山陽新幹線 新倉敷駅
訪問 2021年1月2日
作成 2024年8月24日
山陽新幹線 新倉敷駅(北口)
山陽新幹線 新倉敷駅(南口)
新倉敷(しん-くらしき)駅は、岡山県倉敷市玉島爪崎に設置されている、山陽新幹線の駅。倉敷市西部の玉島地域最寄り駅であり、以前からある山陽本線の駅に隣接する形で新幹線駅を設置したもの。
駅の情報
2021年1月2日訪問(MR52型MARS端末発券)
施設見学
北口の駅舎内を眺める。在来線側は新幹線の誘致に伴って高架化されたが、新幹線側は平地の状態で増設。
この影響で、北口と南口を行き来する連絡通路には階段とエレベーターが設けられている。
きっぷの購入は、在来線改札口そばにあるみどりの券売機・券売機プラスに集約されている。
北口コンコース。周辺が繁華街でないことも含め、特に何もない空間が広がるのみ。
新幹線改札口そばにハートイン鞍替えセブンイレブン。一応レベルで倉敷・岡山みやげが売られていた。
倉敷の名物を取り扱う展示コーナー。昔は何があったのだろうか。
新幹線改札口の隣は近距離券売機しかなく、別枠で事前予約きっぷの受け取り専用版のみどりの券売機があるのみ。
駅の構造を察するに、昔は新幹線側にも窓口があったものとみられる(セブンイレブンは窓口跡?)。
改札内コンコースを一望する。停車本数が少ないため、何もない殺風景が広がっているだけ。
突き当たりに、トイレとCURICO自販機・空調管理が効いた待合室があるだけである。
新幹線と在来線の間は直接乗り換えが可能で、通常の改札口の隣から連絡する。
1番のりばから広島・博多方面を眺める。2面4線の相対式ホーム。
「こだま」停車駅同様、特急型の「のぞみ・さくら・みずほ」は遠慮無く真ん中2線を使って、全速力で追い越す。
こちらは岡山・新大阪方面。駅の前後だけ直線で、それを過ぎると上下線それぞれ大きくカーブする。
駅の近所
新幹線駅の誘致にあたっては、既存の倉敷駅や西阿知駅付近に設置する構想もあったが、技術的な事情から倉敷市中心部の西に位置する当駅(新幹線開業前までは「玉島駅」)に誘致することで決定した。
この辺一帯は長尾地区と呼ばれ、本来の玉島地域とは駅から2~3kmほど南に離れた場所にある。このことから、改称前までの名称だった旧・玉島駅と駅の住所が一致していない状況が続いたという(玉島港周辺の住民による反対)。新幹線開業後は区画整理が進められ、2000年代以降は更なる区画整備の末、新興住宅地とロードサイド店舗が建ち並ぶ都会的な街並みに変化し、現在に至る。
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