E2山陽道 上り行き(山口JCT~大竹JCT)

訪問 2019年4月7日
作成 2019年4月13日

走行記録

山口JCT~山口南IC(一日平均利用数:約20,000台)


[33]山口JCT ここからE2山陽道
中国道から分岐する形で山陽道へ。大抵の車両はココから山陽道経由で広島へ向かう。


この先 急カーブ 速度注意/ [AH1] アジアハイウェイ1号線
山陽道は中国道の一部区間も含め、アジアハイウェイ1号線の一部に指定されている。


中国道の上空を跨いだあと、後付けで増設された三次⇔防府方面のオン・オフランプを潜る。


拝啓、E2山陽道
JR山陽本線・山陽新幹線・国道2号に並走する「旧・山陽道」の長き旅路、よろしくお願い致します。


山口南IC 4km 防府西IC 13km 広島 142km ここから進路変更禁止


黒河内山トンネル(長さ:2,710メートル)・車線変更禁止
初っ端からいきなりのガチトンネル。山陽道は中国道以上にトンネルを多用している。


山口南IC 1.5km


時速80キロ設計 下り坂 速度注意
山口JCT~山口南は中国道へのアクセス道路という印象であり、道幅がやや狭く設計されている。


鋳銭司高架橋 山陽新幹線の上空を通過する。


山口南IC 600m


[41]山口南IC 上り方向では最初となる山陽道のインターチェンジ。


[41]山口南IC 鋳銭司地区・秋穂地区はコチラへ。


出口ランプの先で広島方面の入口ランプ高架橋を通過する。元々、山口南ICはハーフインターだった。


時速80キロ設計ここまで(第1種第2級・時速100キロ設計)
山口南ICから先は、原則として時速100キロでの走向を担保した「普通の高速道路」となる。
急カーブ&急傾斜が原因で規制だらけの中国道に比べれば、遙かにマシ。

[41] 山口南IC

山口南IC~防府西IC(一日平均利用数:約29,000台)


拝啓、E2山陽道。九州から走ってきた私にしてみたら、時速100キロ緩和は久々に見た気がするのです。


花ヶ岳トンネル(長さ:970メートル)
時速100キロ設計でも、コスト削減を理由にトンネル内は道幅が狭い。
こういう大人の事情も重なって、車線変更規制を施している箇所も多い。


防府西IC 6km 徳山西IC 22km 広島 134km


佐波川SA 3km 富海PA 18km
お馴染み、混んでるかどうかの標示板つき。瀬戸内海の大動脈だけあり、SA・PAも中国道以上に豪華。


山口県防府市(ほうふ-し)


佐波川SA 2km


佐波川SA 1km


佐波川SA 上り方向では最初となるサービスエリア。

佐波川SA(上り行き)


防府西IC 2km 防府市街が見えてくる。


防府西IC 1km


防府西IC 次は、徳山西IC
防府西・防府東それぞれ各方向に対するハーフICで構成されており、それらを勘案して「実質、フルIC」を構築している。


防府西IC 500m


[40]防府西IC 別途表記で防府市街へのアクセスを促す標識がある。


[40]防府西IC 防府市街のほか、間接的に繋がる国道262号経由で山口市街へ向かう場合もこちらから。


中国道・山口JCTがハーフICとして運用されていた当時は、山口JCT⇔山口ICの連絡が出来なかったことから、誤って山陽道に乗り換えた客が山口市中心部に戻る際、ココから退出して国道262号経由で乗り継ぎを行う、といった活用方法も見受けられた。

山口市へのアクセスICという側面がある一方で、山口JCTの代役を果たしてきた中国道・山口ICの代替も可能で、国道262号を山口市中心部へ向かう途中で中国道の入口がある(非常時を除き、一般的には乗り継ぎサービスの対象外となっている)。

[40] 防府西IC

 

防府西IC~徳山西IC(一日平均利用数:約33,000台)


防府東ICまでの直線路は、手前の佐波川SA付近の高架区間も含め、国道2号防府バイパスと並行する。
山陽道全体でも、ここまで直線的に走れる区間は意外と少ない。


[39]防府東IC 防府西から約3km程進んで、広島方面のハーフICである防府東ICを通過する。


山陽新幹線・国道2号・E2山陽道
天神山トンネルの直前で3本の線路を並走するシーンと出くわす。
運が良かったら山陽新幹線の車両が見れるかも。


天神山トンネル(長さ:1,810メートル)


徳山西IC 9km 徳山東IC 27km 広島 121km


ここで国道2号とオーバークロス。国道・JR山陽線は周防灘沿いへ旋回する。


富海PA 4km 下松SA 32km


トンネル連続区間 追突注意
ここからトンネルが続く。山陽道の特徴を掴むことは出来たかな?


