E10東九州道 下り行き(門川IC~清武JCT)

訪問 2023年6月7日
作成 2023年10月20日

走行記録

門川IC~日向IC(一日平均利用数:約6,100台)


[24]門川本線料金所
ここで日向市・宮崎方面のE10東九州道に進むため、通行手続きを行う。


拝啓、E10東九州道。延岡南道路・門川インターの側道部が見えますなぁ。


門川インターのランプウェイを含め、門川町の中心街が左手に見える。
この先のE10東九州道は、一部を除いて海沿いを通る国道10号から大きく離れる。


門川バスストップ 車両進入禁止(指定車両を除く)


門川BS
 一応、宮崎方面へ向かう高速バスが停車するらしい。


日向IC 13km 都農IC 33km 宮崎 83km


ここは標高10m


[24-1]門川南スマートIC(日向市・宮崎方面の出入口のみ)

門川インターのハーフ状態を解消させるETC専用のインターチェンジ。


拝啓、E10東九州道
門川南スマートインターの前後区間は、大きなサグを経由する形で直線区間が続く。


日向市・宮崎方面の有料区間では、道中にワイヤーロープが何カ所も設置されている。
拡幅に必要な交通量が微妙であるため、当面はコレで様子見、といった具合なのだろう。


門川第1トンネル(長さ:220メートル)


現在は下り方向を活用する形で対面通行を実施している。
拡幅の予定が無いため、上り方向の拡幅スペースに太陽光パネル設置で様子見。


門川第2トンネル(長さ:240メートル)


五十鈴川橋

この高架下には、佐伯~延岡に並行してきた国道388号が通っている。
序盤が日豊海岸沿いを走る酷道、後半は九州山地を貫く登山道と、どちらにしても酷道。


日向第1トンネル(長さ:1,220メートル)・宮崎県日向市(ひゅうが-し)
日向市のカントリーサインがあるものの、実際の市町境はトンネル内。


日向第1トンネルを過ぎても、門川町の時とそれほど景観は変わらない。


日向第2トンネル(長さ:500メートル)


次のトンネルまではやや下り坂になっている。右手の拡幅用空き地が勿体ない。


追越車線 1.5km先


富岡第1トンネル(長さ:240メートル)


富岡第2トンネル(長さ:300メートル)
第1TNと隣接してるので、実質700m。


追越車線
 距離的に見れば、約1.5km程度の追越車線が一時的に出現。


車間距離確認区間(設計速度100km)

清武JCTまでは時速100キロでの走向を担保した設計になっている。
実際には暫定2車線だらけ&速度規制も相まって、本来のスペックを発揮し切れていない。


ここから対面通行 次に追越が出来るのは、都農町に入ってから。


日向IC 2km
対面通行に切り替わった後、トンネルの直前まで長い下り坂となる。


日向IC 1.2km


比良山トンネル(長さ:540メートル)


日向IC 500m


[25]日向IC


[25]日向IC
 日向市(中心部・東郷地区)・椎葉方面はコチラへ。

[25] 日向IC

日向IC~都農IC(一日平均利用数:約8,200台)


拝啓、E10東九州道


日向インターを跨ぐ橋梁は、最初から4車線拡幅を想定した造りをしている。


都農IC 19km 高鍋IC 32km 宮崎 69km
次の都農までは20km以上もあり、途中にPAなども無いため、やや長く感じる。
実はNEXCO西日本が管理するE10東九州道の中では、最も1区間の距離が長い。


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


平岩第1トンネルの寸前で不自然な緩めのカーブに差し掛かる。
4車線拡幅時は、ココを軸に上下線でスペースが入れ替わるため。


平岩第1トンネル(長さ:900メートル)
都農ICまではコンスタントにトンネルが続く。


いわゆる「美々津」地域を高架構造とトンネルの繰り返しで駆け抜ける。
E10東九州道の海抜が非常に高いため、左手に日向灘がチラチラと見える。


延岡以南では、日向~都農で高架構造・トンネル・切り通しが最も多く多用されている。
この区間の4車線拡幅は、余程の理由がない限りは遠い未来の話になるかもしれない。


平岩第2トンネル(長さ:360メートル)


