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E76　今治小松自動車道

作成　2021年7月28日

　今治小松(いまばり-こまつ)自動車道は、愛媛県今治市と西条市小松町との間を結ぶ自動車専用道路。国道196号のバイパス道路扱いであり、今治インターで接続する本州方面の他社線との連絡を兼ねて整備されたもの。

スペック情報

一般国道自動車専用道路名：国道196号今治小松自動車道
西日本高速道路（NEXCO西日本）が定める路線名：今治小松自動車道
高速道路ナンバリング：E76
実延長距離：23.3km
起点：愛媛県今治市矢田（今治IC）
終点：愛媛県西条市小松町妙口（いよ小松JCT）
設計規格：第1種第2級
設計速度：時速100キロ
車線数：完成4車線（仮）
最初に開通した日：1999年7月31日（東予丹原IC～いよ小松JCT）

今治小松道あれこれ

参考資料：

国道196号今治道路（国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所）
暫定2車線区間における優先整備区間選定について
（国土交通省道路局　2019年9月4日）
高速道路の暫定2車線区間の4車線化について
（国土交通省道路局　2020年3月10日付）

他社線との接続時期

　湯ノ浦インターと今治インターとの間は、距離的にみればあと10キロ程度であり、建設工事も以前に比べればかなり進んでいる。最後の線区の工事に異様なまで時間が掛かっているのは、ルート選定を巡ってゴタつきがあったかららしい。開通時期は不明だが、四国地方整備局などが公開している資料をもとに見てみれば、順調にいけば2030年代までには開通出来るのではないだろうか？（知らんけど）

今治湯ノ浦インターの番号が「1」になっていることや、暫定とは言えどもキロポストが「700kp（0kp＋700kp）」に設定されていることを勘案すると、このインターを境にNEXCO西日本と他社線が入れ替わる形になるモノとみられる。

4車線化へ

　湯ノ浦～東予丹原のごく一部で付加車線がある以外、全線対面通行で運用されているため、ネットワークの代替性確保の面で不安材料が残る。こうした問題を解決するため、今後、10～15年のスパンを掛けて、湯ノ浦～いよ小松JCTまで4車線化する方針。残る今治～湯ノ浦の部分は不明。

走行記録

下り行き（今治方面→いよ小松JCT）

上り行き（いよ小松JCT・IC→今治・尾道方面）

インターチェンジ

E76今治小松道インターチェンジめぐり

接続する他の道路

[E76]　瀬戸内しまなみ海道（E2山陽道接続）
真の起点・今治インターで接続が予定されている自専道。瀬戸内海に浮かぶ島々を、たくさんの吊り橋・斜張橋で結んでいる。
[E11]　松山道（E11高松道・E32徳島道・E32高知道接続）
いよ小松JCTで接続する、愛媛県内を縦断・横断する高速道路。

高速道路レポート