西九州新幹線 長崎駅
訪問 2024年12月29日
作成 2025年3月18日
西九州新幹線 長崎駅(かもめ口)
西九州新幹線 長崎駅(いなさ口)
長崎(ながさき)駅は、長崎市尾上町に設置されている、西九州新幹線の駅。同路線の終点駅であり、かつ、日本の新幹線において最も西に位置する。長崎市街最寄り駅。
駅の情報
2024年12月29日(MV50型感熱式端末発券)
駅舎見学
駅舎内を眺める。長崎駅は在来線単独時代も含め、何度か建て替えられており、現在は「5代目」。
改札外コンコースには「長崎街道かもめ市場」と呼ばれるお土産専門店などが立地している。
指定席券売機は新幹線改札口の隣に設置。在来線改札口側にも1基だけ設けている。
将来の佐賀・博多方面延伸後に利用客が増えることを見越してか、増設用の空きスロットが確認できる。
指定席券売機のメニューは新幹線利用(予約受け取り・当日券)を前提とした項目になっている。
改札口は出札窓口を挟んで二手に分かれており、うち、新幹線改札口は「かもめ口」(東口)寄りに設けられている。
当駅はQRチケレス対応駅だが、自動改札機の仕組みが異なるため、簡易式端末でQR乗車券を読み取る。
他の駅は出札窓口の隣にあるのに対し、当駅は壁寄りにある上、通り抜けが簡単に出来ることから、不正乗車の懸念もあり得る。
当駅は手前の諫早駅と同様、同一改札口で在来線との乗り換えが可能。
QRチケレスで乗換を行う場合、出札窓口そばを通ることで対処。
改札内コンコースを眺める。改札を通過して真正面のドン付きにトイレ。
新幹線改札内コンコースは在来線側と施設を共有しており、簡単な柵で仕切る程度。
待合室の姿が見えるも、在来線専用のもので、新幹線側からは利用できない。
改札口寄りの場所にエスカレーター。指定席車両へ乗車する場合に便利。
トイレの隣は通常の階段とエレベーターがそれぞれ設置。
13番のりばから、佐賀・新鳥栖・博多方面を眺める。2面4線の島式ホーム。
複数の分岐器を経て、スグに新幹線長崎トンネルに突入する。
西九州新幹線の駅としては〆に相応しい4線構造だが、現状は13・14番のりばを主体に運用している。
中途半端に武雄温泉駅から始まっているためであり、本来の新幹線の性能を十分に発揮しきれていない。
駅の南側で車止めとなり、西九州新幹線の旅路は終了となる。
お疲れさま!期待薄の佐賀・新鳥栖・博多方面延伸に、僅かながらの「のぞみ」を賭けましょう……。
駅の近所
西九州新幹線の開業にあわせ、旧・長崎駅のプラットホームは撤去された。
その後、再開発を経て、2023年11月にアミュプラザ長崎の新館を誘致。
昔からあるアミュプラザ長崎は、旧駅への通路部分を廃止し、新館と直結するように改造する形で続投している。
旧館のアミュプラザには、JR九州系のホテルも入居。
新館ついでに周辺もバスターミナルを誘致し、市内の路線バスは駅前に集約された。
高速バスは従来通り、駅の斜向かいにある交通会館のバスターミナルで客扱いする。
ペンギン「……長崎駅前って、こんなんだったっけ??」
新幹線誘致にあわせ、駅周辺も再開発ラッシュで大きく変化している。
長崎市内を走る路面電車は従来と同様。かもめ口から連絡橋などを経て、路面電車のホームへ向かう。
新駅が少し西側に引っ込んだ事もあり、地上駅時代と比べて乗り換えがやや不便になっている。
駅の南側には長崎県庁があり、旧庁舎の老朽化対策や新幹線誘致等に合わせる形で、江戸町地区から移転している。
当駅のやや南に、鎖国時代に当時のオランダと貿易を行っていたとされる出島(再現)が立地。有料で見学できる。
路面電車に乗り継ぐ形で、例の新地中華街にもアクセス可能。
【駅のすぐ近く】
【路面電車・路線バス等のりつぎ】
北に位置する浦上駅とその周辺地域と異なり、周辺は大型商業施設や繁華街・文化財などが集中している。
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