大きく左にカーブ。真下で国道192号・JR徳島線と立体交差する。


吉野川北詰に広がる平地区間へ向け、下り坂の状態で吉野川を跨ぐ。
ここから先は北詰ルートとなり、本来の国道192号・JR徳島線とは対岸の地域を通る経路となる。


川を渡って右カーブ。東みよし町三好地区の街並みが目の前に広がる。


吉野川IC・SA・HO 2km


吉野川IC・SA・HO 1km


対面通行ここまで
急な谷間の元となった讃岐山地・四国山脈との間がやや広がり、流域沿いの視界もココに来て大きくなる。
吉野川インター・サービスエリアの前後区間で追越車線を確保。


[5-1]吉野川IC・SA・ハイウェイオアシス


[5-1]吉野川IC・SA・ハイウェイオアシス
SA利用後ETC出口利用できません

隣接するハイウェイオアシスのほか、東みよし町方面はコチラへ。

吉野川SA(上り行き)

[5-1] 吉野川IC・PA

吉野川IC・SA~美馬IC(一日平均利用台数:約5,000台)


井川池田インター付近のギスギスとした急峻が薄れ、吉野川に沿うようにして平地を盛土構造で切り抜ける。
東みよし町の集落より、やや南側(河川とほぼ併設)を通るため、この辺はカーブが多い。


拝啓、E32徳島道


車線減少 左車線へ
大きくカーブした所で追越車線が消滅。
この区間は約1.8kmほど確保されており、十分に満足の行く追い越しが可能。


ここから対面通行


宮の岡高架橋
ここで主要地方道・徳島池田線と立体交差。
先程の吉野川橋以降、藍住インターまでは同路線と並走する。


この先の太刀野トンネルは、間際を通る吉野川流域よりもかなり高い所に作られている。
そのため、宮の岡高架橋は急傾斜な上り坂で設計。次の美馬インターまではアップダウンが極端だ。


太刀野トンネル(長さ:2,400メートル)


意図的にトンネル内で右カーブを行う構造を採っている。
これは並走する吉野川・徳島池田線沿いが急峻な地形になっているためである。


ハイウェイラジオ太刀野
E32徳島道では唯一のハイラジ。この先の徳島・鳴門方面の交通情報をキャッチ。


トンネルを過ぎた後は吉野川北岸・讃岐山地の山裾を通る。随所にアップダウンが続く。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


河内谷川橋


藍住インターの手前までは、讃岐山地の南裾を高架橋・切り通しの連続で貫いていく。


勢力第一橋
麓は吉野川流域沿いを軸に生活圏が形成され、一定間隔で街並みが広がっている。
まだまだこの地点では山と山との谷間が狭いため、居住範囲は限られているようだ。


対面通行ここまで  車線減少800m先
写真の場所で一時的に対面通行が解除されるも、1km足らずで対面に戻される。


車線減少 走行注意 左へ
前後区間が高架構造の関係で、やむなく短距離で追越車線を確保。
距離的に見ればガス抜きに過ぎず、敬遠されがちである。


麓とは海抜がかなり高く、合間を縫うようにして高台を進んでいく。
吉野川流域での災害が起きた時でも、迂回路として活躍できれば。


道の駅みまの里 3km ETC2.0限定 乗り直し料金据え置き


拡幅用の空き地が右手(下り方向)に確保。
政府のE32徳島道拡幅策は、先程の井川池田インターより東側を対象としている。


美馬IC 2km 追越車線 1.2km先
下りと違い、上りは吉野川インター先にある3段標識がない。この区間は16km近くもある。


道の駅みまの里 IC出口より1.3km
ETC2.0限定 乗り直し料金据え置き


美馬IC 1km 対面通行ここまで


美馬IC 500m


[5]美馬IC


[5]美馬IC
美馬市美馬地区のほか、つるぎ町・まんのう公園はコチラへ。
ETC2.0指定の道の駅は、当インターからおよそ5分程度の距離にある。

[5] 美馬IC

美馬IC~脇町IC(一日平均利用台数:約6,000台)


