九州新幹線 新八代駅
訪問 2024年12月17日
作成 2025年6月20日
九州新幹線 新八代駅(東口)
九州新幹線 新八代駅(南口)
新八代(しん-やつしろ)駅は、熊本県八代市上日置町に設置されている、九州新幹線の駅。在来線のりかえで向かえる八代市街方面の最寄り駅である。九州新幹線が部分開業していた頃は、当駅で在来線特急と対面乗り換えを行っていた。
駅の情報
2024年12月17日訪問(MV50型指定席券売機発券)
2018年7月15日訪問(MV35D型MARS端末発券)
施設見学
駅舎内を眺める。大理石(?)を多用した内装を見る当たり、近未来的にも見える。
駅舎の北側には、観光案内所も兼ねた食堂がある。
東口寄りに待合室。
他の新幹線単独駅のKIOSKが消滅する中、当駅は珍しく営業を続けている(2024年12月当時)。
バス乗り換えで宮崎方面へ向かうため、その需要を見越しているからだろうか。
窓口の隣に指定席券売機1基と、自由席券売機(当日券)が2基設置。
この指定席券売機では、在来線経由で向かえる肥薩おれんじ鉄道の連絡乗車券は購入できない。
券売機の隣にみどりの窓口が設置されている。
通常のきっぷの他、宮崎方面行き高速バスの乗車券も取り扱う。
自動改札機は入出場それぞれ2基ずつ。リレー特急時代も含め、当駅は乗換駅の印象が強い。
改札内コンコースを眺める。
12番のりば寄りのエスカレーターそばに、八代市にあるヤマハ熊本で作られた船外機の模型品が飾られていた。
ホームを眺める。天井は球磨川のなだらかに波打つ様子を描いており、極めて開放的な印象を持つ。
12番のりばから鹿児島中央方面を眺める。2面2線の相対式ホーム。
鹿児島中央方面の場合、この先で急峻な山々を通過していくため、八代平野から一転してひたすらトンネルだらけになる。
こちらは熊本・博多方面。当駅の待合室は、若干、南寄りに設けられている。
12番のりばの隣には、2011年の新幹線全面開業まで使われていた、在来線リレー特急列車の対面のりかえ跡地が残されている。
当時はココに到着後、反対側に待機している列車に急いで乗り換えなけばならなかった。
熊本・博多方面の線路を眺める。右手に在来線へ戻るアプローチ線があり、そこで鹿児島本線と繋がっていた。
新幹線全面開業後は殆ど使われていない(フリーゲージトレインの実験等に使用した程度)。
12番のりばの奥に留置線があり、そこで在来線特急車両は折り返しを行っていたとみられる。
くまモンさん「あれ?この対面乗り換えという構造、なんかサガでも似たようなことやりよろうもん?」
源さくらさんの話「失礼かって、余計なこと言わんといて」(西九州新幹線をよそ目に)
リレー列車折り返し部分は、結構長く作られている。
宮崎新幹線を整備する場合、ココから分岐するのはいかがでしょうか……?
当駅は博多駅と宮崎駅の間を、新八代駅で高速バスで乗り継ぐ「B&Sみやざき」の乗換駅。
ココからバスへ乗り換える客向けに、バス停までの案内が至る所に設けられている。
東口そばのバス停に「B&Sみやざき号」が停車しており、接続時間も比較的長く確保。
概ね1日15往復程度設定され、繁忙期では追加で臨時便が増発される。
駅の近所
駅前は高層マンションがポツポツある程度。
田園地帯が広がっており、ビジネスホテルや公園・郊外スーパーなどがある程度で特に何も無い。市街地とは距離が離れている。駅のそばにE3九州道・八代インターが設置されており、前述のB&Sみやざき号の運行からして、事実上の宮崎方面への乗り換え駅としての役割を持つ(自動車で北薩地域へ向かうE3A南九州道も、この近くにある)。2024年に八代市が公表したグランドデザイン案では、殺風景な東口を中心に再開発を実施し、コンベンションセンターや流通拠点の整備などを行うとのこと。
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