大平山トンネル(長さ:1,740メートル) 出口まで上り坂になっており、速度低下が起きやすい。


富海PA 1.6km


富海トンネル(長さ:320メートル)


富海PA 山陽道では2番目となる休憩施設。

富海PA(上り行き)


徳山東IC 3km 道の駅ソレーネ周南 3km(ETC2.0乗り継ぎ料金据置)


椿トンネル(長さ:1,150メートル)


徳山西IC 1km
「周南」の部分が不自然に空いているが、元々は旧・新南陽市が掲載されていた。


道の駅ソレーネ周南 IC出口より600m


山口県周南市(しゅうなん-し)
この先の高架橋で国道2号の上空を通過する。


徳山西IC 400m


[38]徳山西IC


[38]徳山西IC 
旧・新南陽市はコチラから。

[38] 徳山西IC

 

徳山西IC~徳山東IC(一日平均利用数:約31,000台)


戸田トンネル(長さ:410メートル)
徳山東・西はトンネルが連発する。何だか山陽新幹線っぽい。


拝啓、E2山陽道。いよいよ山陽道の真髄である「トンネル連発祭り」がやってきましたね。


徳山東IC 17km 熊毛IC 26km 広島 111km
旧・新南陽市付近も含め、旧・徳山市は東西結構幅があって、広く感じられる。


中村トンネル(長さ:1,230メートル)


この橋で再び国道2号・JR山陽線とオーバークロス。2つの路線はこの後、旧・徳山市街へ向かう。
チラッとではあるものの、高架区間の右手に旧・新南陽市の工場地帯が見える。


広島 108km 岩国 60km

 どうして「岩国」の距離があるの?

広島岩国道経由の距離を含んでいるからや。


若山トンネル(長さ:150メートル) 距離が短い。上空は古墳でもあるのかな?


400m先から進路変更禁止
長距離トンネル、もしくはそれに準するそこそこ長めのトンネルでは、車線変更に規制を設けていることが多い。


トンネル連続区間 追突注意


嶽山トンネル(長さ:1,580メートル)・車線変更禁止
徳山東・西における1~2kmクラスのトンネル群へ突入。最初は大きく左にカーブし、その後で右にカーブ。


嶽山トンネルを抜けると、隣の富岡トンネルとは若干ながら距離がある。
それでいて車線変更規制が続いている。いちいち指定するのが面倒なだけだろう。


富岡トンネル(長さ:2,020メートル)・車線変更禁止
富岡TNよりもさらに地下の部分で山陽新幹線とオーバークロスしている。


富岡TNを抜けると高架区間+上り坂となってさらに東へ。


桜谷トンネル(長さ:860メートル)


金剛山トンネル(長さ:2,210メートル)・車線変更禁止
桜谷TNを過ぎて約1kmほど走ると、再び2km超の大関級トンネルへ。
コレだけ見ると、さっき走った嶽山TNと景観が殆ど変わらないように見える。


次の上馬原トンネルとは一定の距離があるが、嶽山→富岡と違い、ココでは車線変更禁止の縛りがない。


上馬屋トンネル(長さ:670メートル)


徳山東IC 2km


平原トンネル(長さ:410メートル)
徳山西から続いてきた旧・徳山市内の連続トンネルはココで終わり。


徳山東IC 1km


徳山東IC 500m


[37]徳山東IC


[37]徳山東IC
旧・徳山市(周南市役所・JR徳山駅など)・下松方面はコチラへ。
西日本高速道路中国支社・周南高速道路事務所が併設されている。

[37] 徳山東IC

徳山東IC~熊毛IC(一日平均利用数:約30,000台)


拝啓、E2山陽道。徳山東・西の連続トンネルを突破できたかと思いきや、またしてもトンネルですか。


耳取トンネル(長さ:70メートル) 山陽道全体で最も距離が短い。古墳でもあるのかな?


熊毛IC 11km 玖珂IC 23km 広島 93km
広島県庁(広島市中心街)までの距離が、ついに100キロを切った。


山口県下松市(くだまつ-し)


生野屋第5トンネル(長さ:400メートル)
番号が打たれている通り、短めのトンネルが5つ連発する。なかなか鬼門である。


生野屋第4トンネル(長さ:140メートル)


生野屋第3トンネル(長さ:280メートル)


生野屋第2トンネル(長さ:420メートル)


生野屋第1トンネル(長さ:420メートル)
5つの生野屋トンネルはココで終わり。途中の空白区間も含めると、実質2kmにも達する。


下松SA 2km 玖珂PA 23km 宮島SA 61km


休憩施設が少ないよね。SA2箇所・PA1箇所。山口県区間のJR山陽線かよっ!とツッコミが入りそうだ。


開業当時、山口県区間の山陽道は玖珂PA・下松SA・佐波川SAの3カ所だけしか無かったが、後に富海PAが追加。別枠で存在する宇部下関線・周防灘PAまで含めれば5カ所もあるため、前に比べたらコレでも増えた方だよ。


下松SA 1km


下松SA 山口JCTから進んで3番目の休憩施設。

下松SA(上り行き)


広島 87km 岩国 39km


山口県周南市(しゅうなん-し)


熊毛地区に入ると、途端に長くてそこそこ傾斜のある下り坂が連続する。速度超過に注意。
この付近で山陽新幹線・国道2号・JR岩徳線とオーバークロス。


熊毛IC 2km


熊毛IC 1km


山口県光市(ひかり-し)