車線減少 200m先
美馬インター先の写真の場所で、国道438号と立体交差。
美馬市美馬地区の中心部の他、まんのう公園・つるぎ町貞光地区へと繋がっている。


拝啓、E32徳島道


ここから対面通行
美馬インターの前後区間は、約1.5km程度、追越車線が確保されている。


脇町IC 10km 土成IC 29km 徳島 55km


美馬インター先もアップダウンが続くが、先程よりかは少し軟化する。
並走する吉野川は、幾分流域が広がり、それに伴って平地も若干ながら広がるため。


徳島インターまで50km
2015年にE32徳島道が鳴門JCTまで延伸した後は、単なる通過点に過ぎなくなった。


傾斜角度の大きい下り坂に入る(以降はアップダウンの繰り返し)。


野村谷川橋


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


井口谷川橋


2024年に2月訪問した時は、井口谷川橋の先で拡幅工事を行っていた。


2024年2月地点では、美馬インターから土成インターまでを中心に拡幅工事を行っている。
意外と交通量が多い上、地形的事情によるアップダウンと速度低下・事故多発が懸念されたため。


脇町インターの手前で跨道橋が連続する。
上流にはなかった光景で、だいぶ麓に降りた印象を受ける。


脇町IC 2km 追越車線 2km先


美馬市脇町地区の街並みへ。高台に住宅街が数多く形成されている。
麓は吉野川流域を中心に、うだつの街並みとロードサイド店舗が軒を連ねる。


脇町IC 1km


対面通行ここまで
ここから約10kmほど、追越車線が連続する。追い越すならココがチャンス。


脇町IC 500m


[4]脇町IC


[4]脇町IC
美馬市(脇町地区・穴吹地区)・高松市方面はコチラで。

[4] 脇町IC

脇町IC~土成IC(一日平均利用台数:約7,000台)


曽江谷川橋(橋の長さ:260メートル)
橋の下で国道193号と立体交差。北上すると高松市中心部に出られる。
吉野川市山川地区以南は、四国屈指の「酷道」があることで知られる。


時速70キロ規制ここまで(ここから法定速度 / 設計速度100キロ)
川之江東JCTから続いてきた速度規制は、一旦ココで法定速度に緩和。
脇町インター以降は時速100キロでの移動を担保した設計になっている。


拝啓、E32徳島道。2021年の拡幅で、凄く走りやすくなりましたね!


阿波PA 3km 上板SA 24km


徳島インターまで40キロ


E32徳島道40kpの前後は高台に沿ったアップダウンとなっており、跨線橋が造成されている。


土成IC 17km 藍住IC 30km 徳島 42km


脇町インターより東側7.5kmの4車線化は、2021年3月末に完成。
速度低下が起きやすく、高架などの構造物が少なかったため、拡幅に乗り切れた。
(そらかさんの話)本来はこうあるべきなんだよ、E32徳島道。


阿波PA 1km


阿波PA
上り方向では3番目の休憩施設。近所に阿波の土柱があるらしい。

阿波PA(上り行き)


阿波PA以降も跨道橋が連続する。
元々が盛土・切り通し構造主体の区間であるため、拡幅もそれほど手間が掛からずに済んでいる。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
前述の通り、脇町インターから先は、時速100キロ設計となっている。
ホントは全部時速100キロが望ましいが、県境付近はああいう地形だから仕方ない。


この先 急な上り坂


目に余る上り坂が近づく。対面時代は理不尽な坂道が原因で、渋滞・速度低下が起きていた。


長い下り坂 速度注意


この先 時速70キロ規制(時速50キロ規制時を除く)


ここから時速70キロ規制


長い下り坂 速度注意 / 車線減少


下り坂1.1km 速度落せ(最大傾斜5.3%)
気持ちよく4車線道路を走ってきたが、ココで再び「現実」に戻される。
上喜来高架橋の寸前までは傾斜角度が5%を超える急激な坂道で、速度超過が懸念される。


この先 対面通行 速度注意


上喜来高架橋
前後が大きなアップダウンになっているため、いわゆるサグ渋滞発生の可能性も否定できない。


徳島インターまで30キロ


[3-1]阿波IC(徳島方面の出入口のみ)
阿波市における行政の中心地・市場地区最寄りインターだが、徳島方面の出入口に限られる。
阿波インター増設に合わせて4車線化も同時に行うかは謎(多分、しないと思う)。


トンネル情報表示板 AMラジオ周波数

【ラジオ周波数】
※便利なradikoもご利用下さい。


金清トンネル(長さ:510メートル)
ココから短めのトンネルが連続する。下り坂になっているため、速度に注意。


右手に吉野川市鴨島地区の街並みが見えてくる。
吉野川流域もとても広くなり、いよいよ河口へ向けて下流域に差し掛かる。


切幡トンネル(長さ:700メートル)
短距離トンネルが5本連続する。四国島ではおなじみ、例の「1本にまとめて掲載」。


5本立て続けに短距離トンネルが連続する。
この部分の拡幅工事は、2024年2月の訪問地点では特に着手されていない。


秋月トンネル(長さ:200メートル)


