九州新幹線 熊本駅

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訪問 2025年1月7日
作成 2025年6月20日


九州新幹線 熊本駅(新幹線口)


九州新幹線 熊本駅(白川口)

 熊本(くまもと)駅は、熊本市西区春日3丁目に設置されている、九州新幹線の駅。九州中部の主要都市・熊本市街最寄駅であり、鹿児島本線・豊肥本線・熊本市電との乗換駅となっている。当駅は九州新幹線のほぼ中間点に位置し、博多から南下した新幹線は鹿児島中央へ向け、後半戦へ突入する。

駅の情報

基本データ(肥後よかモン広場・アミュプラザくまもと)

       

熊本駅以南のダイヤ


くまモン「熊本駅より南側は毎時2本に固定されとるばい」

 当駅を境に九州新幹線のダイヤが変わり、博多・新大阪方面は各停タイプの「つばめ」が1時間1本、速達タイプの「さくら」は新大阪への直通運転も含め、1時間2本の割合で運行されている。一方、当駅以南は「さくら」であっても、1時間1本の割合で各駅停車になるなど、「つばめ」の代役としての運行形態が目立つようになる。最速タイプの「みずほ」は当駅以南も変わりなし(一部は川内駅にも停まる)。

入場券


2025年1月7日訪問(MV50型指定席券売機発券)


2018年7月15日訪問(くまモンの入場券)
※期間限定の入場券であり、現在は終売。

駅スタンプ


※在来線と同じ

駅名標

施設見学

※駅商業施設の話など、熊本駅そのものに関する説明は在来線側の駅レポートをご覧下さい。


西口(新幹線口)から駅舎内を眺める。現在の建物は2018年3月に完成した。
在来線側は後付けで造り直されたもので、新幹線開業当時は新幹線の駅舎だけ先行開業していた。


在来線と新幹線、それぞれの改札口に挟まれるようにみどりの窓口・券売機コーナーが設置。


県都熊本であるが故、「みずほ」「さくら」「つばめ」全列車が停まる重要な駅であるため、指定席券売機も博多に次いで多い。


新幹線改札口を眺める。天井が高く、奥行き感がかなり広々としている様子が窺える。


当駅は在来線と直接乗り換えが可能であり、新幹線改札口の隣に乗り換え改札口を設ける。


改札内には熊本みやげを買いそびれた客層向けに、銘品蔵ファミリーマートが営業している。
改札内にお土産・コンビニコーナーがあるのは、博多駅以来。


13・14番のりば行きエレベーターの近くに、生首(?)のくまモンが。……新幹線側の見所の一つ。


改札内コンコースを眺める。
杉板の天井・天草石による壁面・肥後表の室内装飾をふんだんに使い、奥行き・開放感に満ちている。


当駅は改札を通って奥手(駅の北側)にエスカレーターがある。
指定席・グリーン車に乗車する場合、改札から少し歩くことに。


プラットホームを隅から眺める。城門をイメージした門柱+下見板のデザインをしたガラス壁で覆われている。
在来線側は熊本城の武家返しっぽい姿をしていたが、新幹線は可視化を意識した造りをする。


13番のりばから鹿児島中央方面を眺める。
2面4線の島式ホームで、筑後船小屋駅以来の待避を目的とした駅となっている。


真ん中の12・13番のりばは、速達タイプの列車と、熊本以南の殆どの列車が使う。
脇の11・14番のりばは、当駅始発・止まりの列車が折り返しで使う程度。


こちらは博多・新大阪方面。


熊本駅の前後区間は在来線とほぼ一体的に運用されており、上りの場合は上熊本駅付近まで並走している。


博多以南の各停列車である「つばめ」は、概ね11番のりばから発車する。

駅の近所

【路面電車を経由して】

 在来線側も含め、熊本市中心部・繁華街から少し西に離れた春日地区に設けられており、新幹線が開業する前までは県都の駅ながら地味な印象だった。新幹線開業後は急速に都市化・再開発が進み、駅周辺は高層ビルが多数建ち並ぶなど、辺りは一変している。ちなみに、現在の新幹線駅は、車両基地(熊本車両センター)だったものを移転する形で造り直された。どちらにせよ、当駅から熊本市中心部・繁華街へは、駅前に停留している路面電車や路線バスで乗り継がないといけない

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