E27舞鶴若狭道 下り行き(小浜IC~敦賀JCT)
訪問 2025年11月10日
作成 2025年11月26日
走行記録


中日本高速道路(NEXCO中日本)・起点
小浜インター先の北川橋より、NEXCO中日本管理区間がスタート。

ここから対面通行(他社線からの追越車線:約1,300メートル)
他社線からの追越車線は、河川を渡った先であっさり終了。1km程度では正直、足りない。

拝啓、E27舞鶴若狭道(中日本会社線)。
みちまるくん「長閑な農村地帯と、三方五湖に象徴される若狭湾特有のリアス式海岸、最後までお付き合いヨロシクです!」
あおいさん「しかし、E27舞鶴若狭道には、狙いがあった――」

トンネル連続
敦賀JCTまでトンネル14本
追突注意 車間距離を十分に
若狭湾沿いのリアス式海岸沿いを通過する地形上、終点までトンネルが連続する。
迂回目的で利用する貨物車も多く、追越可能箇所も絞られた状況下では、速度低下も甚だしい。

管理車両以外 進入禁止
(NEXCO中日本の管理用施設)
インターの周辺には、管理車両向けの特殊な転回専用通路が所狭しと設けられている。

若狭上中IC 9km 三方五湖IC 16km 若狭三方IC 18km 敦賀 44km

国富トンネル(長さ:2,900メートル)
E27舞鶴若狭道最長トンネル
小浜インターを過ぎて早々、3kmにも達する国富トンネルへ。E27舞鶴若狭道で最も長い。

3km近くもあるロングトンネルだが、他も2km程度の大関級があるため、そこまで長いという印象は感じられない。
訪問した当時はE1名神集中工事が行われていたため、迂回目的の貨物車が多すぎた。

上り方向に通じる非常口予定坑が一定間隔で設けられている。4車線化して欲しい。

本保トンネル(長さ:730メートル)

大谷トンネル(長さ:430メートル)

大谷高架橋
周辺は急峻な山に覆われている。
並行する国道27号とJR小浜線は、更に内陸寄りの旧・上中市街を通過しており、高速道路とは離れている。

若狭上中IC 2.9km

鳥羽トンネル(長さ:2,110メートル)

トンネル内は序盤は平地構造だが、途中で緩めの下り坂と共に右カーブが連続する。

若狭上中IC 500m

[12]若狭上中(わかさ-かみなか)IC
若狭町上中地区・高島市今津地区・小浜市田烏地区はコチラへ。

目的ICを通り過ぎた方
次のIC(若狭三方インターなど)でお申し出を
[12] 若狭上中IC


若狭上中インターを過ぎた先にも、先程同様の転回通路がある。
一般客はココでUターンできず、突き進んでもシャッターに阻まれて通行できない。

拝啓、E27舞鶴若狭道(中日本会社線)。

鈴ヶ嶽トンネル(長さ:720メートル)

三方五湖IC・PA 5km 若狭三方IC 7km 若狭美浜IC 14km 敦賀 33km
この付近でJR小浜線と立体交差。終点の敦賀駅までは、同路線と並行している。

田上トンネル(長さ:1,270メートル)

三方五湖IC・PA 3km
[福井方面] 杉津PA 38km
[福井方面] 南条SA 51km
[米原方面] 賤ヶ岳SA 45km
三方五湖PAを過ぎると、次はE8北陸道の休憩施設となることから、各方向の有人施設を案内。
米原方面に分岐すると、最初に到達するのは刀根PAだが、無人なので割愛されてる。

佐古トンネル(長さ:920メートル)

三方五湖IC・PA 2km
対面通行ここまで(追越車線の距離:約2,100メートル)
三方五湖インターが迫った所で、一時的に追越車線が復活する。
ココに限っては2km近くも追越車線が確保され、かなり余裕を持って追い抜けるはず。

三方五湖IC・PA 1km

対面通行 1.2km先

鳥浜トンネル(長さ:150メートル)
トンネルを通す山の地質があまり宜しくなかったため、メガネ型の穴を一度に切削する形で作られている。
追越車線の距離を少し長めに確保したのも、このトンネルが影響してるのかも?

[12-1]三方五湖(みかたごこ)IC・PA

ETCで流出する方 施設利用はできません
ETC専用のインターチェンジは、駐車場の直前で分岐するため、基本的には利用できないことになっている。
但し、後述の写真にもある通り、寸前までは小型車限定・ドン付き構造なので、実際にはギリギリまでならOK。

[12-1]三方五湖(みかたごこ)IC
若狭町役場・三方五湖方面はコチラへ。
[12-1] 三方五湖IC


若狭三方IC 1.5km

気山トンネル(長さ:280メートル)
拝啓、E27舞鶴若狭道(中日本会社線)。

若狭三方IC 1km

若狭三方IC 500m
ココで国道27号・JR小浜線と立体交差。
2つの路線は、この先、日本海沿いを経由して敦賀に向かう。

[13]若狭三方(わかさ-みかた)IC

[13]若狭三方(わかさ-みなみ)IC
若狭町美浜地区・気山地区方面はコチラへ。

目的ICを通り過ぎた方 次のIC(若狭美浜インター)でお申し出を
[13] 若狭三方IC


拝啓、E27舞鶴若狭道。

矢筈山トンネル(長さ:2,420メートル)
若狭三方インターを過ぎると、再び2km超の大関級トンネルへ。

トンネル出口まで、ずっと緩い下り坂と右カーブが続く構造。
貨物車の占有があまりに多く、速度回復と追い抜きが封印されるの、地味に辛い。

若狭美浜IC 4km
[E8北陸道] 敦賀 17km
[E8北陸道] 米原 62km
[E8北陸道] 福井 76km
E8北陸道が接近するため、下段部の案内が福井方面・米原方面に切り替わる。

