長崎本線(市布・長与経由) 浦上駅
訪問 2020年6月21日
作成 2020年11月26日
長崎本線 浦上駅
浦上(うらかみ)駅は、長崎市川口町に設置されている駅。1897年に開業した当時は「長崎駅」を名乗っており、1905年に現在の長崎駅が開業するまでは終着駅だった。いわゆる浦上地区にあたる長崎市中心部の北側に位置する。
浦上駅周辺の踏切による交通渋滞が酷いことや将来の西九州新幹線開業を見越し、2015年から高架化工事が進められ、2020年3月のダイヤ改正で現在の高架駅に切り替わった。
駅の情報
施設見学
旧駅舎の奥に高架化された新駅舎がある。以前は地上駅だった。
隣には原爆で死没した国鉄職員の慰霊碑がある。
高架化された駅の窓口を眺める。重要な乗り換え駅のはずだが、改札口は簡易SUGOCAがあるのみ。
駅ホームへは2ヶ所ある階段・エスカレーターを使って行き来する。
増改築を見越しているのか、所々に不自然な壁が見受けられた。
トイレは南側にある階段の隣。左側にある不自然な白い壁の奥には、何が出来るのだろう?
1番のりばから長崎方面を眺める。高架後は1面2線の島式ホームに切り替わっている。
こちらは諫早(市布経由・長与経由)方面。
ここから約1kmほど離れた先で、長与方面へ向かう旧線と分岐している。
2020年6月に訪問した当時は、まだ地上駅時代の名残が残されていた。
地上駅時代は2面2線の構造をしていたらしいが、高架化に伴う駅舎新設で一部が廃止。
諫早(市布経由・長与経由)方面も眺めてみた。
旧駅舎の位置と少し離れているためか、ホームへは仮設の階段を使っていた様子。
ロコツなまでに地上駅時代の鉄道施設が残されていたが、これも段階的に土に還す方向にあると見ている。
仮設駅時代の建物は今でも残っており、am/pm鞍替えのファミリーマートを暫定的に使い続けている。
駅の近所
駅の近所となる浦上地域は、例の長崎原爆の落下点周辺に位置し、平和祈念像を含めた平和公園や関連施設・病院などが駅の北側にある。西側・東側は文教施設と閑静な住宅街が集中している。
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