長崎本線(市布・長与経由) 長崎駅
訪問 2024年12月29日
作成 2025年9月3日


長崎本線(市布・長与経由) 長崎駅(かもめ口)

長崎本線(市布・長与経由) 長崎駅(いなさ口)
長崎(ながさき)駅は、長崎市尾上町に設置されている長崎本線の駅。同路線における終点駅で、かつてはココから長崎港駅へ通じていた。駅舎は何度か建て替えられており、現在は新幹線駅を併設した「5代目」が立地している。
駅の情報
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2024年12月29日訪問(MV50型感熱式端末発券)

2024年12月29日訪問(高見沢サイバネティックス製)


施設見学

駅舎内を眺める。現在の建物は西九州新幹線誘致に合わせ、2020年3月から段階的に供用が開始された。
前身の地上駅時代まで含めると、これで「5代目」であり、時代によって目まぐるしく変化を遂げている。

高架化後、西九州新幹線開業を前に長崎街道かもめ市場が新設された。
複合型商業施設「アミュプラザ長崎」の一部で、長崎みやげなどが出揃う。

かもめ市場の北寄りにはフードコートが数店舗集約されている。

いなさ口(いわゆる西口)寄りの長崎街道かもめ市場には、銘品蔵ファミリーマートも入居。
これは2020年3月の高架化当時から立地している。

新幹線改札口の隣は待合室になっており、一部はシアトルズが入居していた。

在来線側の自動券売機。近距離券売機3基と、指定席券売機2基を用意している。
長崎の中心街に位置するターミナル駅で、新幹線駅併設もあり、県内で最も多く券売機を揃える。

自動券売機の隣は、長崎県内で数少ないみどりの窓口が設けられている。

新幹線改札口と在来線改札口は同じ場所にあり、在来線側は出札窓口を挟んで西寄りにある。

QRチケレスと見せかけて、電子チケットアプリ「my route」の改札機(紛らわしい)。
長崎本線でQRチケレスが利用できるのは、新幹線・特急の乗車が絡む場合に限られる。

自動改札機は出入口それぞれ2+1基。うち1基はICカード乗車券専用。

在来線と新幹線の改札内コンコースは一体的に運用されており、簡易的な柵で仕切りを設ける程度。

出札窓口を挟むようにして、在来線と新幹線の乗り換え改札口を設ける。
西九州新幹線はQRチケレス対応だが、出札窓口に併設された専用端末を読み取る形を採る。

改札を通って手前にエスカレーターと待合室。

車止めがある駅の南側まで、奥行き感のある空洞が広がるが、普段はそちらに行かなくてもいいように列車が停まる。
空洞を末端まで進むと、トイレと車止め寄りの場所に設けられた階段に到達する。

2番のりばから浦上・諫早方面を眺める。2面5線の単式+島式ホーム。
東寄りに切欠構造の5番のりばが設けられており、一部の列車はそこから発着する。

ホームの中程にエレベーターがあり、少し北側に先程のエスカレーターと接続している。
地上駅時代は寝台列車も含め、ホームが長く作られていたが、高架化後は身の丈にあった姿に。

ホームの北側には複雑に分岐器が入り組んでおり、時間帯によって入線する場所や列車の留置が変わったりする。

ホーム長が見直されたものの、2022年9月の新幹線開業前までは特急列車が入り込んでいたため、最大で8両分は確保されている。
特急が走っていた頃は電車と気動車がゴッチャになっていたが、新幹線開業後は2両編成のYC1系だけになり、随分と落ち着いた。

現在の長崎本線(市布・長与経由)を走る、例のYC1系。
新幹線開業により、県都でありながら在来線側は非電化となり、上空にあった電線も取り外された。

長崎本線(市布経由)・終点(車止め)
ホームの南端に車止めがあり、それを以て、鳥栖・佐賀から続いてきた長崎本線は終了。

高架化後の車止めをジックリと眺める。昔はここから更に長崎港まで延びていたという。

ペンギン「お疲れさまでした!では、さっき来た道を使って、佐賀に戻りましょう?」
ヒナ「……次は大村線・佐世保線(いわゆる本来の長崎街道)経由がいいなぁ」
駅の近所
【駅のすぐ近く】
【路面電車・路線バス等のりつぎ】
北に位置する浦上駅とその周辺地域と異なり、周辺は大型商業施設や繁華街・文化財などが集中している。
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