E2山陽道 下り行き(岡山JCT~尾道JCT)

訪問 2021年11月15日
作成 2022年5月1日

走行記録

岡山JCT~倉敷JCT(一日平均利用台数:約48,000台)


拝啓、E2山陽道


倉敷JCT 5km (他社線) 坂出 46km [E2山陽道] 広島 150km


岡山県倉敷市(くらしき-し)
岡山JCTを通過してまもなく、隣の倉敷市へ。工業都市・美観地区の街として知られる。


平日データイムに高速道路を通ると、どうしても大型車が走行車線を中心に占有してしまう。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
岡山インターで元の設計速度に戻るため、50m間隔の時速100キロ設計で運用される。
高架区間・トンネルを除き道幅にゆとりが出来るため、快適。


E30瀬戸中央道(他社線) 左側車線へ
他社線経由で四国方面へ分岐する独特の案内標識が、倉敷JCT手前に数枚ほど設置されている。


倉敷JCT 2km


二子トンネル(長さ:804メートル)
倉敷JCTの手前に立ち塞がるトンネルで、繁忙期などを中心に混雑が起きる原因になっている。


倉敷JCT 1km


倉敷JCT 500m


倉敷JCTの近くで一時的に片側3車線に拡大する。


[16]倉敷JCT


[16]倉敷JCT 神戸JCTから150キロ

ここで早島及び、四国方面へ向かう他社線と接続する。早島インター・坂出・高松方面はコチラへ。

<<[E2倉敷・早島支線] 早島・四国方面


分岐点を通過後、四国方面からの車線と合流。再び片側3車線になる。

乗り換え:[E30] 瀬戸中央道E11高松道接続)
例のJR本四備讃線(鉄道施設)を兼ねた、瀬戸内海を橋の連続で駆け抜ける壮大な高速道路。

[16] 倉敷JCT

倉敷JCT~倉敷IC(一日平均利用台数:約45,000台)


倉敷IC 1km / 直進 [E2山陽道] 玉島 広島
倉敷JCTから倉敷インターまでは片側3車線で運用されている。
距離が短く、倉敷インターで退出するドライバーがスムーズに利用できるように講じたから。


倉敷IC 500m / 直進 [E2山陽道] 玉島 広島
広島方面右側へ 車線減少500m先


拝啓、E2山陽道


[17]倉敷IC / 直進 [E2山陽道] 玉島 広島 / 車線減少150m先


[17]倉敷IC 車線減少・左へ
左側の走行車線にいると、倉敷インター出口を過ぎた先で消滅するので要注意。
倉敷市中心部(美観地区を含む)は、ここからが便利。

[17] 倉敷IC

倉敷IC~玉島IC(一日平均利用台数:約44,000台)


拝啓、E2山陽道


福山西インターまでは、切り通し構造による緩やかな線形が続く。


玉島IC 8km 鴨方IC 18km 広島 140km


高梁川(橋の長さ:460メートル)
岡山県を代表する巨大河川。上流には帝釈峡・井倉峡などの自然景観がある。


酒津トンネル(長さ:390メートル)


水江トンネル(長さ:810メートル)
2つのトンネルは近接しているため、実質、1.1km以上。


写真には映っていないが、水江トンネルを抜けた直後、右手に山陽新幹線の高架区間を目にする。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
上り坂になっているためか、貨物車のスピードが落ちて、後続車を中心にプチ混雑が起きていた。


岡山・倉敷⇔広島都市圏までは、時間帯問わずに多くの車両が行き来する。
休日はサンデードライバー、平日は貨物車主体、いずれも流れが悪くなる傾向にあり。


玉島IC 2km


玉島IC 1km


玉島IC 500m
この少し手前で、水江トンネル先から続いてきた上り坂が終わる。速度低下にご用心。


[18]玉島IC


[18]玉島IC 倉敷市玉島地区・船穂地区はコチラへ。

[18] 玉島IC

玉島IC~鴨方IC(一日平均利用台数:約46,000台)


玉島インターの先で、再び緩めの上り坂に入る。


道口PA 3km 篠坂PA 22km 福山SA・SIC 37km


鴨方IC 8km 笠岡IC 16km 広島 130km


3段標識の先で下り坂。左手に山陽新幹線の高架と、倉敷市玉島地区の街並みが見えてくる。
山陽道はやや内陸にあり、本来の国道2号・JR山陽本線は、もう少し南寄りを通過する。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


道口PA 1km


里見川の支流と思わしき場所を高架で切り抜ける。
住宅街が多く、防音壁でシャットアウトされて何も見えない。


道口(みちぐち)PA

道口PA(下り行き)


手前の吉備SAから少し離れ過ぎちゃいないかい?吉備とは約30km、岡山道・総社PAからでも約35km、他社線に至っては約40kmも距離があるよ?