水田第2トンネル(長さ:200メートル)


水田第1トンネル(長さ:500メートル)


水田第1トンネルで緩めの上り坂へ。サグ渋滞の発生が懸念される。


浦ノ池トンネル(長さ:200メートル)  連続トンネルここまで


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


土成IC 2km 追越車線 2km先


どんどん流域が広がり、それに合わせて吉野川流域沿いの平地も拡大。
ここまで来ると、徳島都市圏の市街地という印象に変わってくる。


土成IC 1km


土成IC 500m


対面通行ここまで
対面通行 1km先


[3]土成(どなり)IC


[3]土成IC
阿波市(土成地区・吉野地区)・吉野川市鴨島地区・東かがわ市方面はコチラへ。

[3] 土成IC

土成IC~藍住IC(一日平均利用台数:約7,000台)


車線減少
土成インターの前後に確保されている追越車線は、約1km程度。


拝啓、E32徳島道


休憩しませんか。上板SAまで4km


高尾谷川橋
右手に徳島都市圏の街並みが見える。


藍住IC 12km 徳島IC 21km 徳島市街(シティセンター) 25km


緩めのアップダウンが断続する。土成インターから藍住インターも4車線化の話は出てるが、まだ先になる見通し。


上板SA 3km 松茂IC・PA 28km


上板SA 2km


先程の上喜来高架橋手前で拡幅ポイントが入れ替わり、現状は下り方向を活用して対面通行を実施している。


上板SA 1km


対面通行ここまで
上板SAの手前で一時的に追越車線が復活。
ココまでの道中で複雑な高架構造はあまり無いため、拡幅はし易そうだ。


上板SA
E32徳島道では2軒目のサービスエリアだが、肝心の施設利用に関しては【察し】。

上板SA(上り行き)


上板SAは上下線で300mほど離れて設置されている。


車線減少 / 下り坂速度注意(最大傾斜3.0%)
上板SAの前後区間に確保された追越車線は、約1.7kmほど。
脇町インターから先の追越増設を除けば、実に吉野川SA以来の長さに匹敵する。


ここから対面通行
上板SAより東側は高架構造を多用しているため、拡幅には時間が掛かりそうだ。


下り坂速度注意(最大傾斜3.4%)
上板SA以降は、麓までずっと下り坂。


犬伏高架橋
最後の下り坂となる犬伏高架橋の過程で盛土(平地)となり、徳島都市圏に突入する。
長かった吉野川流域の旅路も、いよいよラストスパートへ。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
長らく讃岐山地の麓を走ってきたが、ここから徳島・鳴門はひたすら平地を走り抜ける。
余談ながら、この辺で北側を並走するE11高松道と、限りなく最接近している。


盛土で覆われた平地が続くが、随所で高架構造があるため、すぐさま追越車線の増設とは行かない様子。
樹木に覆われているが、周辺は民家と田園部が対等にあり、いわば騒音対策で意図して周囲を見えなくしている。


藍住IC 2km


藍住IC 1km


徳島インターまで10km
ココで吉野川の支流(旧吉野川・中富大橋)上空を跨ぐ。
徳島市と周辺都市圏は、流域変更に伴う支流が乱立している。


藍住IC 500m


[2]藍住(あいずみ)IC
藍住町・板野町・徳島市南西部はコチラへ。
接続する主要道経由で、E11高松道・板野インターと接続している。

[2] 藍住IC

藍住IC~徳島IC(一日平均利用台数:約5,000台)


対面通行
これより先は徳島市中心部に最接近するが、なぜか4車線化事業の対象から外されている。


拝啓、E32徳島道。いよいよ徳島市街ですね!!


