山陽新幹線 福山駅
訪問 2020年12月6日
作成 2025年7月22日
山陽新幹線 福山駅(ばら公園口)
福山(ふくやま)駅は、広島県福山市三之丸町1丁目に設置されている、山陽新幹線の駅。山陽本線・福塩線と接続しており、尾道・備後地域、更には路線バスを経由して芸予諸島(しまなみ海道)へ向かえる乗換駅となっている。広島県東部の大都市・福山市街最寄りであり、駅の北側に福山城が近接する。
駅の情報
2020年12月6日訪問(MR52型MARS端末発券)
※在来線側と同じ
施設見学
※駅商業施設の話など、福山駅そのものに関する説明は、在来線側の駅レポートをご覧下さい。
福山駅は在来線が2階・新幹線が屋上と、他の新幹線駅では珍しい三階建て構造をしている。
そのため、新幹線改札口は在来線改札内と「入れ子」になるように作られている(西明石駅と同じ)。
在来線と新幹線を直接的に乗り継ぐ客層向けに、新幹線改札口の手前にもきっぷうりばを設けている。
2020年12月訪問時は窓口が設けられていたが、ココもいつかは券売機プラスに置き換わるだろう。
新幹線改札口に設けられた改札機。出入口それぞれ3基ずつ設けられている。
1時間1本の割合で「のぞみ」「さくら」が停まるため、人の出入りは結構激しい。
改札内コンコースを眺める。やや殺風景なフロアが広がる。
おみやげ街道がエスカレーターそばにあり、備後地域のお土産調達が出来る最後の場所となっている。
品数は改札の外側(さんすて福山など)と比べて控えめ。
通常の新幹線駅は、自由席寄りは普通の階段となるケースが多いが、当駅は全てエスカレーター方式。
三階建て構造をしているため、全部階段ではさすがに利用者に酷だからか。
1番のりばから広島・博多方面を眺める。
2面2線の相対式ホームで、当駅通過用の中2線が設けられている。
こちらは岡山・新大阪方面。
駅の近所
駅の北側に福山城が隣接している。
福山城のすぐ隣はビジネスホテルや高層マンションが樹立している。
福山の街並みが形成されているのは南口(ばら公園口)の方。
広島に負けじと取らずの繁華街である。
薔薇シーズン時は駅前で栽培されているバラが見ごろを迎える。
駅の南側を中心に福山市役所があり、周辺一帯を繁華街・商業施設・金融機関等がひしめいている。対称的に、駅の北側は福山城がある以外は閑静な住宅街が広がり、駅の南北とで雰囲気が随分と異なる。隣接する福山城は、旧・山陽鉄道会社によって鉄道を開拓した地点で、城内の敷地を一部切り崩す形で駅を新設した経緯がある(新幹線誘致は市街地・福山城どちらも干渉してしまうことから、やむを得ず三階建て構造で乗り切っている)。
ばら公園口(いわゆる南口)にはバスターミナルが併設されており、福山市街のほか、景観地の鞆の浦や芸予諸島(しまなみ海道)へ向かう路線バスなども停車するため、備後地域における交通の要衝としての役割をも担う。
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