「通過主体」という事情から、敢えて休憩施設の確保をする必要性は薄いと、合理的に判断しただけかと思う。ご理解いただけました。


岡山県浅口市(あさくち-し)
2006年に3つの浅口郡(鴨方・金光・寄島)が合併して発足した自治体。


鴨方IC 3km


阿坂トンネル(長さ:1,440メートル)


切り通し構造が多かった山陽道だが、鴨方インター寸前で久々の1km級トンネルを通過する。
出口まで延々と下り坂になっており、速度超過にご用心を。


鴨方IC 1km


鴨方IC 500m


[19]鴨方IC


[19]鴨方IC
浅口市(鴨方・金光・寄島)のほか、矢掛町・里庄町方面はコチラから。

[19] 鴨方IC

鴨方IC~笠岡IC(一日平均利用台数:約45,000台)


拝啓、E2山陽道


ハイウェイラジオ鴨方
山陽道開通時には存在せず、交通量増大とそれに伴う周辺環境の変化によって増設された放送局。


笠岡IC 6km 福山東IC 18km 広島 121km
何と書いてあるのかサッパリ分からない。
大抵は標識交換が進んでいるが、希に可読困難なボロ標識が残されている。


なお、篠坂スマートインターが増設された際には、そこまでの距離が追加される予定。こうした「可読困難」な標識も、いずれは解消されていくことに期待したい。


やはり国道2号・JR山陽線沿いから結構離れた山あいを高速道路は通る。
この辺、瀬戸内海沿いと内陸にある井原市・矢掛町方面との均等な行き来を考慮したのだろう。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


岡山県浅口郡里庄町(あさくちぐん-さとしょうちょう)
例の市町村標識があるが、山陽道は単に通過するだけ。
スマートインターを誘致するにも、市街地から大きく離れすぎ。手前の鴨方インターからどうぞ。


岡山県笠岡市(かさおか-し)
短距離で岡山県区間の山陽道では最西端となる笠岡へ。


笠岡IC 2km
地味に続いていた緩めの上り坂がココで頂点に達する。ココからインターまでは下り坂。


笠岡IC 1km


笠岡IC 500m


[20]笠岡IC


[20]笠岡IC
笠岡・井原方面はコチラから。2021年現在、岡山県区間の山陽道では最西端のインターである。

[20] 笠岡IC

笠岡IC~福山東IC(一日平均利用台数:約43,000台)


拝啓、E2山陽道


福山東IC 10km 福山SASIC 19km 福山西IC 27km 広島 113km
篠坂PAの手前まで、再び上り坂に入る。


福山SA ETC出口 中型・大型・特大車通行不可
この先の福山SAスマートインターで繋がる一般道路は道幅が狭く、いわば「生活道路」。
物理的にも中型車以上の利用はお断りみたいな造りをしている。福山市街は福山東インターで。


篠坂PA 3km 福山SA・SIC 18km


登坂車線


(左側)登坂車線
あまりに傾斜角度が大きいため、久しぶりに登坂車線が出現。


登坂車線終り 篠坂PA 1km
篠坂PAの予告標識がある跨道橋を以て、上り坂・登坂車線は終了。


篠坂PA
岡山県最西端のパーキングエリア。将来はココにスマートインターを誘致することになっている。

篠坂PA(下り行き)


ここから 広島県 広島県福山市(ふくやま-し)
篠坂PAを通過してまもなく、隣の広島県福山市に入る。
この付近は県境という雰囲気はあまり感じられない。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
広島県側では福山東インターまで切り通し構造が多く、それ故の跨道橋が大量に出てくる。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


篠坂PA近くから続く緩めの下り坂をベースにしつつも、理想型な緩い曲線美で構成。
福山都市圏特有の交通事情に配慮した高速道路であり、快適だ。


福山東IC 2km


福山東IC 1km


福山東IC 500m


[21]福山東IC


[21]福山東IC
福山市中心街(市役所・福山城など)・鞆の浦・神石高原方面はコチラで。
西日本高速道路中国支社・福山高速道路事務所が併設されている。


山陽新幹線・JR山陽線で例えれば、福山東インターが「福山駅」のようなもの。この先の福山SAスマートインターは「備後赤坂駅」、福山西インターは「松永駅」に近いかもしれない。

[21] 福山東IC

福山東IC~福山SAスマートIC(一日平均利用台数:約42,000台)


