長崎本線(市布・長与経由) 浦上駅
訪問 2024年12月29日
作成 2025年3月26日
長崎本線(市布経由・長与経由) 浦上駅
浦上(うらかみ)駅は、長崎市川口町に設置されている、長崎本線(市布経由・長与経由)の鉄道駅。1897年に開業した当時は「長崎駅」を名乗っており、1905年に現在の長崎駅が開業するまでは終着駅だった。いわゆる浦上地区にあたる長崎市中心部の北側に位置する。
浦上駅周辺の踏切による交通渋滞が酷いことや将来の西九州新幹線開業を見越し、2015年から高架化工事が進められ、2020年3月のダイヤ改正で現在の高架駅に切り替わった。
駅の情報
2024年12月29日訪問(MR52N型MARS端末)
施設見学
駅舎内を眺める。現在の建物は2020年3月に高架化された。
地上駅時代は踏切が多く渋滞が多発していたため、新幹線誘致ついでに高架化して混雑回避に貢献している。
みどりの窓口の隣に近距離券売機が1基。指定席券売機ぐらいは置いてもいいんじゃないかな。
長崎市街(浦上地区)にあるにも関わらず、改札口は簡易式カードリーダーが通せんぼのように突っ立っているだけ。
当駅にはQRチケレス用の簡易改札機があるものの、当駅から長崎または諫早で新幹線に乗り継ぐことを前提に設置している。
浦上・長崎と諫早の間を、在来線のみでQRチケレス乗車することは出来ない。
改札内を進んで階段・エスカレーター。
1番のりばから長崎方面を眺める。1面2線の島式ホーム。
こちらは諫早・長与方面。
駅の北側に分岐器があり、市布経由で諫早方面に向かう場合は、そこで線路を変える。
短絡線と旧線とで一時的に物別れした長崎本線も当駅で合流し、真の終点・長崎を目指す。
2020年6月訪問時の浦上駅。同年3月のダイヤ改正で高架化されたばかりだった。
原爆投下で亡くなられた国鉄職員の慰霊碑が設けられていたが、その地にファミマを誘致。
ダイヤ改正から3カ月程度しか経っておらず、しかも仮駅舎・仮ホームで運用されていたため、当時の面影が残されていた。
現在はファミリーマート誘致と旧線路(地上駅)の撤去・再開発が行われたため、全く以て消えている。
仮駅舎・仮ホームとはいえ、特急が当駅に停まっていたこともあり、普通の鉄道駅と遜色ない姿をしていた。
高架化直後の新駅舎を眺めた様子。今とそんなに変わらないが、工事の都合により改札口通路が若干狭かった。
特急時代は当駅にも停車していたため、これだけ見ると都市圏特有の過密ダイヤっぽく見えていた。
特急の存在を問わず、実際には市布1本・長与1本であるに変わりなく、2025年3月もほぼ踏襲している。
駅の近所
駅の近所となる浦上地域は、例の長崎原爆の落下点周辺に位置し、平和祈念像を含めた平和公園や関連施設・病院などが駅の北側にある。西側・東側は文教施設と閑静な住宅街が集中している。
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