E34大分道 上り行き(日出JCT~玖珠IC)

訪問 2019年7月15日
作成 2019年7月31日

走行記録

日出JCT~由布岳スマートIC(一日平均利用数:約15,000台)


[10]日出JCT・ここからE34大分道
大分方面からのE10東九州道を直進する形で、福岡・E3九州道方面へ。


鶴見岳付近を大きく旋回する形で整備されたため、序盤から厳しい坂道が連続する。


由布岳スマートIC 6km 湯布院IC 17km 九重IC 28km 福岡 133km
拝啓、E34大分道。ついこの前までは大分ICまで直通していたのに、鞍替えで短くなりましたね。


標高500m


キリ この先
標高の高い塚原高原・由布岳を通る観点から、湯布院ICまで濃霧による通行規制が生じやすい。


大分県別府市(べっぷ-し)
旧・大分道にあたる別府インターの前後区間と異なり、ココでは北端の高原地帯をかすめる程度。


天間BS(NEXCO西日本の管理用施設)
以前は高速バスが停車していた時期もあったが、現在は消滅。


晴れていれば雄大な高原と由布岳を一望できる観光道路だが、なかなかタイミングが合わない。


路肩が広いものの、E34大分道は杷木インターまで時速80キロ設計。高速移動に適していない。
冬になると豪雪地帯と化すため、除雪に必要なスペースを確保しているものと思われる。


標高600m
先ほどの500m地点から、まだ2km程度しか進んでいないのに、一気に海抜が100mも上昇。


由布岳スマートIC・PA 3km 水分PA 20km

E34大分道のパーキングエリアは、トイレと自販機だけしかない。


E34大分道100km地点
特にコレといった記念カントリーサインなどは無い。


大分県由布市湯布院町(ゆふし-ゆふいんちょう)


由布岳PA ETC出口 車幅12m超通行不可


由布岳スマートIC・PA 2km


由布岳(標高:1,583メートル)
湯布院を代表する活火山。雲で覆われているのが残念。


由布岳スマートIC・PA 1km


由布岳スマートIC・PA 500m


[9-1]由布岳スマートIC・PA


[9-1]由布岳スマートIC・PA
標識の通りに、ETC出口はPAへ向かう道中に設けられている。
アフリカンサファリ・塚原温泉・城島高原ゆうえんちはコチラから。

由布岳PA(上り行き)

[9-1] 由布岳スマートIC・PA

由布岳スマートIC~湯布院IC(一日平均利用数:約15,000台)


拝啓、E34大分道。活火山のすぐそばを横切りながら高速道路が通過するの、なかなか珍しいモノです。


由布岳PAを過ぎると、再びやや急傾斜な坂道が連続する。速度低下が生じやすいので注意。


E34大分道最高地点(海抜734メートル)
山道の頂上に達する。NEXCO西日本管内において、最も海抜が高い。


峠を越えたので、ここから先は下り坂。
トンネル近くまでは、最大傾斜が5%を超える「滑り台」となっている。


朝霧の里・湯布院


湯布院IC 3km


トンネルの手前で上下線が大きく分離。右手には仮設通路が確保されている。


右手の通路は先ほどの激坂の道中にあった2つの橋の付け替え工事を行う際、対面通行で運用した時の残骸でもある。先のトンネルが何かしらの理由で使えなくなった時には、この通路を使って反対側に飛び移って、暫定的な対面通行で運用できるなど、用なし後も一定の使い道はある。


福万山トンネル(長さ:1,320メートル)


湯布院IC 1km


湯布院IC 600m


[9]湯布院IC


[9]湯布院IC
由布院温泉・久住高原・阿蘇方面はコチラへ。


E34大分道が別府インターから湯布院インターのみ「飛び地」のように開業していた1989年~1996年までの間は、後のE10東九州道の一部となる宇佐別府道路や、別府インター以南延伸が実現するまでは、並行する大分県道11号(やまなみハイウェイ)の湯布院=別府間連絡に対するバイパス道路といった印象でしかなかった。当時はガラガラで使用用途も限定されていたが、現在では土日祝日を中心に、1日2万台に達する観光道路としての役割を果たしている。

つまり、「福岡人の日帰り旅行」そのものである。

[9] 湯布院IC

湯布院IC~九重IC(一日平均利用数:約16,000台)


拝啓、E34大分道。湯布院インターから先は基本、福岡へ帰るのみですね。


九重IC 11km 玖珠IC 21km 鳥栖JCT 87km

E3九州道との接続が近づくため、下段部の案内が鳥栖JCTまでの距離に切り替わる。


湯布院インターから水分峠までは、再び急傾斜な坂道が続いている。パワー不足の軽自には厳しい。


水分トンネルの下り方向は、以前のトンネル施工で見られた壁面加工が施されている。
模様まで描かれていることから、以前は下り方向で対面通行を行っていた名残と言える。


水分トンネル(長さ:770メートル)
水分峠をトンネルで潜る。この真上には阿蘇方面へ延びる「やまなみハイウェイ」が分岐している。


大分県玖珠郡九重町(くすぐん-ここのえまち)


水分PA 3km 玖珠SA 22km


ここで国道210号と立体交差。湯布院インターから日田インターまでは、国道210号・JR久大本線と並走する。


やまなみハイウェイ(飯田高原・阿蘇方面)との分岐点がスグそばにあるのに、必ず、湯布院インターか九重インターまで向かってから一般道で乗り継ぎをするのは効率が悪い。スマートインターの誘致、無いかなぁ……。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
E34大分道のうち、杷木インターまでは時速80キロで作られている。


水分PA 1km


水分PA

水分PA(上り行き)


下り坂2km 速度落せ(最大勾配5%)
水分PAを過ぎると、一気にココから滑り台同然の下り坂が連発する。


あまりに急傾斜なので、ずっと先の大分道がチラ見できるという状況


九重IC 2km


九重IC 1km


九重IC 500m


[8]九重IC


[8]九重IC
 九重町・飯田高原方面はコチラへ。

[8] 九重IC

九重IC~玖珠IC(一日平均利用数:約15,000台)


九重インターを過ぎると、玖珠インターまでは大きなカーブを繰り返しながら進路を変える。


玖珠IC 8km 天瀬高塚IC 20km 鳥栖JCT 75km


普段の交通量はさほど多い訳ではないものの、夕方になると福岡方面へ向かう「帰省客」の占有率が高まる。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)


チェーンベース
右手に「万年山(はねやま)」が見え始める。日田・玖珠・九重に跨がる代表的な卓上の山。


チェーンベースの先で再び大きく右に旋回。
一時的ではあるものの、E34大分道がワザと「北上」する。


玖珠IC 2.3km


大分県玖珠郡玖珠町(くすぐん-くすまち)


岩室トンネル(長さ:950メートル)
壁面加工をしているということは、昔は下り方向で対面通行を行っていたことが分かる。
このトンネルを境に、E34大分道は再び、西へ向きを変える。


玖珠IC 1km


玖珠IC 500m


[7]玖珠IC 玖珠SA直進


[7]玖珠IC
 玖珠・中津市耶馬渓地区・宇佐方面はコチラへ。

[7] 玖珠IC

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