この先にある耳川橋までは、やや急な下り坂が続く。意外とアップダウンが激しい。


幸脇トンネル(長さ:720メートル)


耳川橋(みみかわばし)
椎葉村から流れる二級河川で、耳川の戦いの舞台にもなった。
耳川橋の先にある鹿場第1トンネルで、今度は上り坂に変わる。


鹿場第1トンネル(長さ:920メートル)
出口まで緩やかな上り坂が続く。手前の耳川橋でサグとなる関係上、混雑が起きやすい構造をしている。


鹿場第2トンネル(長さ:220メートル)

鹿場第1と隣接しており、実質、1.4km程度。


落鹿トンネル(長さ:770メートル)


落鹿トンネルを抜けると、再び左手に日向灘が拡がる。


寺迫ちょうちょ大橋(長さ:710メートル)


コンクリート箱桁を支える部分がチョウのように見えることから名付けられた橋梁。
山の斜面に橋脚があり、その上空に高速道路を通しているため、地上部から見るとダイナミック。


追越車線 2km先


下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)
寺迫ちょうちょ橋の先でひとまず峠越えは終わり。この先は下り坂となる。


緩めの下り坂が延々と続く。高架構造をしているため、周辺の山々を美しく見渡せる。


宮崎県児湯郡都農町(こゆぐん-つのちょう)
宮崎県北部と宮崎都市圏に挟まれた、児湯地域に入る。


対面通行ここまで 下り坂の途中で、ようやく追越車線。


貴重な追越車線だが、距離的には2kmに届くかどうか程度。


ここから対面通行
次に追越車線が出現するのは、ずっと先にある川南PAの前後となる。


児湯エリアに入ると、どことなく丘陵地のような雰囲気に変わってくる。


川南PA 10km先


都農IC 2.5km


左手の視界が広がり、児湯地域特有の緩やかな農村部が広がってくる。


都農IC 1.5km


都農IC 500m


[26]都農(つの)IC


[26]都農(つの)IC 都農町・川南町方面はコチラへ。

[26] 都農IC

都農IC~高鍋IC(一日平均利用数:約8,400台)


拝啓、E10東九州道


高架区間を経て、児湯地域を南下する。
森林に囲まれつつも、周辺は集落もチラホラと確認できる。


宮崎県児湯郡川南町(こゆぐん-かわみなみちょう)


高鍋IC 11km 西都IC 23km 清武JCT 49km
宮崎県庁が近づくため、下段部の案内がE10宮崎道との接点までの距離に変化する。


川南PA 3km 宮崎PA 41km
川南と宮崎との間は38km近くも離れており、あまりにもトイレ休憩がし辛い。


追越車線 2km先


車間距離確認区間(設計速度100キロ)


川南PA 1km 追越車線ここまで


川南PAの前後で、一時的に追越車線が復活する。
盛土区間が多いためか、ココは約2.5km程度の距離を確保。


川南PA 大分松岡以来の本線直結型休憩施設。

川南PA(下り行き)


川南PAから1kmほど進んだ所で、再び追越車線が消滅する。


川南PA以降は、より一層の丘陵地帯を通過していく。周辺は田園風景が広がり、長閑である。


丘陵地を切り通しなどで対処しているため、所々で緩めのアップダウンが断続的に繰り返される。
坂道を登り切った後は、写真のような田園地帯が広がる。


高鍋IC 2km 出口まで緩めの下り坂が続く。


緩めの坂道をよく見ると、右手に拡幅用の空き地を確保している。


高鍋IC 1km


E10東九州道300キロポスト


高鍋IC 500m


宮崎県児湯郡高鍋町(こゆぐん-たかなべちょう)
この辺は別の自治体が複雑に入り組んでいる。


[27]高鍋IC


[27]高鍋IC 高鍋町・川南町・木城町方面はコチラへ。

[27] 高鍋IC

高鍋IC~西都IC(一日平均利用数:約8,800台)