熊毛IC 500m


[36]熊毛IC


[36]熊毛IC 周南市熊毛地区・光市はコチラへ。

[36] 熊毛IC

熊毛IC~玖珂IC(一日平均利用数:約31,000台)


熊毛ICを過ぎても、緩めの下り坂が続いている。


拝啓、E2山陽道。徳山・周南エリアから岩柳エリアへ、山口県区間の東端が近づいた印象を受けます。


玖珂IC 11km 岩国IC 25km 広島 82km


若干カーブがある程度で、ほぼ一直線の山陽道をひたすら東へ。


車間距離確認区間(50m単位・設計速度100キロ)
北側を走る中国道と異なり、一部を除いて時速100キロでの走向を担保している。


竜ヶ岳が見えてくる。前後区間の交通量は3万台前後と、結構な割合で利用されている。


竜ヶ岳トンネル(長さ:2,300メートル)・車線変更禁止
金剛山TN以来の大関級トンネル。当然、車線変更が規制されている。TNの道中で隣の岩国市(いわくに-し)へ。


玖珂IC 2km


岩国市と合併する前の旧・玖珂町の中心街が見えてくる。左手の遠目に、山陽新幹線がチラリ。


玖珂IC 1km


玖珂IC 500m


[35]玖珂IC


[35]玖珂IC 岩国市玖珂地区・柳井市・周防大島町はコチラへ。

[35] 玖珂IC

玖珂IC~岩国IC(一日平均利用数:約33,000台)


玖珂PA 2km 宮島SA 40km


時速80キロ設計(第1種第3級)
岩国市の中心街へ向かう旧・山陽道の難所「欽明路(きんめいじ)」区間へ。
山岳地帯を通過する関係上、この先の廿日市JCTまでは時速80キロに抑制される。


岩国IC 13km 大竹IC 22km 広島 70km


玖珂PA 1km


玖珂PA 山口県区間では最後となる休憩施設。

玖珂PA(上り行き)


いよいよ欽明路区間へ。今までの緩やか山陽道が一転、急カーブ連発の「疑似・中国道」に切り替わる。


欽明路トンネル(長さ:1,020メートル)

難所・欽明路を高速道路が走る。地上・地下では欽明路道路・JR岩徳線・山陽新幹線も走る。


欽明路TNを抜けても急カーブ。この辺で台風が原因で斜面が崩落したことがある。


長い下り坂 速度注意


車間距離確認区間(40m単位・設計速度80キロ)
時速80キロという急カーブを容認する構造である以上、車間距離も短め。


トンネル連続区間 追突注意


近延トンネル(長さ:1,430メートル) ここから岩国ICまでは短めのトンネルが連発する。


神之内トンネル(長さ:200メートル)


上下線でトンネルの位置関係が微妙に異なっており、かなりの難所であることが窺える。


御庄トンネル(長さ:570メートル)
この近くに山陽新幹線・新岩国駅が立地しており、近所にある錦川鉄道の駅名・地区名でもある。


岩国IC 2km


城山トンネル(長さ:770メートル)
実は、同じ山陽道で3つも「城山」という名前のトンネルがあるというトリビアがある。


岩国IC 1km


岩国IC 500m


[34]岩国IC 岩国市(中心街・錦帯橋・岩国空港・錦地区)・和木町はコチラへ。

[34] 岩国IC

岩国IC~大竹JCT(一日平均利用数:約33,000台)


この先 進路変更禁止
国道2号とオーバークロスし、新岩国御庄地区から離れる。国道2号はこの後、河川経由で岩国市街へ。


大竹IC 8km 大野IC 17km 広島 57km


関戸トンネル(長さ:3,330メートル)・車線変更禁止・山陽道最長トンネル
横綱級の最長TN。トンネル内部でやや緩い坂道になっており、渋滞しやすい。


小瀬トンネル(長さ:1,360メートル)・車線変更禁止
関戸TNとほぼ一体化しており、実質4.7km ここから下り坂


大竹IC 3km


高低差がメッチャ激しい。上り方向から、一段下の下り高架橋が見えるくらいの高さがある。


広島県に突入
県境なのか微妙なところで、隣の広島県へ。
中国道も含め、横に長かった山口県を脱出する。


御園トンネル(長さ:560メートル)


広島県大竹市(おおたけ-し)


大竹IC 1km


[33]大竹JCT(ここから広島岩国道路)
大竹ICの直前で山陽道から国道2号バイパスへバトンタッチ。標識が無ければ気づかない。

乗り換え:広島岩国道路
山陽道と接続する一般有料道路。並行路線ではなく、単に前後で高速自動車国道と直結しているだけである。


大竹JCT(山陽道・広島岩国道路の境界)前後区間は、岩国大竹道路への接続を見越したオンランプ・オフランプ用の空き地が確保されているが、該当路線の計画が変更されたことで、NEXCO西日本の管理用施設に転換されている。

ここから先は、高速道路バージョンの「広島シティネットワーク・宮島街道」に進んで行く。

[33] 大竹JCT

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