E42阪和道 下り行き(和歌山JCT~有田IC)

訪問 2025年2月9日
作成 2025年3月6日

走行記録

和歌山JCT~和歌山北IC(一日平均利用台数:約35,000台)


ハイウェイラジオ紀ノ川
拝啓、E42阪和道
。和歌山JCTからナンバリングの系統が変わり、国道42号・JR紀勢本線沿いのコースに変わる。


和歌山北IC 2km 和歌山IC 4km 和歌山南IC 8km 白浜 87km


渋滞時 速度確認 車間確認


紀伊バスストップ(NEXCO西日本の管理用施設)
1974年の開業当時はココにバス停があったらしい。その痕跡はどこへやら。


和歌山北IC 1km


和歌山北IC 500m


[20-2]和歌山北IC


[20-2]和歌山北IC
和歌山市中心部の北側・紀ノ川沿いの地域へはコチラへ。

[20-2] 和歌山北IC

和歌山北IC~和歌山IC(一日平均利用台数:約28,000台)


和歌山IC 2km
和歌山北インターと和歌山インターとは紀ノ川で阻まれているものの、距離的には2km程度と結構短い。
前述の和歌山北インターは、北部エリアへ向かうに、いったん市街地を通る手間を省くことを目的に整備された経緯がある。


紀ノ川橋(橋の長さ:650メートル)
大台ケ原を源流に、紀伊山地を横断して紀伊水道に注ぐ、ご存じ、和歌山を代表する一級河川。


和歌山IC 1km
2025年2月訪問時は、和歌山インターの前後でリニューアル工事を実施していた。


和歌山IC 500m


[21]和歌山IC


[21]和歌山IC
県庁所在地・和歌山市街最寄のインターチェンジ。県庁・JR和歌山駅・和歌山城方面はコチラへ
西日本高速道路関西支社・和歌山高速道路事務所が併設されている。


JR西日本の場合は、和歌山駅で阪和線と紀勢本線(きのくに線)が入れ替わるでしょ?だとすればE42阪和道も、ココを軸に阪和道と紀勢道を入れ替えるのはどうかな?


「ない」。無理してJRを見真似せんでええって(笑)

[21] 和歌山IC

和歌山IC~和歌山南IC(一日平均利用台数:約27,000台)


訪問時はリニューアル工事(床版付け替え)の影響で、道幅が異様に狭くなっていた。
1974年の飛び地開通当初は、前出の和歌山インター本線上に料金所を設けていた様子。


鳴神バスストップ
一応は和歌山県に本社を置く明光バス(高速バス路線)が停車する様子。


拝啓、E42阪和道。ここから先は完全に南紀へ向けた、今までとは全くの別物路線ですよね?


和歌山南IC 3km 海南東IC 10km 白浜 83km


鳴神バスストップから少し進んだところで、和歌山インター前後のリニューアル工事から抜ける。
鳴神地区はリニューアル工事を行った痕跡が残されており、高架区間がが妙に新しく見える。


和歌山南IC 2km


和歌山南インターに進むにつれ、市街地から離れて山間部寄りに進路が変わる。
後述の海南インター以南も含め、元から和歌山は道路整備があまり宜しくなく、高速道路は大いに活用される。


和歌山南IC 1km 直進・海南東


和歌山南インター付近に広がる和歌山市南部の住宅街・市街地が見えてくる。
和歌山インター一つしか無かった頃はそこしか出入口がなく、一般道の混雑に拍車をかけていた。


和歌山南IC 500m 直進・海南東


和歌山南ICはETC専用です


[21-1]和歌山南IC 直進・海南東
和歌山南ICはETC専用です


[21-1]和歌山南IC 直進・海南東
和歌山市東部・南部地域のほか、紀の川市方面へはコチラへ。

[21-1] 和歌山南IC

和歌山南IC~海南東IC(一日平均利用台数:約27,000台)


拝啓、E42阪和道


和田川高架橋
真下で両備グループの鉄道会社・和歌山電鐵の路線と立体交差。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
(あすか)どうしてSA・PA誘致せんの?和歌山と海南・南紀は交通量も多く、距離があって需要高そうなのに。
(そらか)さぁ…あると便利だけどな。地元の理解があんまりないからじゃないの?知らんけど。


海南東IC 3km 海南IC 6km 白浜 76km


海南インターに近づくにつれ、徐々に紀伊半島特有の出っ張った山がちな地形が目立つようになる。


海南東IC 2km


海南東IC 1km


海南東IC 500m 直進・海南


[22]海南東IC


[22]海南東IC
海南市役所・海南市中心街へはコチラへ。
近隣を通る国道370号経由で高野山へ向かうことも出来る。

[22] 海南東IC

海南東IC~海南IC(一日平均利用台数:約23,000台)


海南IC 2km
海南東インターと海南インターとの間は2km程度しか離れていない。
しかし、一般道で連絡するとなると市街地の混雑が酷く、経路次第ではインターまでのアクセスに足を引っ張られる。