拝啓、E10東九州道


追越車線 900m


対面通行ここまで
4車線区間の終わりまで坂道が続くため、実質的には登坂車線と同格。


対面通行 1km先


ここから対面通行


西都IC 9km 国富SIC 20km 宮崎西IC 26km 清武JCT 35km


やや高めの切り通し区間を通る。跨線橋の造りからして、右手を拡幅するように見積もっている。


宮崎県児湯郡新富町(こゆぐん-しんとみちょう)


新富スマートIC予定地 / 追越車線2km先
近くで主要道と立体交差しており、写真の場所付近にスマートインターを誘致する計画になっている。


小高い丘を過ぎると、緩やかな坂道となって森林地帯へ。
どことなく、E10宮崎道のソレと雰囲気が似てくる。


対面通行ここまで


わき見注意
近くに航空自衛隊・新田原基地があり、たまに航空機が飛んでくるため、注意喚起を促している。


対面通行 1km先
例の航自による航空機イラストは、2枚設置されている。


西都IC 2km


ここから対面通行


宮崎県西都市(さいと-し)


西都IC 1km


一ツ瀬川を渡る。上流の西米良村・椎葉村から流れてきており、下流は河川幅が広い。


西都IC 500m


[28]西都IC


[28]西都IC・BS
西都市・新富町のほか、国道経由で宮崎市佐土原方面へもココで。


西都ICと接続する国道219号バイパスは、海沿いに向かうと国道10号と一ツ葉道路・北線と連絡している。宮崎市北部の佐土原地区や、シーガイア地区(イオンモール宮崎など)はココから乗り継ぎする方が近いため、ココを境に宮崎県内における東九州道の利用形態が変化してくる。

[28] 西都IC

西都IC~国富スマートIC(一日平均利用数:約7,700台)


拝啓、E10東九州道


E10東九州道は内陸沿いを更に突き進む。


国富SIC 9km 宮崎西IC 15km 清武IC 23km 清武JCT 24km


切り通しと樹木に覆われた森林地帯が延々と続いている。


拡幅予定地と思われる、巨大な路側帯が見えてくる。緊急駐車スペースには使えない。


大きなサグが見えてくる。


宮崎県東諸県郡国富町(ひがしもろかたぐん-くにとみちょう)
この辺は宮崎市佐土原も複雑に入り交じっており、境界がやや曖昧である。


追越車線 2km先


国富スマートIC 2.1km 対面通行ここまで
旧・国富BS跡地の寸前まで、一時的に追越車線が復活する。距離的には1.5km程度。


国富スマートIC 1km


追越車線ここまで


国富スマートIC 500m ここから対面通行


国富BS跡地(NEXCO西日本の管理用施設)
国富スマートインターの増設に伴い、本線上にあった国富BSはインター内に移動。


[28-1]国富スマートIC 次は宮崎西IC


[28-1]国富スマートIC 次は宮崎西IC

国富町・綾町方面はコチラへ。

[28-1] 国富スマートIC

国富スマートIC~宮崎西IC(一日平均利用数:約7,700台)