福山東インターを通過する際、真下にため池があることから、ココだけ高架構造になっている。


広島空港 51km 拝啓、E2山陽道
広島空港の案内が出現するものの、そこまでが色んな意味で「遠い」んですよねぇ。


福山SA・SIC 8km 福山西IC 15km 尾道JCT 20km 広島 101km
中国道経由・松江方面へ抜けられる尾道道が迫るが、そっち方面の案内は無視。


福山SA ETC出口 6:00~22:00  中型・大型・特大車通行不可


千田バスストップ
主に、福山駅から広島・松山・福岡方面へ向かう高速バスが停車する。


福山SA・SIC 6km 八幡PA 28km
岡山県区間はSA・PAの間隔が長かったため、それを広島県区間で補っている。


この先 トンネル連続区間 車間確保
山陽道のお約束である「○○東西インター間はトンネル連発」。福山も例外ではない。


坂田トンネル(長さ:300メートル) トンネル連続区間ここから6本
合計6本のトンネルが連続するが、うち2本は距離が2kmを超える大物。


牧谷トンネル(長さ:190メートル) トンネル連続区間あと5本
手前の坂田トンネルと隣接しているため、実質500m。


芦田川(橋の長さ:630メートル) 備後地方を代表する巨大河川。


郷分トンネル(長さ:830メートル) トンネル連続区間あと4本
福山SA・SIC 3.6km

以前はココから進路変更規制が発生していたが、後に解除。
広島県区間では無闇にトンネル規制をすることで、かえって流れが悪くなる傾向にあった。


山手トンネル(長さ:1,960メートル) トンネル連続区間あと3本
福山SA・SIC 2.7km

そのまま隣の山手トンネルへ。ココは約2kmと関脇級。
手前の郷分TNと近接しているため、実感としては約3km近くある。


福山SA ETC出口 6:00~22:00
中型・大型・特大車通行不可


福山SA・SIC 500m


[E2山陽道][1]神戸から200キロ
福山SA近くに記念キロポスト。山陽道本線は約420kmあるため、実質的な折り返し地点とも言える。


[21-1]福山SA・スマートIC


地形的な都合から、入口通路は180度カーブを曲がる構造になっている。追突注意。


[21-1]福山SAスマートIC 福山市街はコチラで。

福山SA(下り行き)

[21-1] 福山SAスマートIC

福山SAスマートIC~福山西IC(一日平均利用台数:約42,000台)


拝啓、E2山陽道。福山SA・スマートインターの前後にあるトンネル、少し離れている所存であります。


赤坂トンネル(長さ:1,530メートル) トンネル連続区間あと2本
残り2本は、いずれも1kmを超える関脇級。ココも以前は車線規制があったが、後に解除されている。


神村トンネル(長さ:1,690メートル) トンネル連続区間あと1本
手前の赤坂トンネルと近接しているため、実質的には3kmを超える。


連続トンネルを抜けると、少し山がちな風景に変わる。


福山西IC 2km


福山西IC 1.4km


福山本郷BS 千田同様、福山⇔松山・広島・福岡方面の高速バスが停車する。


福山西IC 500m / [E76西瀬戸道] 四国


尾道市街 左へ
尾道市中心街と山陽道は山で隔てられているため、随分と距離が離れている。
そのため、この先の尾道インターを利用するよりも、福山西から松永バイパスを経由する方が近い。


尾道インターを利用するケースは、山陽道上り、または尾道道経由で尾道インターを利用する場合などに限られてくるだろう。


[22]福山西IC 左折・[E76西瀬戸道] 四国


[22]福山西IC 直進・広島
福山市松永地区のほか、尾道市街・三原・竹原方面はコチラから。
間接的に繋がる四国方面の他社線経由で、因島・今治・松山方面にも向える。

[22] 福山西IC

福山西IC~尾道JCT(一日平均利用台数:約43,000台)


拝啓、E2山陽道。ここから再び山岳道路ですね。


広島空港 34km


尾道JCT 3km


尾道JCTと、その次にある尾道インターの順番に注意!


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
福山より西側の広島県内は、中国山地沿いを通るコースになる。
広島市内・都市圏を結ぶ重要な線区でありながら設計80キロと、流れが悪くなりやすいのが特徴。


広島県尾道市(おのみち-し)


尾道JCT 2km 尾道IC 4km 広島 83km
尾道道が近づくが、ココでも中国道・松江方面の距離は完全に無視。


尾道JCTの寸前まで、上下線で高低差が生まれる。下りは上りに比べて、少し海抜が低い。


尾道JCT 1.4km 御調方面はE54尾道道へ
美ノ郷トンネルを抜けると程なくして分岐になるため、この地点から案内を標示。


美ノ郷トンネル(長さ:640メートル)


尾道JCT 500m


[22-1]尾道JCT


[22-1]尾道JCT
尾道道と接続する。御調インター・府中・世羅・三次・松江方面はコチラへ。

[E54尾道道] E2A中国道・松江方面>>


尾道JCTの大部分は高架構造になっている上、橋脚がある地上部とは相当の海抜がある。
干渉せずに山陽道本線と繋げる策を採用したため、尾道道上り→山陽道下りは最高海抜を誇る。


急な下り坂の途中で尾道道と合流する。

乗り換え:[E54] 尾道道E54松江道E2A中国道E9山陰道接続)
全線無料の高速道路で、終点の三次JCT・ICで中国道・松江道と接続している。広島県東部・岡山県西部地域の山間部へのアクセス道路であると同時に、松江道経由で山陰へダイレクトに抜ける重要な拠点だ。

[22-1] 尾道JCT

[E2] 山陽道 [E2山陽道] 尾道JCT~高屋JCT・IC>>

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