海南東バスストップ(NEXCO西日本の管理用施設)
生駒高原を含めた長峰山地が間近に迫る。
海南インターから隣の有田川方面へは、険しい山々をトンネルで山越えするか、海沿いに迂回するしか手立てがない。


海南IC 800m


海南IC 600m


吹田JCTから100km
海南インターの寸前で、吹田から100キロを超す。そんなに走ったのか。


[23]海南IC 直進・白浜
トンネル信号機 500m先

「海南」表記の隣にある空白、一体何が刻まれていたのだろうか。


[23]海南IC
和歌山下津港のほか、国道経由で有田市方面へはコチラへ
(この先の有田インターよりもココからの方が僅差で近い)。


1974年の開通当初はそのまま右にカーブして、国道42号現道と直通していた。
御坊・白浜方面延伸や、その後の4車線化工事等で本線を大きく改変したため、工事時も含めて当時の痕跡が色濃く残る。

[23] 海南IC

海南IC~下津IC(一日平均利用台数:約31,000台)


海南インターと有田インターの間は、並行する国道42号が海沿いを経由する遠回りな経路であることから、同路線のバイパス「海南湯浅道路」として整備された区間。2005年4月にE42阪和道(高速自動車国道)に飲まれ、一般有料道路としての海南湯浅道路は消滅している。

1984年の開通当初は、E42阪和道とは別枠で整備されたことや、有田川沿いの自治体から海南インターまで向かう長いアクセスランプ扱いで開通したこともあり、総じて道幅が狭く、高速道路に適さない一般道路スペックに近い構造をしている。そのため、開通当初は完成2車線スケールだったが、大阪方面との直通化・南紀白浜方面の延伸が重なって渋滞が多発するようになった。これを解消するため、2005年4月の高速自動車国道編入後に4車線化が施されたが、道幅が狭いことに変わりはなく、他以上に窮屈に感じる。


トンネル信号機
長距離トンネルが有田インターまで続くことから、珍しく信号機を設置して交通整理を行っている。


ハイウェイラジオ藤白トンネル
拝啓、E42阪和道。何だかソワソワしますね。


藤白トンネル(長さ:2,140メートル)
E42阪和道では2km台を超える「大関」級のトンネル。


下り方向は4車線化事業後に穴を掘り、2010年7月から運用を開始。
上りと同様の道幅で異様に幅が狭く、出口まで急傾斜な上り坂と、渋滞の原因を作りかねない構造をとる。


[24]下津IC
藤白トンネルと下津トンネルとの間に作られたインターで、距離が短すぎるために見逃しやすい。
周辺はリアス式海岸特有の急峻な山々に覆われ、柑橘類栽培を行う畑がたくさんある。


[24]下津IC
海南市と合併する前の旧・下津町方面はコチラへ。

[24] 下津IC

下津IC~有田IC(一日平均利用台数:約30,000台)


ハイウェイラジオ下津トンネル
有田インターまでの道中にある3つのトンネルには、いざという時に備えてハイラジを放送している。


下津トンネル(長さ:1,290メートル)


駐停車禁止(非常停車帯跡)
長峰トンネルまでのごく短距離に、非常停車帯の痕跡が残る。


有田IC 6km 湯浅IC 9km 白浜 66km
追突注意 車間距離を十分に


長峰トンネル(長さ:4,050メートル)・E42阪和道最長トンネル
長峰山地を貫くトンネルで、4kmを超える「横綱級」。上りよりも下りの方が若干距離が長い。


有田IC 1.7km
有田川橋


長峰トンネルを抜けると、スグに有田川を渡る。急峻な上流・中流域を中心に柑橘類の栽培が行われている。
完成2車線+一般道路スケールだった上りと違い、下りは路肩に若干余裕がある。


有田IC 1km
有田南ICでは出られません

「有田インター」だが、目の前にある市街地は有田市ではなく、隣の有田川町(吉備地区)。
開通当初は吉備インターだったが、謎の政治力(察し)で現在の名前に改題されたという。


有田IC 500m
有田南ICでは出られません

上下線で橋梁の構造が微妙に違うので、それぞれの橋脚の高さが一致しない。


[25]有田IC


[25]有田IC
有田川町(吉備・金屋地区)・有田市方面はコチラへ。
完成2車線時代は現在の下り車線側に料金所を設けていた様子。


ここからE42湯浅御坊道
有田インター料金所を境に、国道42号のバイパス道路にバトンを繋ぐ。
旧・海南湯浅道路と違い、E42湯浅御坊道は現在でも並行路線扱いが続いている。

乗り換え:[E42] 湯浅御坊道E42阪和道接続)
有田インターと御坊インターを結ぶ国道42号バイパス。海南以南同様の完成2車線スペックを強引に4車線化した結果、あちこちに傷跡が残る。

[25] 有田IC

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