徳命高架橋
周辺は民家が多いため、高架構造と盛土の組み合わせで対処。


徳島IC 7km 徳島JCT 9km
[E28神戸淡路鳴門道] 神戸 116km
[E55徳島南部道] 室戸 134km

徳島インターが近づくため、それまでの下段部の案内が神戸・室戸経由の距離に変わる。


近隣は民家が数多く建ち並んでいるため、先程同様、盛土区間は樹木を受けて騒音対策を実施。


徳島市(とくしま-し) 県庁所在地
藍住インターから2km程進んで、県庁所在地の徳島市に入る。
但し、県庁がある市街地は、吉野川を挟んで南側にある。


他の井川池田インターから藍住インターまでは4車線化を推進する方針だが、徳島市内は野放し。
これは先程の藍住インターが、徳島市街からの利用者も含め、本州・高知方面の実質的な玄関口として機能しているため。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


大雨時 路面冠水注意
名田橋の真下をくぐり抜ける。


冠水情報表示板
徳島市内に入った後は、吉野川北岸のスグそばを通る構造となり、一般道よりも海抜が低くなる。
その影響で、大雨が降ると冠水となる危険性があり、警告用の情報表示板で事前伝達を行っている。


対面通行ここまで


追越車線復帰区間の道中で、JR高徳線の高架下を潜る。
E32徳島道は、徳島インターと鳴門JCTとの間でJR高徳線・鳴門線と並走している。


車線減少・ここから対面通行
吉野川北岸公園付近に設けられた追越車線は、約1.3km程度。


西日本高速道路四国支社・徳島高速道路事務所(旧・徳島本線料金所)
鳴門JCTに延伸する前は、ココで通行料徴収・通行手続きを行っていた。
現在は単なる通過点だが、高速道路事務所・高速警察隊の要素は以前のまま。


料金所跡地から北島町境までは、吉野川水系の今切川と吉野川本流との間を通る。
蛇行した河川の生まれた実質的な浮き島であり、徳島郊外の川内地区の市街地が形成されている。


浮き島となっている川内地区を高架構造で切り抜ける。右手に四国大学医学部の病棟。


徳島IC 2km


徳島インターまでは、現在の下り方向を活用した対面通行で乗り切る。
徳島市街に近いものの、その割には交通量は控え目。近隣の人たちはどこから乗るのだろう?


徳島IC 1km


徳島IC 500m


徳島IC 400m 徳島JCT 2km
徳島インターと徳島JCTは近接した地にあるため、迷わないように図形標示板で説明している。


[1]徳島IC
以前はココがE32徳島道の起点であり、そのまま国道11号と繋がっていた。
当時の痕跡がごく僅かに残る程度で、延伸に伴って跡形もなく改変されている。


[1]徳島IC
徳島市中心部(県庁・JR徳島駅・徳島城・眉山)へはコチラから


ここから四国横断道(鳴門JCTから10.2km)
四国縦貫道としてのE32徳島道はココで終わり、ココから四国横断道としてのE32徳島道に変わる
そのため、インターのほぼ中間点でキロポストが「300kp」分を積み増しした分で仕切り直される。


2015年の鳴門延伸以前(徳島止まりの時)は、徳島本線料金所が徳島インターから大幅に離れた地にあったこともあり、実質的に藍住インターまでの長~い「インターアクセス道路」という印象を受けていた。また、2000年の川之江東JCT接続までは、他の高速道路と繋がっていなかったため、事実上、孤立した浮き島路線としての印象もあった。


時間は掛かったものの、やっとこっと別の路線と繋がったことで、高速道路だけで徳島県内を縦断・横断できるようになり、広域移動に伴う多様性が増えたのは、いいことだよね。

[1] 徳島IC

徳島IC~徳島JCT(一日平均利用台数:約5,000台)


徳島JCT 1km


直進で鳴門・神戸方面、左折で室戸方面に向かうという図形標示板。シンプルで分かりやすい。


情報表示板(E55南部道・E11徳島道)
NEXCO西日本が所轄するE55南部道は、次の徳島沖洲インターまでの僅かな距離しかない。
それでも情報表示板はNEXCO仕様のもので対処(沖洲インター以南の情報は無視)。


徳島JCT 500m


[8]徳島JCT
見た感じでは鳴門方面とE55南部道の方が本線のように見えるが、実際はE32・E11徳島道が本線として作られている。
E55南部道に乗り換えない場合は、そのまま大きな左カーブを経て北にルートが変わる。


[8]徳島JCT
阿南・室戸方面はコチラでどうぞ。

[E55徳島南部道] 徳島市街・阿南・室戸方面>>


室戸・阿南方面からのE55南部道と合流し、ココからE11系統の徳島道がスタートする。

乗り換え:[E55] 徳島南部道
徳島JCTから徳島市中心部を紀伊水道沿いに迂回して、阿南市方面に向かう高速道路。将来的には室戸方面まで延伸する。

[8] 徳島JCT

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