本庄川
小林市須木・綾町から流れる一級河川。上流には綾の照葉樹林と言った自然要衝がある。


宮崎市(みやざき-し) 県庁所在地
ようやく宮崎県の県都・宮崎市に入る。
但し、E10宮崎道と異なり、E10東九州道は西側をかすめる程度。


追越車線 2km先


宮崎西IC 2km


大淀川(橋長:350メートル)
都城を起点に日向灘に至る、宮崎を代表する河川。宮崎市内で流域が大きく蛇行する。


宮崎西IC 1km


宮崎バスストップ


宮崎バスストップ 対面通行ここまで


宮崎西IC 600m


[29]宮崎西IC


[29]宮崎西IC
 宮崎市中心街(県庁・橘通・JR宮崎駅など)はコチラへ。
西日本高速道路九州支社・宮崎高速道路事務所が併設されている。

[29] 宮崎西IC

宮崎西IC~清武IC(一日平均利用数:約6,900台)


拝啓、E10東九州道


ここから対面通行
宮崎西インターの前後で一時的に確保された追越車線が消滅。


宮崎PA 1km


清武IC 6km 清武JCT 8km
E10宮崎道との接点が近づくが、現段階では清武インター・清武JCTまでの距離しか案内されない。


国道220号情報(国土交通省)
堀切峠経由で日南方面へ向かう場合、例の場所で高潮に巻き込まれる可能性がある。
そのため、事前に交通情報を標示して、利用者に注意喚起を促している。


宮崎PA


2021年現在では上り方向の車線を利用して対面通行を行っている。
このため、下り方向の宮崎PAを利用する場合、本線から少し引っ込む。


E10東九州道(宮崎PA~清武IC)拡がります NEXCO西日本
防災対策を理由に、宮崎PAから清武インターまで4車線化工事が実施される予定。

宮崎PA(下り行き)


前述の通りに、清武インターまでは現在の上り方向を活用して対面通行を実施している。
拡幅用の空き地は最初から確保しているため、拡幅自体はさほど難しくない。


追越車線 2km先


清武JCT 2.8km


清武JCTを示した図形標示板。シンプルなはずなのに、何だか複雑に見える。


清武JCT 2km


宮崎都市圏でありながら、周辺は丘陵地だらけで大都会の印象はさほど感じられない。
徐々に鰐塚山地の姿が見えてくる。県南に限らず、E10/E78東九州道全体でも最大の鬼門。


清武IC 800m


清武IC 500m 対面通行ここまで


[30]清武IC


[30]清武IC 宮崎市清武地区・田野地区はコチラへ。

[30] 清武IC

清武IC~清武JCT(一日平均利用数:約7,000台)


拝啓、E10東九州道


清武JCT 500m


(左折) [E10宮崎道] 宮崎方面
(直進) [E10宮崎道]
(直進)[E78東九州道] 熊本・鹿児島・日南・都城・清武南インター


情報標示板。この先で無料となるためか、E10宮崎道向けのモノが1基あるに留まる。


[4-1]清武JCT


[4-1]清武JCT
 宮崎市街・宮崎空港方面は左折しよう。

<<[E10宮崎道] 宮崎市街・空港方面


熊本・鹿児島方面との乗り継ぎ区間は、暫定的に上り方向の車線を利用して対面通行。


清武JCT(E10宮崎道上り・日南方面)図形標示板


合流注意 200m先


[4-1]清武JCT(熊本・鹿児島方面)
二度目の分岐。熊本・鹿児島方面はココで左折しよう。


熊本・鹿児島方面への乗り換えには、E10宮崎道からの車両と織り込み合流が発生する。
進路変更は要注意。当該方面へは、黄色いロードペイントに沿うと安心。

[E10宮崎道] 熊本・鹿児島方面>>


E10系統ここまで(ここからE78系統)

乗り換え:[E10] 宮崎道E3九州道E98一ツ葉道路接続)
鹿児島方面は、途中の都城インターから一般道で乗り継ぎすると早い。熊本方面はえびのまで向かい、そこからE3九州道で。


実は、もしも(E10宮崎道を中継する形で)鹿児島方面の交通量が増大した時は、4車線化に併せてE10東九州道→E10宮崎道上り線へ直接乗り換えが出来るよう、専用のランプウェイを増設できるような構造をしている。

[4-1] 清武JCT

 

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