車間距離確認区間(設計速度80キロ)

ある程度進むと、山の上を目がけて上り坂となり、グッと高度を上げながら敦賀市内へと突き進む。
ぱっと見、巨大なサグそのもの。

若狭美浜IC 2.2km

若狭美浜IC 1.6km

御嶽山トンネル(長さ:1,340メートル)
前述の急傾斜な上り坂が若狭美浜インターまで連続しているため、速度低下が生じやすい。

若狭美浜IC 600m

[14]若狭美浜(わかさ-みはま)IC

[14]若狭美浜(わかさ-みはま)IC
若狭町美浜地区のほか、敦賀半島方面はコチラへ。
下り方向からの場合、美浜市街は一つ手前の若狭三方インターからの方が近いかも。
[14] 若狭美浜IC


訪問時は社会実験扱いで、ミニコンクリブロックによるハミ出し走行防止措置が執られていた。
この取り組みが他でも浸透するといいかも?

若狭美浜インターを過ぎた先にも、例の転回道路が設けられている。
ところで、本当にNEXCO中日本のパトロールカーが使うんでしょうかね。……だれ?覆面?

E27舞鶴若狭道150キロ地点
他社線を含め、吉川JCTから150kmを通過。
もとより、同じ路線ながらも、東舞鶴を軸にして全く別物の高速道路になるので、一体感は薄い。

敦賀南IC 5km
[E8北陸道] 敦賀 11km
[E8北陸道] 米原 56km
[E8北陸道] 福井 70km

野坂岳トンネル(長さ:2,270メートル)

2kmを超えるトンネルは、コレが最後。やはり対面通行+上り坂なので、速度低下の影響を受ける。

野坂岳トンネルを抜けると、終点となる港町・敦賀の街並みが見えてくる。

敦賀南IC 2km
追越車線 1km先
峠を越したので、敦賀南インター付近まで下り坂。

敦賀南IC 1km

対面通行ここまで(追越車線の距離:約1,000メートル)
敦賀南インターの手前まで追越車線が復活するが、僅か1km程度と非常に短い。
E27舞鶴若狭道全体では最後の追越車線で、次はE8北陸道に出るしか手立てがない。

敦賀南IC 500m

[15]敦賀南(つるが-みなみ)IC

[15]敦賀南(つるが-みなみ)IC
近接する電力関連施設のほか、敦賀市街はコチラへ。

追越車線ここまで
目的ICを通り過ぎた方、次のIC(敦賀インター or 木之本インター)でお申し出を
[15] 敦賀南IC


ハイウェイラジオ岩籠
E27舞鶴若狭道最後のハイラジ。この先のE8北陸道・E1名神方面の情報をキャッチ。

拝啓、E27舞鶴若狭道(中日本会社線)。ついにE27舞鶴若狭道もフィナーレですね。

岩籠トンネル(長さ:1,750メートル)

トンネル出口まで、ずっと左カーブが続いている。

敦賀市街がリアス式海岸に阻まれるかのように港町が形成されており、国道・JRは市街地に突っ切る。
一方、E27舞鶴若狭道は、意図して山際に旋回し、かつ、かなりの高台を通過する構造をとる。

敦賀JCT 2.5km

分岐して左折すると、スグに敦賀インターに到達するという案内。
右折後の案内、名古屋に近いにも関わらず、E1名神を案内するのは興味深い。

下り坂600m 速度落せ(最大傾斜4.0%)

E8北陸道情報表示板(福井方面・米原方面)
分岐寸前までトンネルと橋梁という事情から、随分と手前に情報板を設けている。

敦賀衣掛大橋(橋の高さ:63.5メートル / 橋の長さ:560メートル)
非常に橋脚が高く、真下を国道8号・JR北陸本線が通過している。
JR北陸本線は上下線が大きく分離しており、上りは鳩原ループ線があることでも知られる。

敦賀JCT 1.3km

中郷トンネル(長さ:1,040メートル)
E27舞鶴若狭道最後のトンネルで、これを抜けるとスグに敦賀JCT。

敦賀JCT 500m

[3-1]敦賀(つるが)JCT
中郷トンネルを抜けた後、スグに敦賀JCTと合流する。進路変更に注意。

[3-1]敦賀JCT
敦賀インター・福井方面は左車線、木之本インター・米原・名古屋方面は右車線へ。

敦賀IC 750m 福井方面右車線へ
福井方面に分岐すると、半径の厳しい左カーブを経て、E8北陸道本線へ向かう。
ランプウェイの道中に、E8北陸道本線とは別枠で敦賀インター出口案内を設ける。

合流寸前でETCフリーフローアンテナ。

E27舞鶴若狭道・終点
E8北陸道本線と合流し、吉川JCTから続いてきた長きE27舞鶴若狭道の道程は終了。
スグに敦賀インターと合流後、例の上下分離区間を経て、北陸を目指す。
[E8北陸道] 福井方面>>
乗り換え:[E8] 北陸道(E1名神接続)
北陸の大動脈。南下すると湖東地方を経てE1名神に戻り、北上すると峠を越えて、本格的な北陸の旅路へ。
[3-1] 敦賀JCT

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